[PR] 浮気調査情報 スタートレックシリーズ感想ブログ(ネタバレ有) DS9感想 忍者ブログ
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原題は「Hard Time」

異星人の刑務所の老いさらばえた男。彼は、スパイ容疑で20年も服役したオブライエンだった。異星人・・アグラッサの司法局の人間は、彼に刑期は終了したので釈放すると告げる。20年も経って、今更行くあてもないというオブライエンだったが、外に放り出される。

そして、ベッドの上で目覚めたオブライエンは、20年経ってるはずなのに変わっていないキラの姿を見て驚く。実は、現実の時間では数時間しか経っておらず、彼は、脳に働きかけるプログラムによって作り出されたイメージを見続けていたのだ。実際服役したような記憶を与えることで、効率的かつ効果的だと、アグラッサの司法局の人間は言う。キラは現実ではない・・と慰めるが、当の本人のオブライエンにとっては、20年間の服役体験は、「現実」としか思えなかった・・。



でました!またまたオブライエン受難ネタ。毎回毎回気の毒ですが、でも、ウォーフ受難ネタよりは救いがあるのでましかも・・。やっぱ、ケイコ(とモリー)の存在は大きいよなぁ・・。

20年間服役させられた・・という苦難そのものより、その20年間を支えてくれた囚人仲間を、誤解から死なせてしまったという自責の念に、苛まされてたんですよね・・。確かに、人からイヤなことをされたり言われたりで腹が立っても、大抵は時間が経てば忘れてしまえますけど、自分が他人に対して、悪いことをしてしまった・・言ってしまった・・という罪の意識は、簡単には拭えない・・。

根が優しい人なだけに、仲間を、そして家族まで傷付けようとしたことを恥じて苦しみ、自殺しようとまで思いつめる・・。真面目ないい人ほど、思いつめて自殺し易い・・本当の悪党は、自らを責めることがないゆえに苦しまず、自殺もしないんですよね・・。

最後、オブライエンを暖かく迎えたケイコとモリーの笑顔を見て、思わずウルウル・・泣いてしまいました。多少の過ちを犯しても、ちゃんとこうして許して笑顔で迎えてくれる、家族という存在のありがたさ・・。この笑顔を、この安らぎを、オブライエンはついさっき、永久に失いかけていたのかと思うと・・。今回は本当、ジュリアンナイス!お互いがお互いを助け合う、本当にいい親友同士になりましたね。

それにしても、この回は家族・・特にお父さんを、自殺で亡くしたという方には、見るのが辛い回かもしれませんね・・。

冤罪でここまでひどい目にあうなんて!という憤りゆえに、この話に入り込めなかったというご意見もみかけましたが、でも、実際今の世の中で、冤罪で、記憶どころか命そのものを奪われてる人もいるでしょう。

それにそもそも、裁判なんぞ行われることなしに、何の罪もない人や子供が大勢、爆撃や銃撃で問答無用でいきなり殺されてる訳ですし。それを思えばまだ、時間はかかるでしょうけど、克服出来るであろう「傷」程度で済ませたアグラッサは、マシな方といえるのかも・・。今、前述の酷い行為を地球上で行ってる連中に比べれば。勿論、質問程度でスパイ扱い→即、刑執行ってのは酷い・・改善して欲しいですけども。

人が人を裁く難しさ・・人がやる事な以上、必ず間違い(冤罪)は起こりうる・・それを思えば、やはり死刑は廃止すべきのようにも思えますが、過失ではなく、故意で人の命を奪った以上、自分の命で贖うしかないとも思える・・。

とりあえず、性犯罪の重罪人には、宮刑を与えるべきだとは思いますが。
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原題は「Rules of Engagement」

悪夢から目を覚ましたウォーフは、監禁室の中。オドーは彼に、あと4時間で裁判が始まると告げ・・。



ウォーフ(orオブライエン)受難ネタはちょっと、食傷気味・・って、次の話はオブ受難っぽいですけど(←イントロダクションだけ見た)

なんでしょう?同じような、故郷を石もて追われた(?)系の境遇でも、オドーやガラックには感じない悲壮感・・気の毒感が、ウォーフにはある・・そつのないオドガラに比べて、不器用な人だからでしょうかね。あと、子供がいるってのも大きいのかも。自分ひとりだけの問題じゃないですもんね。

