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原題は「Far Beyond the Stars」

友人が艦長をしていた艦がカーデシア領域近くで消息をたち、落ち込むシスコは、「幻覚」を見るようになり・・。 



まさに荘子の「胡蝶の夢」。荘周が夢を見て蝶になったのか、蝶が夢を見て荘周になったのか・・。

やはりクライマックスで、出版差止めを喰らい、絶叫するベニーの台詞が圧巻ですよね。「雑誌は処分できても、一度生まれた…想いは、ここにある! それまで消すことは、誰にもできない。人の想いは、絶対に…消せないんだよ! 私が想いつき、生み出し、存在する。それがわからないのか…」

心の中の自由までは奪えない・・というのは、「ショーシャンクの空に」を思い出したり。

実際に、DS9というストーリーやベンジャミン・シスコという男は架空な訳ですけど、途方もないような夢でも、一歩一歩、歩みを進めることで、人類は叶えてきたはず・・だから、その歩みを止めなければ、いつか宇宙ステーションに、シスコという黒人の男が指揮官として降り立つ、その日はやってくるかもしれない・・。

「現実」が「夢」から生まれる・・「夢」が「現実」の生みの親であり、原動力。「夢」は「現実」であり、「現実」は「夢」である・・。「夢」が人間にとっていかに大切か・・人種差別や女性差別があからさまだった時代、その差別を被った人達にとっては特にそうだったでしょうし。

ある意味ではリスキーな話・・DS9という話を根元から否定したと受け取られかねない話でもありますが、でも、DS9だからこそ出来た話でもあるんでしょうね。

難しいテーマ抜きにしても、普段異星人メイクの役者さん達の素顔が見れる楽しい回でもあり。

ウォーフとは似ても似つかない、ご陽気なプロ野球選手ウィリーを演じてるマイケル・ドーンがいい感じ。いつもと違う演技で、彼も楽しかったんでしょうね。

パパシスコ・・ジョセフ役の方の牧師役もはまってましたね。それにしても冒頭の、キラとのツーショット。なんか彼女を口説きかねないような雰囲気がしてましたね、パパシスコ・・(笑) まだまだ、男として枯れてなさそうな。
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原題は「Who Mourns for Morn?」

クワークのバーに、いるのが当たり前のモーンが仕事で不在。彼の不在はなんとなく、皆を落ち着かなくさせる・・実際、前に留守だった時、売り上げが落ちたというクワークは、ホログラムのモーンを「飾って」いたが、シスコとジャッジアに止めるように指示される。モーンの乗った貨物船がイオンストームに巻き込まれ、彼は亡くなったというのだ。 



昔見たんですけど、最後のオチしか覚えてなくて、そこに至る過程をほとんど忘れていたので、見返せてよかったです。

タイトルこそ「モーン」ですけど、実際の主人公はクワークというか。モーンに、どんな行動をとるか予想されたとおりの働きをし、そのため命の危険にさらされた訳ですけど、迷惑料・・詫びのしるしでラチナムを貰うと結果オーライ・・「また俺をハメたくなったら好きにしてくれ」(笑)

クワークがジャッジアとトンゴをしているシーン・・別にこれ単体なら、なんということはないシーンですけど、あとになって思い返すと(=この後の話を知ってると)、ちょっとしんみりというか。

モーンの「葬式」の時、席を温めてやってくれ・・とクワークに勧められて席に座るベイジョー人男性役の人が、実はモーン役の人(笑)だとか、視聴者に一切声を聞かせない・・喋ってるところを見せない彼が、物語の中ではおしゃべりという設定なとことか、本当、洒落てますよね。

1シーズンに1回どころか、1シリーズで1回しか出来ないような?ネタですが(複数回あったら、鼻につくかと)、それだからこその面白さ・・というか。
原題は「Waltz」

オドー役のレネさん監督作。

前の、ジヤルを亡くした回では「壊れ行く男」といった感じだったデュカットが、今回では、治ったかと見せかけて、実はすっかり「壊れ切った男」と化していた訳ですが・・。

デュカットの頭の中の妄想を、実際にキラ・ウェイユン・ダマール役の役者さん各々が演じる、舞台演劇っぽい演出(デュカットの妄想のキラが怖い・・。ナナ・ビジターは本当、悪女演技がハマる女優さんですね)

