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原題は「The Quickening」

ガンマ宇宙域のパトロールにでかけたシャトルは、救難信号をききつけてとある惑星に向かう。そこはかつて高度な文明を誇ったものの、ドミニオンに逆らったため、見せしめとしてジェムハダーに破壊し尽くされ、生まれながらに「ブライト」という、治療法の無い、発病すれば必ず死ぬ病に住民皆が侵されていた・・。



この話も昔見た話・・懐かしい~!先にこれを見てたんで、初期のチャラ男(?)なジュリアンには違和感を覚えたものです。

エコリアの、「私もこの子のために生きたい。初めて歩き出した時に手を取っていたいし、転んで怪我したら膝にキスをしたい」に泣かされる・・。望んで妊娠した女性の多くが、ごく当たり前のこととして享受する、子育ての喜び。それが、この星では、彼女には、「当たり前」ではないんだ・・と。

また、落ち込むジュリアンへの、ジャッジアの「確かに傲慢だったかもしれない、でも見つけられないからといって治療法がないというのはもっと傲慢じゃない」も、いい台詞ですよね~。単に優しい言葉で慰めるだけじゃない、時と場合によっては、ちょっと厳しい言葉の方が、本当の励ましになる・・というか。

それを言ってあげられるジャッジアと、それを受け止められるジュリアン・・いいよなぁと。

それにしても、前回見た時も思いましたが、エコリアよりわずかに早く出産した母親、悔しがるでしょうねぇ~。まぁ、ジュリアンが研究を続けてくれてますから、いつかは罹った人も治せるようになるかもしれませんが。
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原題は「To the Death」

ディファイアントが留守中のDS9を、民間船に乗ったジェムハダーが襲うという大事件が発生する。ワームホールを越えて追跡を開始したシスコ達は、爆発寸前のジェムハダー戦闘艦から、ボルタ人とジェムハダーを転送収容、そのボルタ人・・ウェイユンから、ステーションを襲ったジェムハダーは裏切り者で、ゲイトウェイを復活させようとしている・・と聞かされ・・。



この話は昔見ました。食堂で、オドーに熱視線を送る(笑)ウェイユンをよく憶えています。大体ここら辺から、DS9を見始めたんですね、我々は。

思わぬことで、ジェムハダー達と共同戦線をはることになったシスコ達。ウェイユンとの腐れ縁(笑)も、この時から始まっていたんですね。ウェイユン、シスコにゲイトウェイのことを話す時の、最初低姿勢→最後超凶悪で本性丸出し!なのが、彼らしいというか・・。

ジェムハダー、連邦の人間とはとても相容れないようでいて、ジャッジアと結構仲良く(?)話してたり。まぁ、あれは老練な彼女だからこそ・・か。

最後、ジェムハダーのリーダーはウェイユンを殺してしまいますが、彼なしでテトラセルホワイトの箱は開くんでしょうか?また、裏切り者を掃討したとしても、その後ドミニオンに帰った後、ウェイユン殺害を責められることはないんでしょうか?まぁ、ウェイユンは殺されても(以下自粛)
原題は「For the Cause」

シスコとキャシディの関係は順調だったが、彼女は相変わらず忙しい様子で、ベッドにシスコを置き去りにして仕事に出かけていった。

一方、エディングトンは上級士官に、連邦がカーデシアに提供するレプリケーターがステーションを経由するという、極秘任務についての報告を行う。その後、エディングトンとオドーは、シスコにステーション内にマキの関係者と疑われる人物がいることを告げた。なんとそれは、キャシディで・・。



以前、キャシディが、シスコの「積み荷を手伝おうか」という申し出を断った・・ってのも、このことへの(さりげない)伏線だったんでしょうね。

それにしてもエディングトン。この人、ずっとセクション31の人間かと思ってたんですが、マキだったんですねぇ。最後、シスコへ宛て通信してきた時の、モニター越しの表情が、ステーションではいつも冷静で能面(?)のようだった彼とは思えないほど生き生きしてて、マキの一員としての彼が、本当の彼なんだなぁ・・としみじみ。彼の、連邦もボーグと同じだ・・という言葉が重い・・。