ギョロ目が印象的な訴追人を演じてた役者さんは、TNGの「遺伝子操作惑星」に出てた人とのことで、多分、保守的で秩序を重んじる役割の人ではないかと。

証人の、証言のシーンの演出が新鮮で面白かったんですが(特に、いかにも彼らしいクワークの証言が・・)、オチがちょっといまいちかも。クリンゴンも、オドーがちょっと調べれば分かるような事件の死者の名簿を流用して、企みごとすんなよ・・というか。それだけオドーの情報網がすごい・・ということなのかもしれませんが。

最後、ウォーフをさとすシスコの言葉が重かったですね。「君は艦隊士官であり市民を危険にさらしてはならない。そのために戦いに負けたり、命を落としたりしてもだ」 市民の命を守るという義務の前では、自分(達)の命を守る権利すら、彼(ら)は失うのか・・と。

どちらかといえば、それまでオブの証言よりは、ウォーフの証言に気持ち傾いていたので。自分達が死ぬだけではすまない・・護衛中の船団の人達の命まで、ウォーフはその双肩にかけていたんですから、あの発砲もやむなし・・と。

クリンゴンの戦艦との1対1、サシの勝負の時だったというなら、「自分達だけが生き残るために民間船に発砲した」と、非難されても仕方がないと思いますが、カーデシアの船団という、「守るべきもの」を背負ってた訳ですから、難しい問題ですよね。うっかり者の民間船守るために、協力体制にある民間船死なせていいんか・・という。

でもまぁ確かに、生き残るためにだったら、何をしてもいいという訳ではありませんけど。

なんか、TOSの「ゴリラの惑星」を思い出すというか。

しかし多くの方がご指摘のように、そもそも船団襲ってきたクリンゴンが悪いっちゅう話ですよね。クリンゴンなりの(戦争の)大義名分・・「カーデシア上層部は、可変種に操られているから」というのがあって、クリンゴン的にはOKなんでしょうけど。

そういう(アホらしい)大義名分のもとの、過失でも何でもない、「故意によるカーデシアの民間人大量殺害」は罪に問われることがないどころか勲章もので、ウォーフの「過失による民間人441人死亡」は殺人罪で起訴て・・。まさしく、チャップリンの「殺人狂時代」・・「ひとり殺せば殺人者。百万殺せば英雄」ではないですか。
原題は「Accession」 (地位・権利・資格等の)就任、即位、取得、継承、相続

久々にケイコがモリーと共にDS9に帰ってきた。オブライエンは彼女達から、2人目の子供がケイコのお腹に宿ったことを知らされる。

新婚の男女が、ヴェデクに連れられて「選ばれし者」シスコの祝福を受けに司令室までやってきた。そのお願いを快く受け入れ、彼らに祝福を授けたシスコであったが、「選ばれし者」の地位に伴う、こまごまな雑事はともかく、自分が「信仰の対象」であるという事実に、いまだしっくりこないものを感じていた。

そんな折、ワームホールから、入った記録のない船が出てくる。それは以前シスコが設計図を頼りに自作したベイジョーの昔の船と同じタイプで、300年ほど昔のものだという。その船の中から救出されたベイジョー人男性は、自分は「選ばれし者」だと名乗った・・。



すっかり懐疑的なものの考え方が身についてる私(達)は、ヴェデク・ポルタが、デジャーラを復活させたいと願う復古主義的な人間で、何もかも彼が仕組んだことでは・・?アコレムは本当に、昔から来た人間か・・?とか、疑いまくってましたが、預言者達が、シスコに「選ばれし者」の自覚を促すため(?)に差し向けた訳ですか・・。

カーデシアによるベイジョー占領は勿論、許されざる酷い歴史な訳ですが、それでも、デジャーラというカースト制度を結果的に破壊し、ベイジョー人に職業選択の自由を与えた・・。占領を、決して肯定していい訳じゃないですけど、預言者達の、「デジャーラはシスコが過去と呼んでいるものの一部だ、過去は二度とよみがえらないものだとシスコが言っていた」という、あの言葉が・・。

ベイジョー人が独立を回復しても、デジャーラは回復させなかった・・させなかっただけの、合理的な理由があった・・やはり、本人の資質や努力関係なしに、生まれた家で職業や「位」が決まってしまうってのは間違ってる訳で・・。

