[PR] 浮気調査情報 スタートレックシリーズ感想ブログ(ネタバレ有) DS9感想 忍者ブログ
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原題は「Family Business」

ジェイクが父に、紹介したい女性・・イエイツ船長が、ステーションに戻ったことを告げる。会うことは承諾したシスコに、ジェイクは「絶対気に入るよ!」と自信満々。

一方、クワークの店にFCA・・フェレンギ会計監査局の監査官ブラントがやってきて、監査令状を貼り付ける。驚き、震え上がるクワークとロム。 



この話も「新・金儲けの秘訣」同様、オドー役のレネさんが監督だそうで、レネさんはフェレンギものが得意・・というか、好きなんですね。

フェレンギの、極端な女性差別はムカつきますが、何から何まで金次第という描写は面白い・・(笑) それに、差別に反発して戦いつつも、最後の最後では家族のために折れてみせる、母親らしい優しさを忘れない・・でも実はちゃっかり、儲けの大半は隠しておいたという、したたかなイシュカがいいですよね~。

普段は気弱なロムが、家族の危機に本気で怒って、イシュカとクワークを話し合わせたのも良かったです。

そしてもう一方の話の筋・・シスコとイエイツ船長の話ですが、野球という共通の趣味があったからこそ、ジェイクは絶対気に入ると確信してた訳なんですね。なるほど、なるほど。

しかし、初めて会った時に、シスコに荷崩れを直す手伝いをされるのを断った(=船内?に入られるのを嫌がった)のは、のちのちに関する伏線・・なんでしょうかね?
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原題は「Explorers」(探検家達)

ベイジョー人ダボガール・リータに声をかけられて舞い上がるジュリアンは、そこに現れたジャッジアに「消えてくれ」と書いたパッドを手渡すが、ジャッジアの去り際の一言・・「レキシントンが立ち寄るって知ってた?」を聞いて、慌てて彼女を追いかける。レキシントンの医療主任エリザベス・レンズは医療学校時代の同期で、彼女が首席、自分が2位・・だったのだ。

一方、ベイジョーの図書館開館セレモニーからステーションに戻った、ヒゲをはやしたシスコは、800年前・・地球の西暦で1570年頃、既にベイジョー人は宇宙船でカーデシアまで旅をした・・という、伝説の船を再現するつもりだと言い出す。
 

ハードな内容の前後編から一転、古代船が幻想的に美しい、平和な話。

いくらシスコが優秀な士官でも、造船部門の専門家でもない彼が造った船によく乗るよな、ジェイク・・と感心。私だったら絶対、おとんが作った筏とか、乗りませんから(笑)!(たとえ昔、造船所に勤めていたとはいえ・・)

で、自分が安心してステーションを離れられるよう、父にステディになれそうな人を紹介しようとまでする・・本当、できた子というか、しっかりしてますね~。

一方、レンズがDS9を志望していたら、自分はここにはいなかった・・ここで実績を積んでも、所詮2番手に過ぎないのではないか・・という劣等感に苛まされていたジュリアン。クワークの店でレンズに見向きもされなかったことにショックを受けて、オブライエンの部屋で大酒・・。まさに、ケイコが留守だからこそ出来た酒盛りでしたね・・(彼女とモリーがいたら、「うるさい」と叩き出されていたに違いない・・)

結局、レンズはジュリアンを無視していた訳ではなく、アンドリアンだと勘違いしていただけで、同期皆の憧れだったレキシントン勤務も結構地味で大変・・彼女がむしろ、DS9=ひとところで腰を落ち着けて研究できる環境がうらやましい・・というのを聞いて、ジュリアンは自信と誇りを取り戻す。

シスコ達の船はトラブルに見舞われたが、結局そのトラブルこそが、古代船がカーデシアにたどり着けた秘訣だと判明するラスト。

カーデシア領に達したシスコ達へのデュカットのメッセージ・・「偶然にも、古代船の不時着現場が発見された」・・つまり、ずっと前からカーデシアは古代ベイジョー人が成し遂げた「偉業」を知っていたのに故意に隠していた・・こうして、シスコが証明した以上、隠しておく意味がなくなったので公表した・・ってあたりが、本当、「政治」ってのの嫌らしさを示してて、DS9らしいシニカルさもあるオチですが、それでも、古代船のビジュアル+その船で、古代人に想いを馳せながら、父子鷹で宇宙(そら)を飛ぶシスコ達・・は、ロマンチックで独特な雰囲気を醸し出してるというか。
原題は「The Die Is Cast」