それでも、マキはこの、レプリケーター奪取という大きな作戦の成功のために、いままでこつこつ、マキのために働いてきたキャシディを、対シスコ用の囮として切り捨てた訳で、大義のためとはいえ、身内を見捨てるそういうやり方は許しがたいような・・。

保安部門の責任者の少佐がマキだったなんて、セキュリティ的に大問題・・これからいろいろ、コードとか変更しないといけないでしょうね・・。そしてかつて、オドーを煙たがってエディングトンを保安責任者として此処へ送りこんできた連邦の偉いさんは、面目丸潰れ。

エディングトンに、めちゃくちゃ腹は立てていても、「殺してやる」とは言わない・・「捕まえて有罪にしてやる」というシスコが、連邦士官らしい・・(笑) イントロダクションでの、枕をとっかえるとこはかわいい・・。

そして、キャシディに「ライサに行こう」と、捕まらない為に最後の救いの手を差し伸べて、拒絶される・・あのシーン・・双方、切なかったですよね。キャシディも、あれでシスコが自分を疑っていることを決定的に知って、それでも、マキとしての使命を優先した・・。

最後、捕まると分かっていてステーションに帰ってくる彼女も切ない・・。逃げれば捕まることはなくても、シスコとの縁は永遠に切れてしまう・・。彼を愛しているから、終わりにしたくないから、帰ってきた・・。
原題は「The Muse」

プロムナードを眺めて、小説のための人物スケッチをしていたジェイクは、エアロックから降りてきた、一人旅らしき女性と目があう。

一方、オドーが保安室に戻ると、ラクサナが泣いていた。彼女は妊娠していると言う。



ベタゾイドって、いくつまで妊娠できるのーっ!!(驚愕) それにしてもさすがラクサナ、登場すると強烈過ぎて、もう半分のパートが完全にかすんでしまいますね・・(笑)

まぁ、弟が出来て、ディアナにはよかったでしょうね。第五王家の跡も継いで貰えるでしょうし、なにより母の関心がこの先当分、幼い弟に集中するであろう=自分はほっといて貰えるってのが・・(笑)

ラクサナの夫の頭・・ピカードといい、彼女は結構、ハゲ好みなんでしょうか・・?こうして別れざるを得ない以上、あまりいい夫ではなかったようですが、一度は夫に択んだ訳ですし、去り際の潔さといい、根本的には悪い人ではなさそうな・・。幸福な結婚でなかったにしろ、息子を授かることが出来て、それは良かったでしょうし。

そして!オドーとラクサナの結婚式!結婚そのものは偽装とはいえ、オドーが彼女に特別な友情と感謝の意を抱いているのは事実・・彼女を讃えるプロポーズの言葉、良かったですねぇ。

ただ、本気でオドーを好きなラクサナにとって、あの言葉は嬉しいと同時に、悲しくもなったであろう・・そして最後の、早々たる別れを、彼女は決意した・・と。こと恋愛において、なんとなく押しの一手!といった印象の彼女ですが、実は結構、相手の気持ちを慮れる、節度と引き際をわきまえた女性なんですよね。このままオドーの優しさに甘えて、「それ以上」・・自分の気持ちと同等の真剣さを、彼に求めるようになってはお互い不幸・・このまま、敬意を持ち合える友人同士でいたい・・。

ラクサナの恋愛エピは、TNGの「決別の儀式」がベストでしょうけど、本作もなかなかいいような。オドーのおかげもあって。
原題は「Shattered Mirror」

プロムナードから自室に戻ったジェイクは、部屋で、父とソファーに座っている女性の顔を見て「ママ」と驚く。



平行世界ネタ第3話(でしたっけ)

前回騙してた人に殴られまくるシスコ(笑)

シスコはジェニファーを失い、ジェニファーはシスコを失い・・それでも、シスコにはジェイクという息子がいる分、ひとりぼっちのジェニファーよりは救われているんだなぁ・・としみじみ。

捕まってもふてぶてしい・・口のへらない辺りは相変わらずのキラ(笑) 「妻はお前に死刑にされた!」という男に、「あなたが独身ならと思ってたの」とカエすところには感心というかあきれるというか・・。

キラ監視の男を倒したノーグは、あの男にばっちり姿を見られている=テラン側を裏切ったということがバレてしまってもかまわない・・というやり口でしたが、キラを助ける理由が、彼女が伯父や父を殺してくれたおかげでバーが手に入ったから・・つまり、彼にとってはあのバーで、そのまま商売を続けることが大事だった訳で、ノーグの読みというか希望では、同盟がテロックノールを奪還する・・とみてたんですかね?