カーデシアによる占領も、れっきとした事実・・流れた時間・・。占領そのものは悪でも、その間に起きたこと、何もかもが悪という訳ではない・・(ジヤルのような子にとっては、占領がなければこの世に生まれてくることが出来なかった・・ということになりますし) 清濁併せ呑んで、人間の時間は流れ、それによって、「現在」が形成されている・・。

預言者達が、アコレムは「怪我をした方」としか認識してないのが、シスコは「シスコ」って固有名詞で呼んでるあたり、やはりシスコっち(?)は特別な、「選ばれし者」なんだよなぁ~という感じ。

原題は「Bar Association」

ガンマ宇宙域から、ディファイアントがDS9に帰還した。指揮をとっていたウォーフは、この艦が気に入っているらしい(やっぱ、連邦艦の中でも戦闘用に特化されてて、クリンゴンの好みにあうんでしょうね)

一方、オブライエンとジュリアンが、ホロスィートの、アイルランドvsバイキングのプログラムを遊びにやってきたクワークのバーは、閑古鳥が鳴いていた。ベイジョー人達が浄化月間で、一ヶ月あらゆる楽しみを絶つせいである。売り上げ不振でクワークの機嫌が悪い中、ロムは体調を悪くしていた。リータは心配するが、医者へかかる暇も与えられていないロムは、マミー直伝の薬を耳に流し込んで直そうとする。しかしとうとう、ぶっ倒れてしまい・・。



ロムを診察したジュリアンが、「後2日も遅れたら、天国で新しい命を競り落としているところだ」・・さすがにフェレンギと付き合いが長いので、彼らの「あの世」観も知ってるんだなぁ~と。

「ウーマックスのやり過ぎ」・・(笑) そ、それって、人間にあてはめて言うと(自主規制)のかき過ぎと同じことでは・・。

で、劣悪な労働環境に、それでもこれがフェレンギじゃ当たり前・・と諦めていたロムが、クワークの、給料カット宣言+弟なんていなきゃよかった・・というあんまりな言葉に怒って、ジュリアンからアドバイスされた「組合」を結成。

一方、またジャッジアと剣の練習をしてた(仲がええのぅ)ウォーフは、私室に泥棒に入られて大激怒!ノーグから買い取ったあの歯磨き機、そんな、盗む価値があるくらいの値打ちものなんですか?(個人的には、人が使ってたのなんて嫌・・) まぁ、歯にあたる部分はカートリッジで取り替えられるのかもしれませんし、フェレンギのノーグが使ってたってことは、グリップがラチナムで出来てたりするのかもしれませんが・・。

自分でとっ捕まえた泥棒をオドーに突き出したウォーフは、保安がなってない!エンタープライズではこんなことは無かった!と彼に文句を言いますが、そこはオドー。ちゃ~んと、エンタープライズの記録を確認済みで、エンタープライズの過去恥部(笑)・・フェレンギやら過去人やらに船を乗っ取られたり泥棒されかけたり・・を列挙。そうなるとウォーフも黙らざるを得ない・・とにかく、いろんな船が行き来する、多様性に満ち満ちたこの環境に、ウォーフはまだ、慣れることが出来ないようで・・。

逆にオブライエンは、転送室で、修理のお呼びがかかるのをただ待ってたエンタープライズよりは、毎日どこかしら仕事があり、頼りにされていることを実感出来るDS9の方が楽しいという。

ロム達の組合はストに突入・・それに、クワークは自分のホロをボーイ代わりに使って抵抗(笑) なんだかんだしてるうちに、FCAのブラントが聞きつけてスト介入・・ロム本人を痛めつけても殉教者が出るし、リータはかわい過ぎる(笑)という訳で、ロムが大切に思ってる人間=兄貴であるクワークを、手下のノーシカンに命じてぼっこぼこに!