演出といえば、「援けが来た」と思いきや、全然別件だったというひっかけな演出が、「羊たちの沈黙」っぽかったり。

人として壊れた敵役と、それに気付きながら、怪我をして身動きとれない主人公・・って設定は「ミザリー」っぽいですし、とにかくあまり、普段のスタトレらしからぬ雰囲気の話ですよね。

そしてこれが、DS9のラストスパート(?)開始を告げる回でもあり。こんな暗くて怖い話が「それ」って辺りがDS9らしいというか・・。視聴者の好みは相当にわかれただろうな・・と。

それにしてもデュカット。キラも一瞬ほだされかけた?ことがありましたし(←ジヤル救出のくだり)、妻やジヤルの母も彼を愛した・・それなりに魅力的な面もある男でしたが、なんというか、自分の非を絶対に認めない男でもあった訳で。

自分の人生が思い通り上手くいかなかったのは、何もかもが、ベイジョー人、中央司令部、シスコ・・等々の、自分ではない「誰か」のせい。

それが致命的だったんでしょうかね。人生、上手く回ってる時はそれでもやっていけたんでしょうけど、挫折し、転落し始めると、終わりのない責任転嫁で、他者に対する憎悪にも、切りがなくなる・・と。
原題は「The Magnificent Ferengi」

見返してもやはり、フェレンギズとあの、人質ヴォルタ人・キーヴァン役の人の死体演技は爆笑モンですね・・。

ただ、言うだけ野暮って分かってますけど、ツッコミをいくつか。

まず、「フェレンギをつるませたい」という意図のもと、仕方がないんでしょうけど、ブラントとゲイラのキャラ豹変っぷりが変な感じ。ゲイラは、かつて武器商人として、そつなく振舞って大儲けしてたとは思えない軽率さですし、あれだけクワークを嫌ってたブラントが、手の平を返すようにクワークと組むとは・・。まぁ、ゲイラもブラントも、商売や所属母体を無くして人が変わってしまった・・ってことなのかもしれませんが。

そして、それを言っちゃあこの話自体が始まらないよ!って野暮天極まりないツッコミですが、ドミニオンに還れば、遅かれ早かれ処刑されるというキーヴァン。生きることを望んでいた=捕虜交換を望んでいなかった彼なんですから、連邦に、「捕虜交換されたら私は殺されます」と訴えそうなもの。そして連邦も、そう訴えられたら、人道的配慮・・ってやつで、彼を捕虜交換の対象には出来ないじゃないかなぁ~・・という気が。

勿論、敵であるヴォルタ人の命より、同盟星であろうフェレンギの女性(イシュカ)の命の方が大事という判断が下された・・と言われたらそれまでですけど。

でもあのお人よしな連邦が、「還れば殺されます」って訴えを、むげには出来なさそうな気がするんですけどねぇ~。
原題は「Statistical Probabilities」

子供の頃に遺伝子操作を受け、しかし副作用で普通の暮らしが出来ない状態になり、施設で暮らす4人が、医師のはからいで、同様に遺伝子操作を受けながら普通の暮らしを送れているジュリアンに会いにやってきた。 



「頭がいい」のと「賢い」のは、違うんだなぁ~というか、頭良すぎて突き詰めて考え過ぎたら、人生生きて行けないよ・・というか・・。

負ける(と思われる)からと言って、戦う前に止める訳にはそりゃ、いきませんわな。

それを言ってしまえば、人間自体、最初から「いつか死ぬ」と分かっている訳です。では、死ぬと分かっているから、最初から生きるのを止めますか?って話ですよ。

「死ぬ」と分かっていても、それでも人生は生きるに値するのと同様、負ける(と思われる)戦いでも、相手側から仕掛けてきた侵略戦争だというなら、戦って抵抗する意義はある訳で。
原題は「Resurrection」

転送可能区域に船もないのに、突然司令室に転送で現れた謎の男。彼の顔は、亡くなったヴェデク・バライルとそっくりだった。 



平行世界から、あっちの世界ではまだ生きていたバライルが登場。聖職者とはほど遠い、こそ泥の彼でしたが、それでもキラの心は揺れ動き・・。

昔見た時はバライルのことを知らなかったのですが、今回、キラとバライルの間のことを知った上で見るとより一層、切ないというか・・。

結果的にバライルを再び失うキラも勿論辛いですが、こっちのキラを愛し愛され、しかし自分がその愛に値しないと判断せざるを得なかった・・あの、畜生な平行世界キラと、畜生な世界が「お似合いだ」と帰っていくしかなかったこそ泥バライルが切ない・・切な過ぎるぜ!というか。