ガラックがいないので、オブライエンと昼食をとるジュリアン。いつもの癖で議論をしながら食事する彼だったが、相手はガラックではないのでノッてこない。

そんな折、DS9の周囲に、ロミュラン艦とカーデシア艦の連合艦隊が、遮蔽をといて現れる。ステーションからの問いかけに応じないかわりに、攻撃もしてこない彼らは、ワームホールへ向かう。その様子を見て、彼らの意図が、ガンマ宇宙域を攻撃することだと気付いたシスコ達は、宇宙艦隊に最優先チャンネルを開く・・。



ガラックに4時間も見つめられて(←・・・・)自供した医者曰く、「目が怖い」・・そりゃ、ダーティ・ハリーの「さそり」ですもんねぇ。

提督の命に逆らい、軍事裁判覚悟で部下・・オドーを救うためにディファイアントで出動したシスコが、提督からの通信を「聞かなかった」ことにするため、「本当にそう言ったのか?」と尋ねると、彼の意をくんで「亜空間干渉が発生している」というキラの、ツーカーなやりとりがいいですわ~。

そしてやはり、最大の見せ場は、ガラック→オドーの拷問シーン。

拷問を受けて、肉体的に苦しんでいるのはオドーなのに、それ以上に、精神的な苦しみをモロだしにするガラックが・・!国・・カーデシアに復帰するためには、友情を感じ始めているオドーを痛めつけて情報を引き出さなければいけない・・その狭間で苦悩・・「嘘でもいいから言ってくれ」と、拷問を加えている側であるはずのガラックが、相手に懇願する・・。そしてオドーは、仲間の「偉大なるつながり」に戻りたいという、誰にも打ち明けなかった秘密を吐露、それを聞いた後、机にひじをついて頭を抱えるガラックの姿が「もぅ!」という感じ。

ここまで彼が人間的弱さや苦悩といったものをあらわにしたシーンは初めてで、ぐっときました。←勿論、誰も見ていないところで・・ってのがやはり、彼らしいですけど。それでも、視聴者には人間らしいとこ見せてくれた訳で。

また、結局作戦は創設者側の罠で、全滅の危機に陥った連合艦隊から、テインを連れ出して逃げようと必死で彼を説得するところや、結局説得しきれず、オドーに殴られ&担がれて脱出・・その後、ジェムハダーの戦闘機に撃ち落されそうになり、死を覚悟してオドーに、こんなことに巻き込んですまない・・と謝るのとかも、人間らしくて・・。オドーも、勿論怒ってはいるけど、「故郷に帰りたい」と願う、ガラックの気持ちは分かる・・と、彼にシンパシーを表明するのもいい感じ。

結局お互い、「故郷に帰りたいと願いながら、帰ることは出来ない」、似た者同士の「異邦人」なんだ・・と気付いた2人が最後、朝食をとる約束をするまでになるってのが!う~ん、男同士の友情(美)

実は創設者が化けていたロミュラン士官・ロヴォックが、「我々は同胞を決して傷付けない」と、オドーにシャトルのキィを渡して逃してくれますが、でも結局その後、オドー達の乗ったシャトルは、ディファイアントが助けに来なければ確実にジェムハダーの戦闘機に撃ち落されてた訳で、創設者も、賢いようでいて結構、やることが片手落ちだと思ったのは私だけでしょうか・・?(ジェムハダーに分かるような識別信号出す装置とか、渡したれよ)

クワークが、ガラックの店の敷地の後釜として構想していたというアルジェリア式マッサージパーラー・・多分、性感マッサージみたいな感じなんでしょうね・・(笑) そりゃ、「子供大好き!」なシスコが、そんな店プロムナードに開くの許可する訳ないわな・・。
原題は「Improbable Cause」