このくだりで、クワークが「弟を傷つけたくない」と言ってるのがいいんですよね。普段はひどい兄さんですけど(笑)、いざとなるとやはり・・。

この回のノーシカンは、なんかTNGに出てたのよりは簡易版?というか、小柄な感じであんまし、怖くないですね・・。

結局、表向きクワークが勝ったと見せかけて、実は裏では条件を飲む・・ということで組合は解散。ロムは、兄を愛しているし、兄も兄なりに自分を愛してくれてることを理解しつつも、距離を置く必要を感じてステーションのメンテナンス技術者に転職。「自分が面倒みなきゃ」と思ってた弟の成長と自立に、クワークはまだ半信半疑・・といった様子でしたが、「お客」としてのロムの注文を受ける。

なんというか、肉親同士でも、お金(仕事)がからむとややこしくなってくる・・っていう、まさにアレですよね。この話は。

それにしても、前回の「モーグの息子たち」と、同じ兄弟ネタでありながら、クリンゴンとフェレンギだと、ここまで違いますか・・(笑)

カタツムリのジュース・・殻は込みなのか取り除いてるのか・・しかし、取り除いてたらナメクジのジュースと大差なくなってしまうような・・。

ウォーフは結局、ディファイアントの艦内に住むという・・(笑) なんか、エネルギー的に無駄のような気もしないでもないんですけど・・。

原題は「Sons of Mogh」(そのまんま)

ホロスィートのプログラムで、バトラフを持ったジャッジアと、小型の剣・メクラフで勝負していたウォーフは、エアロックで酔っ払ったクリンゴンがウォーフを呼んでいる・・というオドーからの連絡を聞き、現場に駆けつける。

そこには、ここ数ヶ月行方をくらましていた、ウォーフの弟・カーンがいた。彼はウォーフに、「モクトヴァの儀式で自分の命を絶って欲しい」と言い出し・・。



カーンを演じてるのは、「父と子」でおっちゃんジェイクを演じてたトニー・トッドな訳ですが、カーンやってる方が、かっこよく感じる・・。やはり、吹き替えの声がロイエンタール(若本規夫さん)だからか・・。脇役なのに、無駄に(笑)かっこ良過ぎる・・そう感じさせてしまう、若本マジックおそるべし!というか・・。ライカー(大塚明夫さん)とはまた違った、ハンサム声。

ジャッジアはすっかりウォーフと仲良くなってますね。

弟を生かすため、記憶も消して顔も変えて・・。何もかも忘れたはずのカーン(改めロデック)が、それでもウォーフに「あんたも俺の家族か?」と話しかける・・それに対して、「俺に家族はいない」と言うウォーフ・・(泣) 悲しいラストですねぇ。

連邦とクリンゴン、別々の世界で、隔てられて育てられたがゆえに、共に生きることがかなわなかった兄弟・・。

こんなことになってしまうなら、カーンは育ての親のもと、本当の出自を知らないまま生きていた方がまだ、幸せだったんじゃないかな・・という気が。

それにしても、こんな解決策を採れるということは、カーンには妻子がいない訳で、「ウォーフより男前」(TNG時代の次姉の弁)な彼をほっとくなんて、クリンゴン女性は見る目がない?というか何というか・・(ゲイという可能性もありますが)

原題は「Return to Grace」

カーデシアの前線基地に赴き、ベイジョー情報部のメンバーと共にクリンゴンに関する情報交換を行うことになったキラは、DS9に現れたデュカットの姿を見て驚く。デュカットは、基地まで彼女を送る、カーデシア貨物船の船長が自分だというのだ。つまり、左遷させられた訳で、ベイジョー人との間の娘・ジヤルを連れ帰ったため、軍事顧問の座を失っただけでなく、実母からは絶縁され、妻は子供と家を出た・・しかしデュカットは、失ったものは必ず取り返すと、意気軒昂で・・。


 デュカット、出かける時にキラの荷物をもってあげるのがいい感じ(あちらさんの社会の、当たり前&さりげ?なレディーファースト、いいよねぇ)

そして何気に、ダマール登場。ちゃんと最初から見てた人は、まさか彼があとあと結構重要キャラになるとは、この時点では夢にも思ってなかったでしょうね・・。

ジヤルに護身術を教えてあげたり、この頃は、「上官の娘」として、それなりに普通に接してた訳で、あとあとのことを思うと複雑な気持ちになるというか何というか・・。

前線基地を襲ったクリンゴン艦を、無謀にもオンボロ貨物船で攻撃しようとしたデュカットに、キラは反対しつつも、いざ攻撃となったら、より有効な攻撃目標を指示するあたり、業の深さ(?)を感じさせるというか・・。