クワークの、人を見る目はさすがですね。
原題は「You Are Cordially Invited」

ウォーフとジャッジアの結婚は、戦争が終わった後にクリンゴン母星で行う予定だった。しかし、ウォーフの息子・アレキサンダーの配置換えが決定した為、彼に式に出席して欲しいジャッジアのはからいで、急遽クワークのバーでとり行うことになり・・。 



まだ、ドミニオンに占領されてた時の出来事ゆえ、わだかまりがあるオドーとキラ。キラの姿を見かける度に不自然に行き先を変えるオドーがかわい過ぎる。そして、ジャッジアの部屋のクローゼットで一晩中話込む2人もかわいい。

クワークが、アレキサンダーを「母親似」と言ってましたが、確かに。ウォーフとは、おでこの模様は似てますけど顔の造作の系統が違う・・まだ、美女だったケーラーのが似てるかと。

昔見た時は、結婚式に参列してるノーグが艦隊の礼服着てることに気付きませんでした。そういや、少尉に任官したんですから、着る権利はあるんですね・・ってか、この服以外着れませんわな。

とにかく、気まぐれカップルにふりまわされ尽くすオブライエンとジュリアンが気の毒(笑)

この話の結婚式の文句(クリンゴンの神話)は、何回聞いてもいい話・・創造主たる神すらも滅ぼすという(笑)クリンゴンらしい話ではありますが、独りでは完全ではない・・2人で無敵だ!ってのがロマンチックで。

最後、暗転で殴られる音だけ響く・・ってオチもイキです。
原題は「A Time to Stand」

シスコ達がDS9を撤退し、連邦とジェムハダーの戦争が始まって約3ヶ月。戦況は、連邦にとって悪いものであった。 



放映当時、いったいどんな事情があったか知りませんが、またいろいろ声優さんが変更。ウェイユンとかはともかく、ジュリアンの変更は致命的ですよね・・。新しい声優さんが悪い・・という訳ではなく、とにかく前と違い過ぎるってのが。「このジュリアンは可変種か?」って感じ。

実際、遺伝子操作がバレて開き直った(笑)彼は、ファティマ(←某漫画に出てくる有機生命体型コンピュータ)かヴァルカンか・・といった感じで、ものすごい能力をさらりと発揮してますし、本当に「人が変わった」感じ・・。まぁ、「少年のような笑顔が売りの僕」とか、ふざけたことこいてるのは相変わらずですけど。

戦ってるシスコ達も大変ですが、ドミニオン&カーデシアに占領されたステーションに残ったキラとオドーも大変。

デュカットの歪んだ性格に歯止めがかからなく?なってきてて、性懲りもなくキラを口説く・・。昔の彼にはまだ、かわいげがありましたけど、ドミニオンに魂を売り飛ばした彼の口説きはきも~い。

で、デュカットに対抗するには、オドーを創設者として崇めるウェイユンを使うしかない・・というキラの進言をいれ、ウェイユンに「ベイジョー人の保安スタッフを復職させて欲しい」とおねだりするオドー。

その時のウェイユンの即答っぷりが・・(笑) でもちゃんと、見返りを要求してきた彼・・オドーのつもりで「・・私の身体が目当てかっ!」とアテレコしたのは我々だけでしょうか・・?