ガラックの店が、ジュリアンとのランチを終えた店主が戻った瞬間に爆破される。幸いにガラックは無事だったが・・。
 

ガラック、人から殺されそうな、心当たりがあり過ぎる(笑)人だしな~・・と思ってたら、身の危険を感じて打った先手・・自作自演だったとは!(驚) どこまでもしたたかな人ですこと。狼少年の話も、「同じ嘘を二度つくなってことですよ」だし(笑) 狙われるような心当たりを訊かれて、冗談で「キラ少佐かも」という彼に対する、「キラ少佐だったら、もう生きていない(=確実に殺されてる)」というオドーのカエシも面白い。

「店を爆破するのは結構楽しかっただろう?」と問うオドーに、「・・確かにそんなに悲しい気持ちにはならなかった」と答えるガラック。今回は(この会話に限らず)裏(?)世界に足突っ込んで生きる男同士が見せる、ブラックな面がいいんですよね~。(自分の店とはいえ)爆破・・スパイとしてのやりクチを実践している瞬間にこそ、「生きている」ことを実感するんでしょう。少なくとも、針を動かしている時の数千倍も。現実の世界で身近にいて欲しいのは、縫い仕事に生き甲斐を感じるテーラーですけど、こうしてフィクションのお話の中では、度し難い、危険な性(さが)に抗いきれないスパイに、人は魅せられる訳で・・。

で、非情なだけのスパイかと思いきや、お互いを母子同然?に想いあってるらしい老女が出てくるという・・どこまで「おいしい」んだよ!(というか「お約束」?)アンタ。

テインを追う、危険な旅に出るガラックを見送るジュリアン・・このシーン、どう見ても恋人同士の「それ」でショ!(笑)

そしてシャトルの中での、オドーとガラックの心理分析合戦!お互い非情な男だと思ってたのが実は各々、大切に想う人がいる・・ということに気付く・・。

そうこうしてるうちに、ロミュランのウォーバードに乗ったテイン・・助けに来たはず(少なくとも、ガラックにとっては)の相手にとっつかまる2人。テインはオブシディアン・オーダーに復帰し、タル・シアーと組んでドミニオンに先制攻撃をかけるという。

オライアス星系で戦艦を製造・・トムの事件での話が、こういう形で繋がってくる訳ですね。トムの、少なくとも「嗅覚」は、やはり確かだった・・優秀な軍人のそれだった・・アプローチの方法・・「手段」が間違ってただけで(その間違いが致命的だった訳ですけど)

帰して貰えないオドーに比べて、逆に自由を保障されたガラックは、テインの部下・・元の鞘におさまり・・(以下次回に続く)
原題は「Through the Looking Glass」

クワークとモーンの、ねずみ賭博の企みを止めさせたシスコに、いつもの服装と違うオブライエンが声をかけてくるが、司令室に向かおうとしたシスコの背中に、彼は銃を突きつけてきた。 



平行世界ネタ。惜しくも前の平行世ネタを録り逃がしたので、いまいち情勢や人間関係が分かってなかったんですが、面白かったです。前の話、見たいんですけど、1話のためだけに1シーズン丸ごとDVD買うのもなぁ~と(DS9もTNGみたいに1シーズンを半分ずつ売ってくれたらいいのに・・) また、スーパー!ドラマTVで放映してくれるまで、3年↑待ち?

やはり、ナナ・ビジターの悪女演技がハマリ過ぎ!の、司令官キラがサイコーですよね。あの人間椅子といい衣装といい、バイ?なところといい・・(笑)

ジュリアンも髪型が違ってたりヒゲがあったりで新鮮。なんかこの、平行世界の格好の方が、普段のジュリアンより見た目、かっこいいんですけど・・。

ジャッジアに前髪があるってのも新鮮。長いのもいいですけど、今回の髪型も似合う!そしてシスコ・・彼は、(ジュリアンの積年の謎の)「トリルの模様がどうなってるのか?」を見てしまったということですかーっ!?役得にも程があるぞ!(笑)