そんな彼女を、有能な戦術家として(そして勿論、異性としても)欲するデュカットの口説き文句が・・。自分を好きになってくれなくてもいい・・嫌ってもいいから、協力して欲しい・・と。ジヤルに話した通り、キラはデュカットを永久に赦すことは出来ない訳で、そのことはデュカットも分かっているはず・・自分を絶対愛さない、赦さない女を、そうと知っていても、それでも欲する・・そして受け入れられるという・・。

普通、相手に嫌われたら即終わりというか、諦めてしまいそうなもんですけど、そういう部分を突き抜けた(?)彼の愛(と呼ぼう)は、自分本位・・自分勝手ではありますが(キラの立場に立てば、うっとおしい?)、結構すごい?というか。

まぁ、単に、「キラも自分ならいつかは落とせる」と思ってるのかもしれませんが・・(自信過剰・・) 権力を回復したら、こ憎たらしいガルを左遷してやる・・とか妄想してる性格の悪さも、彼らしくてかわいい(?)です。
 

st46.png原題は「Crossfire」

オドーは、朝の週間報告を受けに保安室にやってくるキラのために、ラクタジーノをレプリケートしたり、いろいろ気を配っているのだが、あくまで彼女にそんな気振りを見せない(←パッドを眺めたりして、さりげを装うのが、いじらし過ぎる~!)

そこにクワークがやってきて、オドーに騒音の苦情を申し立てる。クワークの部屋はちょうどオドーの部屋の真下で、オドーが変身の練習で出す物音に、耳のいい彼は我慢がならないのだ。

一方、DS9にはベイジョーの首相シャカールがやってきた。彼を見たジャッジアはキラに、「何で黙ってたの。いい男ね」と言う(←それは、君に盗られるのが心配だったんじゃ・・)

シャカールはプロムナードの人々の前に姿を現すが、オドーはシスコに、シャカールの暗殺を企てる者の通信を傍受した旨を告げる。



シャカール役の人は、TNGの「愛の亡霊」でビバリーをこましていたロニン役の人とのことで、やはり(アメリカの)女性受けする優男系なルックス・・ってことなんでしょうか。

暗殺計画を聞きつけても、予定を変えないシャカールと補佐官。確かに、地位の高い政治家に脅迫はつきもの・・いちいち屈していては、政治家としてやっていけない訳ですが・・。結局、シスコはオドーに警備強化を命じますが、この大事な時にエディングトンは休暇中・・ライサで羽をのばしているのか?エロハゲめッ!(←誰でもライカーと同じ基準で考えないように) 結局、エンタープライズで保安部長をやってた経験のあるウォーフが、エロハゲ・・いや、エディングトンの代理として、オドーと協力して警備にあたることになります。

「秩序」を愛するオドーとウォーフの会話が・・(笑) ぶらりと自室を訪れることがあるオブライエンに、ウォーフが「もう少し迷惑そうな顔をすればこなくなるかも」、オドー「がんばって」・・がんばってじゃねーよ!オドー!(笑) ウォーフ、(数少ない)友達無くすって!「秩序」だけの生活は寂しいよー!それを掻き乱してくれる、友達のありがたみを、分かってないのね、2人共・・。

シャカールとキラの様子が気になるオドーを見て、その、キラへの気持ちに気付くクワーク・・今まで気付いてなかったんかー!(まぁ、それだけオドーが気持ち隠すの上手かったということか)

そして、自室で(よりにもよって)オドーに対して、キラへの気持ちを打ち明け、恋愛相談をブチかますシャカール。彼の「打ち明けると友情まで失いそうで恐い、しかし打ち明けなければ大事なものが指の間からこぼれ落ちていってしまうかも知れない」という台詞が、そのまんまオドーの気持ちにあてはまって、見てるこっちはオドーの胸中を察するに「あぁ~!」と、たまんない気持ちになります・・。

クワークに、キラへの気持ちを指摘されたオドーの動揺っぷり・・(笑)

目標塔でいい雰囲気になるシャカールとキラ・・そういえばこの場所って、たびたびロマンチックな場面で登場してますよね。DS9きってのデートスポット?

そして、シャカールとキラの様子に気をとられたオドーが、とても彼らしくない、とんでもないミスを犯してテロリストの罠に落ち、3人が乗ったターボリフトが墜落しかかる・・すんでのところで、流動体生物としての特性でリフトをストップさせることに成功し、からくも命拾いしますが・・。

とうとう、キラとシャカールは結ばれる・・。その、部屋の前で一晩中、シャカールの警護のため立たされ続けたオドー、キラにシャカールとのことを打ち明けられ、「あなたは一番の友達だわ、あなたに一番に打ち明けられて良かった」と告げられるオドー・・(哀)

犯人はウォーフが捕まえてしまい、プライベートも仕事も散々な「負け戦」となったオドーは、部屋で暴れまくる!!