捕まっても口がへらない・・といえばガラックも。首かせはめられてワンコ状態(笑) 執政官として権力をふるうウォーフはのびのびしてるなぁ~。この2人のやりとり・・「お前は俺の好みじゃない」・・好みだったら怖いよ(笑)

ジェイクを本当の息子のように思い、キラの銃口からかばったジェニファー。そんな彼女を、母だと言い切るジェイク・・(泣)

そして、1度ならず2度までも「ジェニファー」を喪うシスコ(大泣) この悲しみを分かち合える、唯一の人間=「家族」であるジェイクと、抱き合って慰めあうラストシーン・・(哀) 2話続けて最後、泣かされてしまいましたワ。
原題は「Hard Time」

異星人の刑務所の老いさらばえた男。彼は、スパイ容疑で20年も服役したオブライエンだった。異星人・・アグラッサの司法局の人間は、彼に刑期は終了したので釈放すると告げる。20年も経って、今更行くあてもないというオブライエンだったが、外に放り出される。

そして、ベッドの上で目覚めたオブライエンは、20年経ってるはずなのに変わっていないキラの姿を見て驚く。実は、現実の時間では数時間しか経っておらず、彼は、脳に働きかけるプログラムによって作り出されたイメージを見続けていたのだ。実際服役したような記憶を与えることで、効率的かつ効果的だと、アグラッサの司法局の人間は言う。キラは現実ではない・・と慰めるが、当の本人のオブライエンにとっては、20年間の服役体験は、「現実」としか思えなかった・・。



でました!またまたオブライエン受難ネタ。毎回毎回気の毒ですが、でも、ウォーフ受難ネタよりは救いがあるのでましかも・・。やっぱ、ケイコ(とモリー)の存在は大きいよなぁ・・。

20年間服役させられた・・という苦難そのものより、その20年間を支えてくれた囚人仲間を、誤解から死なせてしまったという自責の念に、苛まされてたんですよね・・。確かに、人からイヤなことをされたり言われたりで腹が立っても、大抵は時間が経てば忘れてしまえますけど、自分が他人に対して、悪いことをしてしまった・・言ってしまった・・という罪の意識は、簡単には拭えない・・。

根が優しい人なだけに、仲間を、そして家族まで傷付けようとしたことを恥じて苦しみ、自殺しようとまで思いつめる・・。真面目ないい人ほど、思いつめて自殺し易い・・本当の悪党は、自らを責めることがないゆえに苦しまず、自殺もしないんですよね・・。

最後、オブライエンを暖かく迎えたケイコとモリーの笑顔を見て、思わずウルウル・・泣いてしまいました。多少の過ちを犯しても、ちゃんとこうして許して笑顔で迎えてくれる、家族という存在のありがたさ・・。この笑顔を、この安らぎを、オブライエンはついさっき、永久に失いかけていたのかと思うと・・。今回は本当、ジュリアンナイス!お互いがお互いを助け合う、本当にいい親友同士になりましたね。

それにしても、この回は家族・・特にお父さんを、自殺で亡くしたという方には、見るのが辛い回かもしれませんね・・。

冤罪でここまでひどい目にあうなんて!という憤りゆえに、この話に入り込めなかったというご意見もみかけましたが、でも、実際今の世の中で、冤罪で、記憶どころか命そのものを奪われてる人もいるでしょう。

それにそもそも、裁判なんぞ行われることなしに、何の罪もない人や子供が大勢、爆撃や銃撃で問答無用でいきなり殺されてる訳ですし。それを思えばまだ、時間はかかるでしょうけど、克服出来るであろう「傷」程度で済ませたアグラッサは、マシな方といえるのかも・・。今、前述の酷い行為を地球上で行ってる連中に比べれば。勿論、質問程度でスパイ扱い→即、刑執行ってのは酷い・・改善して欲しいですけども。