そして、自分の世界では失ってしまったジェニファーに再会するシスコ。こっちのジェニファーも、初めてまともな夫に会えたと思えたら別の世界の人で、すぐ戻っていってしまうなんて気の毒・・。でも、(戦士としては一流でも)夫としては最悪だった彼と、気まずい関係のまま死に別れて終わった関係を、こういうまともな人と、少しだけやり直すことが出来て、いい思い出に変えられそう?というか。とにかく、新しい一歩を踏み出せるんじゃないかと。
原題は「Distant Voices」

30才の誕生日を迎えたジュリアンはガラックにプレゼントを貰うが、「これで中年の仲間入り・・」と、あまり楽しくない様子。

そんな不機嫌なジュリアンに、クワークを介して怪しい男が「記憶形状ジェルを手に入れたい」と話しかけてくるが、それは連邦では売買を禁じられている品。当然ジュリアンは断ったが、直後、医療室に戻るとその男が部屋を荒らしているのに遭遇、テレパシー攻撃を受けて昏倒してしまう・・。



スタトレ伝統(?)の老化ネタ。

技術が進歩してるんで、TOS時代に比べると本当、超リアルな爺さんになりますね・・。ただひとつ注文をつけるとしたら、体型(の細さ)がそのまま・・ってのが。もうちょっと太らして体型崩した方がよりリアルだったんではないかと(瑣末なことですが)

まぁ、一言で言うなら「30になったぐらいでガタガタぬかすな」ということか(笑) 特に、男の30なんてまだまだ・・女なら(私も通った道ですから・・)嘆くのも分かりますが・・。でも、通り過ぎた経験者から言わせて貰えば、年なんて本当、だんだんどうでもよくなってきますよ(←「女としてしそれはどうよ」と突っ込まれそうですが・・)

確かに太りやすくなったりシミができたり白髪が増えたり顔がたるんできたり(←・・・・)、いろいろ老化現象は表れてきて、それがイヤではない・・といえば嘘になりますけど、なんというか、ノホホンと流れに身を任せられるというか、動じなくなるというか・・。たとえば、昔大喧嘩した同僚と、今は上手く付き合っていけてたり・・そういう、メンタル面や人間関係において、昔よりは多少、成長できてる(←多分・・)ことを実感出来たりもしますし。

「年をとるのは確かにイヤなことではあるけど、イヤなことばかりでもない」・・そうとでも思わなきゃ、人生やっていけないというか(苦笑)

それにしても、前にクワーク警護の人が刺された時にも思いましたが、医療室、簡単に悪い奴に入られ過ぎ!今回はまぁ、犯人が非合法な手でセキュリティくぐり抜けたのかもしれませんが・・。
原題は「Visionary」

プラズマコンジットの爆発で放射性物質を浴びたオブライエンは、タイムスリップで未来の自分に遭遇する。一方、DS9にはロミュランとクリンゴンという仇敵同士が同時に滞在することになり、なにやら不穏な雲行き・・。



「時をかける中年」・・(笑)

それにしてもこれまたエライネタバレ邦題ですな・・。今回は幸いにして邦題を事前に知らなかったので、乱闘→自分が死ぬ瞬間→死体安置→DS9爆破・・と、どんどん事態が悪化していく様にハラハラ出来ました。

そない、大傑作ってほどでもないですけど、結構よく出来てる話のような。オブライエンのタイムスリップの原因を作っていたのが実はロミュランのウォーバードで、その破壊工作を、オブライエンがタイムスリップでくい止める・・しかも、未来の自分と入れ替わる・・ってオチがいいですし、それ以外の小ネタ・・ニブチン過ぎるキラ(笑)や、ロミュラン士官に「嘘をついている」とツッコまれて、「どのあたりでしょう」・・暗に、嘘をついていることを認めてる(?)、いつもどおりの「喰えない奴」っぷりを発揮してるクワークもイイ感じ。

クワークの店で乱闘だ!って時に保安室から駆け出していくオドーの背中がかわいい・・。まだオドーとは面接してなかったであろうロミュラン士官ですら、話を聞いただけで「キラに気がある」と思った位、オドーのキラへの恋心は、報告書上ですらダダ漏れ(?)なのに、肝心のキラがそれに全く気付いていないってのが本当、もう・・。