パジャマ姿のクワークが物音を聞きつけてオドーの部屋にやってくる・・「強硬突破だ」って、ドア開けられるんかよ!!(笑) それにしても、彼のパジャマ姿は普段着に比べてシックで、よっぽどまともに見えます・・(笑)

で、彼らしい言い方でオドーを励ましたクワークに対して、オドーが「変だな。一瞬だがお前が友達のような、そんな気がした」、それにクワークが「バーカ」とカエす・・このやりとりが最高(笑) 2人の、トムとジェリーな友情物語におけるクライマックスシーンといえるのかもしれません。

結局、キラのことを思い切る決心をしたらしいオドー。クワークの励ましに対し、ささやかなお返し・・床の防音処置をしてあげる(←やさしい)

どのシーンだったか忘れましたが、オドーが「ガビーン」とショックをありありに出してる顔、印象的でした。オドーは特殊メイクで表情が出し難そうな気もしますが、ちゃんと、豊かな感情が伝わってくるんですよね。

それにしてもいじらし過ぎるオドー&ニブ過ぎるキラ・・。「私のような流動体生物などキラ少佐が愛してくれるはずがないのに」・・ラクサナがあんたに惚れてたでしょうが!固形種の女に愛された経験あるんですから、もっと自信をもって欲しいものです。
原題は「Paradise Lost」

シスコは、パワーリレー破壊工作について調べるうち、可変種のしわざだとしたら、一体どうやって全地球管理局に入れたのか、コードを入手できたのか・・と、次々に疑問がわいてくることに気付く。そしてオドーが、アカデミーのエリート集団「レッド・スクワッド」の、不自然な転送記録を発見する。

シスコがその記録についてアカデミー校長と連絡をとると、校長はレイトンの指示でレッド・スクワッドが動いたことをもらし・・。 



ワームホールの異常も、パワーリレーシステムの破壊による停電も、全ては可変種のしわざにみせかけたレイトンの工作であるという、衝撃的な事実があきらかになる後編。

今の地球の防衛体制は、可変種の脅威に対してあまりにも無防備過ぎる・・と考える彼は、「脅威」を自己演出することで、市民に強権的な軍事防衛体制を許容させ、なおかつ、連邦大統領の実権を停止・・自らがトップにたつことで、地球という故郷・・「楽園」を、守ろうとした訳ですが・・。

やはり、選挙で選ばれた、文民による統制=シビリアン・コントロールという、民主政治の大原則および生命線を、否定する彼のやり方は許されるものではない・・いくら、可変種の脅威が大きかろうとも。可変種と戦う前に、身内同士で血ぃ流してたら世話ない・・というか。

可変種の恐ろしさは侵攻そのものだけでなく、その存在のプレッシャーで、シスコが一瞬、父を疑ったように、家族が家族を信じられなくなったり、レイトン側とシスコ側・・考えが異なる連邦艦同士が、撃ちあって死者まで出す・・。相互信頼を崩し、内部崩壊を招きかねない・・自滅へ向かわせる、そういう恐ろしさもあるんですよね・・(怖)

実際、既にクリンゴンはカーデシアと戦争をして、同じアルファ宇宙域の種族同士で殺しあってる訳で・・。

こんな事態を招いても、それでも最後の最後は血迷わなかったレイトン・・冷静に、階級章を外して去っていく彼の捨て台詞・・「今日のことを、君が悔やむ日が来なければいいが」が重い・・。確かに、厳しい防衛策をとらなかったことで、地球が可変種に蹂躙され尽くす、その可能性だって無い訳ではない・・。

レイトンも、トム・ライカーを思い出させる・・彼らは本来、理性的で心の優しい人(多分) 良かれと思って行動を起こした、その心根の優しさは確かなもの・・ただただ、手段・・やり方が間違っていただけで・・。

それにしても、ノーグは誰がレッド・スクワッドかは秘密・・と言ってましたが、時々彼らだけで特別な訓練を行っているなら、「しょっちゅう別行動をとる優秀なアイツ」ってことで、ノーグでなくてもすぐ誰がメンバーだか、気付きそうなもんですけど・・。
原題は「Homefront」