人が人を裁く難しさ・・人がやる事な以上、必ず間違い(冤罪)は起こりうる・・それを思えば、やはり死刑は廃止すべきのようにも思えますが、過失ではなく、故意で人の命を奪った以上、自分の命で贖うしかないとも思える・・。

とりあえず、性犯罪の重罪人には、宮刑を与えるべきだとは思いますが。
原題は「Rules of Engagement」

悪夢から目を覚ましたウォーフは、監禁室の中。オドーは彼に、あと4時間で裁判が始まると告げ・・。



ウォーフ(orオブライエン)受難ネタはちょっと、食傷気味・・って、次の話はオブ受難っぽいですけど(←イントロダクションだけ見た)

なんでしょう?同じような、故郷を石もて追われた(?)系の境遇でも、オドーやガラックには感じない悲壮感・・気の毒感が、ウォーフにはある・・そつのないオドガラに比べて、不器用な人だからでしょうかね。あと、子供がいるってのも大きいのかも。自分ひとりだけの問題じゃないですもんね。

ギョロ目が印象的な訴追人を演じてた役者さんは、TNGの「遺伝子操作惑星」に出てた人とのことで、多分、保守的で秩序を重んじる役割の人ではないかと。

証人の、証言のシーンの演出が新鮮で面白かったんですが(特に、いかにも彼らしいクワークの証言が・・)、オチがちょっといまいちかも。クリンゴンも、オドーがちょっと調べれば分かるような事件の死者の名簿を流用して、企みごとすんなよ・・というか。それだけオドーの情報網がすごい・・ということなのかもしれませんが。

最後、ウォーフをさとすシスコの言葉が重かったですね。「君は艦隊士官であり市民を危険にさらしてはならない。そのために戦いに負けたり、命を落としたりしてもだ」 市民の命を守るという義務の前では、自分(達)の命を守る権利すら、彼(ら)は失うのか・・と。

どちらかといえば、それまでオブの証言よりは、ウォーフの証言に気持ち傾いていたので。自分達が死ぬだけではすまない・・護衛中の船団の人達の命まで、ウォーフはその双肩にかけていたんですから、あの発砲もやむなし・・と。

クリンゴンの戦艦との1対1、サシの勝負の時だったというなら、「自分達だけが生き残るために民間船に発砲した」と、非難されても仕方がないと思いますが、カーデシアの船団という、「守るべきもの」を背負ってた訳ですから、難しい問題ですよね。うっかり者の民間船守るために、協力体制にある民間船死なせていいんか・・という。

でもまぁ確かに、生き残るためにだったら、何をしてもいいという訳ではありませんけど。

なんか、TOSの「ゴリラの惑星」を思い出すというか。

しかし多くの方がご指摘のように、そもそも船団襲ってきたクリンゴンが悪いっちゅう話ですよね。クリンゴンなりの(戦争の)大義名分・・「カーデシア上層部は、可変種に操られているから」というのがあって、クリンゴン的にはOKなんでしょうけど。

そういう(アホらしい)大義名分のもとの、過失でも何でもない、「故意によるカーデシアの民間人大量殺害」は罪に問われることがないどころか勲章もので、ウォーフの「過失による民間人441人死亡」は殺人罪で起訴て・・。まさしく、チャップリンの「殺人狂時代」・・「ひとり殺せば殺人者。百万殺せば英雄」ではないですか。
原題は「Accession」 (地位・権利・資格等の)就任、即位、取得、継承、相続

久々にケイコがモリーと共にDS9に帰ってきた。オブライエンは彼女達から、2人目の子供がケイコのお腹に宿ったことを知らされる。

新婚の男女が、ヴェデクに連れられて「選ばれし者」シスコの祝福を受けに司令室までやってきた。そのお願いを快く受け入れ、彼らに祝福を授けたシスコであったが、「選ばれし者」の地位に伴う、こまごまな雑事はともかく、自分が「信仰の対象」であるという事実に、いまだしっくりこないものを感じていた。

そんな折、ワームホールから、入った記録のない船が出てくる。それは以前シスコが設計図を頼りに自作したベイジョーの昔の船と同じタイプで、300年ほど昔のものだという。その船の中から救出されたベイジョー人男性は、自分は「選ばれし者」だと名乗った・・。