オブライエン、未来の自分を起こす時に自分の名前「マイルズ」で呼びかける・・ってのも、妙な経験だったでしょうね。そりゃ、相手もマイルズなんですから当たり前っちゃー当たり前ですけど、でもなんとなく、「おい」とかだけで、名前を呼ぶのは抵抗ありそうな気が・・。
原題は「Prophet Motive」

DS9にグランドネーガス・ゼクがやってきた。彼はクワークの部屋を占領し、何かしら始めた模様。一方、連邦で一番権威のある医学賞・キャリントン賞の候補に、ジュリアンがノミネートされ・・。



グランドネーガスすらその本質を変えられてしまったワームホールの生命体を、見事説得してみせるクワーク・・まぁ、ネーガスが先に変えられてしまっていたからこそ成立した理論だった訳ですが。

もういっこの話のジュリアンの話もなぁ~。ジャッジアの行為は確かにおせっかいかもしれませんが、少なくともみんなの前では彼女の顔を立てて、もうちょっと嬉しそうな顔すりゃいいのに・・と思ったり。受賞スピーチを考えるくらい、内心自信はあったんですし。

という訳で、あんまし好きになれない話ですが、クワークとロムのやりとり、ロムもやはり、フェレンギ人のはしくれだ・・(笑)というオチとかはそこそこ、面白かったような。

ネーガスの従者も、フェレンギらしいご主人を愛してるのね・・。ネーガスのシャトルが、ちゃんと小柄なフェレンギ人仕様・・って芸の細かさ(?)は好きかも。

それにしても、ネーガスの慈善団体の事務所と化した元クワークの部屋にうじゃうじゃいたフェレンギ人は一体何処から・・クワークの店の従業員?

別にこの話に限った話題じゃないですけど、オドーの背中(からのショット)ってなんかキレイですよね・・。姿勢とプロポーションがいいんでしょうか。
原題は「Destiny」

カーデシアと協力して、ガンマ宇宙域に亜空間通信中継機を設置することになったDS9では、カーデシアの女性科学者の受け入れ準備をしていた。

中継機の設置に成功すれば、ワームホールを通しての交信が可能になり、ドミニオンの襲来に対してもいち早く警報が出せるのだが、シスコに面会を求めてきたベイジョーのヴェデク・ヤルカは「預言者からの警告で、カーデシア人を受け入れないよう。受け入れれば全てが破壊される」と言うのであった・・。 



シスコ=「選ばれし者」が、自分の判断を信じて動いた結果が、預言に沿っていた・・つまり、全てはDestiny・・「運命」だと、預言者=神の御心のうちだと?

でも、預言者が時の流れの外にいて、過去も未来も知っているのなら、預言が当たってても当たり前のような・・(むしろ、解釈の幅を与えてしまう、あいまいな表現すんなよ!とツッコミたい) その、「知っている」こと・・知り得る「レベル」にいることこそが偉大だと言うんでしょうけど・・。

何もかもが、さだめで決まってしまっているとしたら、考えて、迷って、あがいて・・そういう、人生の判断の全てに意味が無くなってしまう・・あまり、「運命」だなんて言葉、使って欲しくないですし、使いたくもないんですが・・。

勿論、全ては神の御心・・という解釈のもと、心の平安を得たり助け合ったり、そういう、信仰の・・利点というか美点は、素晴らしいとは思うんですが。

しかし、今回のヤルカのように、(カーデシア人への偏見ゆえに)解釈を誤まる場合もある・・解釈なんて人の数だけ・・いや、一人の人でも複数の解釈をする場合もあるでしょう。その、解釈の仕方こそが、その人の信仰そのもの・・というか。

いわば、宗教・信仰=(伝説・預言・聖書等々に対する)その人なりの「解釈」な訳で、だから、元はひとつの宗教でも、細かく何派とか分かれていってる・・。

そう考えると、何をもってして、ひとつの信仰(解釈)を正しいと判断するのか・・結局、その信仰(解釈)を正しいと出来るのは、その人自身しかない・・ということになってきますし。

つまりは、ヤルカのように自身の信仰(解釈)を、他者(シスコやキラ)に押し付けるのは間違い・・という話と受け取ればいいのか・・。

キラも、預言のヤルカ的解釈を信じるようになりつつも、ディファイアントでは、ブリッジの士官として守るべき、最低限ギリギリのラインは守って、結果、あの解釈をカーデシア人科学者達に押し付けることはしませんでしたし。