連邦の残した、自己再生機能付きの機雷に手をやいているデュカット。つまり彼は、バーで何食わぬ顔で給仕をしているロムにきりきり舞いさせられてる訳で、誰のアイデアだったのか、真実を知ったら(永久に、知ることはないでしょうけど・・)はらわた煮えくりかえるほど怒るでしょうねぇ・・。一応、実力を認めているシスコに・・ならともかく、眼中にもないであろうフェレンギ人に手玉にとられたとなれば。

シスコやパパシスコ(ジョセフ)の心配をよそに、ジェイクはステーションで結構、マスコミライフをエンジョイ(笑) (背もジェムハダーより高い!) ニュース配信は止められてましたけど・・。まぁ確かに、ベイジョーと不可侵条約を結び、(一応)仲良くやっていこうという姿勢のドミニオンが、ベイジョー人の信仰の対象である、「選ばれし者」のひとり息子殺しちゃ洒落にならんわな。ジェイクの読みは正鵠を射ていた訳で。

「神の船」で、シスコが多大な犠牲を払って入手したジェムハダー船がここで登場。カーデシア領内のテトラセルホワイト工場爆破に成功した訳ですが、ワープが使えなくなって、連邦の基地に戻るのに17年もかかっちゃうことに・・!

原題は「Call to Arms」

ロムとリータは結婚式にむけ、ドレスを選んだりシスコに司式を頼んだりしていたが、ステーション全体は緊迫していた。ワームホールを通過してカーデシアに向かうドミニオンの戦艦の数が尋常ではないからだ。シスコはドミニオンとの戦争開始が近いことを確信する。



マリッジブルーになりながら(笑)機雷のいいアイデアを出したり、リータとの結婚式を挙げた直後の別離の台詞のかっこよさ、クワークとの兄弟愛、そして連邦のためにスパイとしてステーションに残る・・等々、ロムが素敵な回。

クワーク(冒頭、ロムの肩に手をおいてひょいと飛び越える仕草がかわいい)も、「(ロムとリータの結婚が)せいぜいもって2ヶ月」とか毒舌を吐きつつも、自分を護るためにステーションに残るという弟にキスしたり、弟の意をくんでバーに受け入れたり、いい感じ。

TNGではヤな奴一辺倒だったフェレンギが、ここまで素敵に描かれるようになった訳で、感慨深いものがあるというか何というか。

ラチナムダンスって一体・・?(笑)

ジェイクは残っちゃって大丈夫なのか・・人質にされたりしないんでしょうかね。まぁ、キラとオドーが残ってますから、2人に匿って貰えるか・・?

戦争が始まる直前の、シスコとウェイユンの、本音を包み隠した腹黒なやりとりが面白い・・現実においても、指揮官同士はこんな感じなんだろうなぁ~というか。起きる結果は全然、、「面白い」ものではないですけど・・。

原題は「In the Cards」

DS9では、カーデシアとの境界付近でシャトルが行方不明になったり、とにかく暗い話題ばかり。オドーによれば、カーデシアがここを撤退していった直前の状況とよく似ているらしい。士官達を励まし、暗いムードを一掃すべき司令官のシスコからしてどん底にいる様子で、それに心を痛めたジェイクは、なんとか父を元気付けようとするのだが・・。



いつもとはちょっと違う、異色の作風・・コメディタッチというか、笑える系の話でしたね(ちなみに監督はウォーフ役のマイケル・ドーン)

特に最後の、ウェイユンとガイガー博士の意気投合っぷりが・・(笑) アルファ宇宙域では異端児でも、意外なところに理解者はいた・・というか(笑) 彼はあのまま、ウェイユンに招かれてドミニオンに行ってしまいそうな気が(その方が彼自身も幸せのような・・)

オークションの終わった後、絵抱えてるモーン・・お前も競り落としたんかい!(笑) 本当DS9の、モーンを使った細かい演出は、大爆笑ってことはないですけど、くすりと笑わせてくれて面白い&気がきいてるというか・・。最初に彼(とそのポジション)を思いついた人って誰なんでしょう?

ジェイクが、父のためを思ってとった行動が、はからずして他の主要面子の皆をも、元気付ける結果になった・・ってオチがさわやかかつ面白かったです。いくらなんでもカイ・ウィンを疑ってとった行動は短絡的だと思いましたけど、ウェイユンに決定的に疑われる・・という話の筋的に必要だったんなら仕方ないか・・。

ジェイクが、キラのために考えたスピーチの「つかみ」はベタでしたね・・(笑) 原語だとどうだったのか、ちょっと気になりますが。
●2001年7月から某所で書いていた感想日記の移植版です。 ●基本的にテレビ本編&映画の感想はネタバレ有、小説の感想はネタバレがある場合「続きを読む」で・・というスタンスです。 ●ブログ内の画像の無断転載・二次使用はお控え願います。
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