すっかり懐疑的なものの考え方が身についてる私(達)は、ヴェデク・ポルタが、デジャーラを復活させたいと願う復古主義的な人間で、何もかも彼が仕組んだことでは・・?アコレムは本当に、昔から来た人間か・・?とか、疑いまくってましたが、預言者達が、シスコに「選ばれし者」の自覚を促すため(?)に差し向けた訳ですか・・。

カーデシアによるベイジョー占領は勿論、許されざる酷い歴史な訳ですが、それでも、デジャーラというカースト制度を結果的に破壊し、ベイジョー人に職業選択の自由を与えた・・。占領を、決して肯定していい訳じゃないですけど、預言者達の、「デジャーラはシスコが過去と呼んでいるものの一部だ、過去は二度とよみがえらないものだとシスコが言っていた」という、あの言葉が・・。

ベイジョー人が独立を回復しても、デジャーラは回復させなかった・・させなかっただけの、合理的な理由があった・・やはり、本人の資質や努力関係なしに、生まれた家で職業や「位」が決まってしまうってのは間違ってる訳で・・。

カーデシアによる占領も、れっきとした事実・・流れた時間・・。占領そのものは悪でも、その間に起きたこと、何もかもが悪という訳ではない・・(ジヤルのような子にとっては、占領がなければこの世に生まれてくることが出来なかった・・ということになりますし) 清濁併せ呑んで、人間の時間は流れ、それによって、「現在」が形成されている・・。

預言者達が、アコレムは「怪我をした方」としか認識してないのが、シスコは「シスコ」って固有名詞で呼んでるあたり、やはりシスコっち(?)は特別な、「選ばれし者」なんだよなぁ~という感じ。

原題は「Bar Association」

ガンマ宇宙域から、ディファイアントがDS9に帰還した。指揮をとっていたウォーフは、この艦が気に入っているらしい(やっぱ、連邦艦の中でも戦闘用に特化されてて、クリンゴンの好みにあうんでしょうね)

一方、オブライエンとジュリアンが、ホロスィートの、アイルランドvsバイキングのプログラムを遊びにやってきたクワークのバーは、閑古鳥が鳴いていた。ベイジョー人達が浄化月間で、一ヶ月あらゆる楽しみを絶つせいである。売り上げ不振でクワークの機嫌が悪い中、ロムは体調を悪くしていた。リータは心配するが、医者へかかる暇も与えられていないロムは、マミー直伝の薬を耳に流し込んで直そうとする。しかしとうとう、ぶっ倒れてしまい・・。



ロムを診察したジュリアンが、「後2日も遅れたら、天国で新しい命を競り落としているところだ」・・さすがにフェレンギと付き合いが長いので、彼らの「あの世」観も知ってるんだなぁ~と。

「ウーマックスのやり過ぎ」・・(笑) そ、それって、人間にあてはめて言うと(自主規制)のかき過ぎと同じことでは・・。

で、劣悪な労働環境に、それでもこれがフェレンギじゃ当たり前・・と諦めていたロムが、クワークの、給料カット宣言+弟なんていなきゃよかった・・というあんまりな言葉に怒って、ジュリアンからアドバイスされた「組合」を結成。

一方、またジャッジアと剣の練習をしてた(仲がええのぅ)ウォーフは、私室に泥棒に入られて大激怒!ノーグから買い取ったあの歯磨き機、そんな、盗む価値があるくらいの値打ちものなんですか?(個人的には、人が使ってたのなんて嫌・・) まぁ、歯にあたる部分はカートリッジで取り替えられるのかもしれませんし、フェレンギのノーグが使ってたってことは、グリップがラチナムで出来てたりするのかもしれませんが・・。

自分でとっ捕まえた泥棒をオドーに突き出したウォーフは、保安がなってない!エンタープライズではこんなことは無かった!と彼に文句を言いますが、そこはオドー。ちゃ~んと、エンタープライズの記録を確認済みで、エンタープライズの過去恥部(笑)・・フェレンギやら過去人やらに船を乗っ取られたり泥棒されかけたり・・を列挙。そうなるとウォーフも黙らざるを得ない・・とにかく、いろんな船が行き来する、多様性に満ち満ちたこの環境に、ウォーフはまだ、慣れることが出来ないようで・・。