シスコやキラのように、自分自身が考えて、信じた信仰・解釈のもとの行動ならば、結果「運命」で片付けられたとしても、それは紛れも無くその人自身の意思が選び取った・・自力で切り開いた「運命」な訳ですし。

「運命」を手なずける・・とでも言えばいいのか、とにかくそういうニュアンスの原題なのかも。少なくとも、「全て決まってしまってるんだから、どうあがいても仕方が無い」「流れに身を任すしかない」というふうな意味合いには、とりたくない・・というか。

まぁ、預言云々はともかく。

オブライエンがよその女の人にこんなにモテる話は初めてなんじゃないでしょうか?(笑) しかも相手が、彼が戦闘で戦い、敬愛する上官の運命を狂わせたことから、長いこと苦手意識を持ってたカーデシア人。人生、生きてみないと分からない・・というか。

ジャッジアがディファイアントの指揮席に座るのは初めて?結構似合いますな(美人だから何してもサマになる)

オドーが、人間観察の手腕を発揮して、シスコに、自身の「拘り」に気付かせるシーンが、ささやかですがちょっと好きかも。基本的には上官⇔部下の関係ですけど、オドーは、独特なポジションの人間として、他の人は絶対、「司令官」に対して、気付けないような&言えないようなことを言ってあげられる・・ってのがいいよね・・と。
原題は「Heart of Stone」

カーデシア国境に近い植民地の視察を終え、シャトルで帰還中のキラとオドーは、リセピアンの船が、マキらしい船に攻撃を受けた旨を知る。さっそく追跡を開始した2人であったが・・。



オドーの、キラへの名前の由来の説明→愛の告白で、もぅ大盛り上がり↑でしたが、「・・・あれ?愛の告白は確か・・」と思ったら、キラが偽者=創設者だったとは。盛り下がり~↓

ついに言ってしまった・・と、へなへなとその場に座り込むオドー。その時のポーズがちょっと変(笑)

「少佐なら言わないようなことを言った」って・・。オドー、もっと自己評価あげろよ~!あんたみたいな「かわいい人」、めったにいないって!

ノーグが、シスコにラチナム包んでくるのもいいですよね(笑) 地球・・というか、連邦的感覚ではどうしても「賄賂じゃん!」って思ってしまいますけど、お金に重きを置くフェレンギの価値観においては、誠意の伝わる、真っ当なアプローチ・・なんでしょうね。

前回の話では、(あれでもセーブ・・我慢してたそうですが)フェレンギ的慣習を非フェレンギ女性に押し付けて印象サイアクだった彼も、今回では、自分で自分の人生を変える為、艦隊への道を掴みとろうとする姿がなかなか良かったです。

しかし艦隊に入れば女性上官の指揮下に入るのも当たり前のこと・・ちゃんと頭切り替えてやっていけるんでしょうかね?(まぁ、やっていけなければすぐ、振り落とされるだけですけど)

クワークやロムも、非フェレンギ女性にはそれなりの態度をとってるんですから、ノーグもそこら辺、学習しててもよさそうなもんですけど。

クワークは、ノーグが艦隊に入るなんて恥!と大反対ですが、結構、儲けの種になりそう・・歓迎してもよさそうなもんですが。

艦隊自体は儲けが目的の組織ではないですが、その組織内で、やはり予算→業者に外注といったように、規模に応じた大きなお金が動きそう・・。艦隊初=唯一のフェレンギ人が自分の身内となれば、クワークにとって、得になることこそあれど、損になることは決してないんじゃないかと。

他のフェレンギ人に荒らされていない艦隊という処女地に、甥っこを潜り込ませるメリットに、がめつい彼なら気付きそうなもんですけど・・(まぁ、気付いてくれない方がノーグの為か・・)
●2001年7月から某所で書いていた感想日記の移植版です。 ●基本的にテレビ本編&映画の感想はネタバレ有、小説の感想はネタバレがある場合「続きを読む」で・・というスタンスです。 ●ブログ内の画像の無断転載・二次使用はお控え願います。
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