ワームホールがいつもと違う様子を示す中、オドーはジャッジア&クワークのイタズラ・・家具の位置を変えたことに激怒していたが、シスコに呼び出されて司令室に向かう。

惑星連邦とロミュランの会議の場が爆破テロに遭うという、とんでもない事件が起き、オドーもその記録映像を見せられる。それには、会場に置かれた壷が、爆破の瞬間変形するのが映っていた。爆破のあとには可変種の痕跡は残っておらず、シスコはふるさとの地球に可変種が潜入していることを知る。



自ら神を殺したという、「いかにも・・(笑)」なクリンゴンの考え方に、とまどいあきれるキラ・・それに対する、「ほっときゃいいんです」というオブライエンの一言が面白い(笑) さすがにウォーフとつきあいが長いので、クリンゴンあしらいがうまいというか何というか・・。

地球へ向かったシスコを出迎えた、かつて彼の上官だったレイトン提督と、その副官ベンティーン中佐。2人ともなかなか見栄えのいい美形・・後で調べて知ったのですが、ベンティーン中佐役の人は、TNGのリア・ブラームス博士役だった女優さんだそうで。ベンティーンとしてもきれいですけど、「ジョーディー憧れの人」ブラームス博士の方が、やはり「美人」を全面に押し出していたような・・。

そして、パパシスコ(いや、爺シスコと呼ぶべきか?)こと、ジョセフの店で、アカデミーに入ったノーグとジェイクの再会。地虫が、他の普通の料理に混じったりすることは無いんでしょうかね・・?

ジョセフの「男がベッドに入る時」が・・(笑) 頑固な父ちゃんですが、粋な人です。

可変種がレイトンに化けたり、地球のパワーリレーシステムがダウンしたりで、シスコはレイトンと共に、及び腰の連邦大統領を説得し、戒厳令をひかせますが・・(以下後編に続く)
原題は「Our Man Bashir」

ホロスィートで、007ばりのスパイが主人公のプログラムで遊ぶジュリアン(あの、名前の名乗り方からしてボンドですよね・・)のもとに、招かれざる客・ガラックがやってくる。なんだかんだで結局、2人で遊ぶことになったが・・。



TNGでもありましたが、「お遊び」のはずのホログラムが「命懸け」・・途中で止められなくなってしまうという、あのパターンの話。

原因は、シャトル爆発事故で転送されたシスコ達の転送パターンを、非常措置としてステーション内のコンピュータに入れたところ、その肉体のデータが、ジュリアンが遊んでるスパイのホログラムの登場人物に組み込まれてしまい、途中でプログラムを止めたり、その登場人物が死んだりしたら、データが壊れてしまい、実体化出来なくなってしまうから・・という。

とにかく、ジュリアンのスパイプログラムのベタさ加減+それに登場する、本来のキャラクターと全然違う司令部面子が面白い・・(笑)

コンピュータに自動的にふられた役割でもやはり、脇役・・人(ドクター・ノア)に使われる立場なチーフ・・(笑) 

ピンチを脱するため、ジャッジアの扮する博士を口説くジュリアン+それに「クサいです」とツッコむガラックが最高・・(笑)

エディングトンがオドーやロムと協力して5人救出に頑張ってて好感でしたが、オドーのゆってた、犯行声明を出したカーデシアの分離主義グループが、今まではこんな手段に訴えたことがなかったという、あの一言がちょっと気になります。

自分達がやった訳でもないのに、嘘で声明だす・・ってのもあるじゃないですか(手間・・費用も人命もかけずに自分達の威を誇れるので) 何かのネタフリなのかな・・と。まぁ、本当にそのグループがやったのかもしれませんが・・。

スパイものということで、美女登場数の多い回。キラやジャッジアのいつもと違う格好も新鮮でしたし。

しかし、いつもと違う・・ということは、セットとか、予算を結構オーバーしなかったのか・・?という気も。
●2001年7月から某所で書いていた感想日記の移植版です。 ●基本的にテレビ本編&映画の感想はネタバレ有、小説の感想はネタバレがある場合「続きを読む」で・・というスタンスです。 ●ブログ内の画像の無断転載・二次使用はお控え願います。
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