逆にオブライエンは、転送室で、修理のお呼びがかかるのをただ待ってたエンタープライズよりは、毎日どこかしら仕事があり、頼りにされていることを実感出来るDS9の方が楽しいという。

ロム達の組合はストに突入・・それに、クワークは自分のホロをボーイ代わりに使って抵抗(笑) なんだかんだしてるうちに、FCAのブラントが聞きつけてスト介入・・ロム本人を痛めつけても殉教者が出るし、リータはかわい過ぎる(笑)という訳で、ロムが大切に思ってる人間=兄貴であるクワークを、手下のノーシカンに命じてぼっこぼこに!

このくだりで、クワークが「弟を傷つけたくない」と言ってるのがいいんですよね。普段はひどい兄さんですけど(笑)、いざとなるとやはり・・。

この回のノーシカンは、なんかTNGに出てたのよりは簡易版?というか、小柄な感じであんまし、怖くないですね・・。

結局、表向きクワークが勝ったと見せかけて、実は裏では条件を飲む・・ということで組合は解散。ロムは、兄を愛しているし、兄も兄なりに自分を愛してくれてることを理解しつつも、距離を置く必要を感じてステーションのメンテナンス技術者に転職。「自分が面倒みなきゃ」と思ってた弟の成長と自立に、クワークはまだ半信半疑・・といった様子でしたが、「お客」としてのロムの注文を受ける。

なんというか、肉親同士でも、お金(仕事)がからむとややこしくなってくる・・っていう、まさにアレですよね。この話は。

それにしても、前回の「モーグの息子たち」と、同じ兄弟ネタでありながら、クリンゴンとフェレンギだと、ここまで違いますか・・(笑)

カタツムリのジュース・・殻は込みなのか取り除いてるのか・・しかし、取り除いてたらナメクジのジュースと大差なくなってしまうような・・。

ウォーフは結局、ディファイアントの艦内に住むという・・(笑) なんか、エネルギー的に無駄のような気もしないでもないんですけど・・。

原題は「Sons of Mogh」(そのまんま)

ホロスィートのプログラムで、バトラフを持ったジャッジアと、小型の剣・メクラフで勝負していたウォーフは、エアロックで酔っ払ったクリンゴンがウォーフを呼んでいる・・というオドーからの連絡を聞き、現場に駆けつける。

そこには、ここ数ヶ月行方をくらましていた、ウォーフの弟・カーンがいた。彼はウォーフに、「モクトヴァの儀式で自分の命を絶って欲しい」と言い出し・・。



カーンを演じてるのは、「父と子」でおっちゃんジェイクを演じてたトニー・トッドな訳ですが、カーンやってる方が、かっこよく感じる・・。やはり、吹き替えの声がロイエンタール(若本規夫さん)だからか・・。脇役なのに、無駄に(笑)かっこ良過ぎる・・そう感じさせてしまう、若本マジックおそるべし!というか・・。ライカー(大塚明夫さん)とはまた違った、ハンサム声。

ジャッジアはすっかりウォーフと仲良くなってますね。

弟を生かすため、記憶も消して顔も変えて・・。何もかも忘れたはずのカーン(改めロデック)が、それでもウォーフに「あんたも俺の家族か?」と話しかける・・それに対して、「俺に家族はいない」と言うウォーフ・・(泣) 悲しいラストですねぇ。

連邦とクリンゴン、別々の世界で、隔てられて育てられたがゆえに、共に生きることがかなわなかった兄弟・・。

こんなことになってしまうなら、カーンは育ての親のもと、本当の出自を知らないまま生きていた方がまだ、幸せだったんじゃないかな・・という気が。

それにしても、こんな解決策を採れるということは、カーンには妻子がいない訳で、「ウォーフより男前」(TNG時代の次姉の弁)な彼をほっとくなんて、クリンゴン女性は見る目がない?というか何というか・・(ゲイという可能性もありますが)
●2001年7月から某所で書いていた感想日記の移植版です。 ●基本的にテレビ本編&映画の感想はネタバレ有、小説の感想はネタバレがある場合「続きを読む」で・・というスタンスです。 ●ブログ内の画像の無断転載・二次使用はお控え願います。
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