[PR] 浮気調査情報 スタートレックシリーズ感想ブログ(ネタバレ有) 忍者ブログ
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原題は「Return to Grace」

カーデシアの前線基地に赴き、ベイジョー情報部のメンバーと共にクリンゴンに関する情報交換を行うことになったキラは、DS9に現れたデュカットの姿を見て驚く。デュカットは、基地まで彼女を送る、カーデシア貨物船の船長が自分だというのだ。つまり、左遷させられた訳で、ベイジョー人との間の娘・ジヤルを連れ帰ったため、軍事顧問の座を失っただけでなく、実母からは絶縁され、妻は子供と家を出た・・しかしデュカットは、失ったものは必ず取り返すと、意気軒昂で・・。


 デュカット、出かける時にキラの荷物をもってあげるのがいい感じ(あちらさんの社会の、当たり前&さりげ?なレディーファースト、いいよねぇ)

そして何気に、ダマール登場。ちゃんと最初から見てた人は、まさか彼があとあと結構重要キャラになるとは、この時点では夢にも思ってなかったでしょうね・・。

ジヤルに護身術を教えてあげたり、この頃は、「上官の娘」として、それなりに普通に接してた訳で、あとあとのことを思うと複雑な気持ちになるというか何というか・・。

前線基地を襲ったクリンゴン艦を、無謀にもオンボロ貨物船で攻撃しようとしたデュカットに、キラは反対しつつも、いざ攻撃となったら、より有効な攻撃目標を指示するあたり、業の深さ(?)を感じさせるというか・・。

そんな彼女を、有能な戦術家として(そして勿論、異性としても)欲するデュカットの口説き文句が・・。自分を好きになってくれなくてもいい・・嫌ってもいいから、協力して欲しい・・と。ジヤルに話した通り、キラはデュカットを永久に赦すことは出来ない訳で、そのことはデュカットも分かっているはず・・自分を絶対愛さない、赦さない女を、そうと知っていても、それでも欲する・・そして受け入れられるという・・。

普通、相手に嫌われたら即終わりというか、諦めてしまいそうなもんですけど、そういう部分を突き抜けた(?)彼の愛(と呼ぼう)は、自分本位・・自分勝手ではありますが(キラの立場に立てば、うっとおしい?)、結構すごい?というか。

まぁ、単に、「キラも自分ならいつかは落とせる」と思ってるのかもしれませんが・・(自信過剰・・) 権力を回復したら、こ憎たらしいガルを左遷してやる・・とか妄想してる性格の悪さも、彼らしくてかわいい(?)です。
 

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st46.png原題は「Crossfire」

オドーは、朝の週間報告を受けに保安室にやってくるキラのために、ラクタジーノをレプリケートしたり、いろいろ気を配っているのだが、あくまで彼女にそんな気振りを見せない(←パッドを眺めたりして、さりげを装うのが、いじらし過ぎる~!)

そこにクワークがやってきて、オドーに騒音の苦情を申し立てる。クワークの部屋はちょうどオドーの部屋の真下で、オドーが変身の練習で出す物音に、耳のいい彼は我慢がならないのだ。

一方、DS9にはベイジョーの首相シャカールがやってきた。彼を見たジャッジアはキラに、「何で黙ってたの。いい男ね」と言う(←それは、君に盗られるのが心配だったんじゃ・・)

シャカールはプロムナードの人々の前に姿を現すが、オドーはシスコに、シャカールの暗殺を企てる者の通信を傍受した旨を告げる。



シャカール役の人は、TNGの「愛の亡霊」でビバリーをこましていたロニン役の人とのことで、やはり(アメリカの)女性受けする優男系なルックス・・ってことなんでしょうか。

暗殺計画を聞きつけても、予定を変えないシャカールと補佐官。確かに、地位の高い政治家に脅迫はつきもの・・いちいち屈していては、政治家としてやっていけない訳ですが・・。結局、シスコはオドーに警備強化を命じますが、この大事な時にエディングトンは休暇中・・ライサで羽をのばしているのか?エロハゲめッ!(←誰でもライカーと同じ基準で考えないように) 結局、エンタープライズで保安部長をやってた経験のあるウォーフが、エロハゲ・・いや、エディングトンの代理として、オドーと協力して警備にあたることになります。

「秩序」を愛するオドーとウォーフの会話が・・(笑) ぶらりと自室を訪れることがあるオブライエンに、ウォーフが「もう少し迷惑そうな顔をすればこなくなるかも」、オドー「がんばって」・・がんばってじゃねーよ!オドー!(笑) ウォーフ、(数少ない)友達無くすって!「秩序」だけの生活は寂しいよー!それを掻き乱してくれる、友達のありがたみを、分かってないのね、2人共・・。

シャカールとキラの様子が気になるオドーを見て、その、キラへの気持ちに気付くクワーク・・今まで気付いてなかったんかー!(まぁ、それだけオドーが気持ち隠すの上手かったということか)

そして、自室で(よりにもよって)オドーに対して、キラへの気持ちを打ち明け、恋愛相談をブチかますシャカール。彼の「打ち明けると友情まで失いそうで恐い、しかし打ち明けなければ大事なものが指の間からこぼれ落ちていってしまうかも知れない」という台詞が、そのまんまオドーの気持ちにあてはまって、見てるこっちはオドーの胸中を察するに「あぁ~!」と、たまんない気持ちになります・・。

クワークに、キラへの気持ちを指摘されたオドーの動揺っぷり・・(笑)

目標塔でいい雰囲気になるシャカールとキラ・・そういえばこの場所って、たびたびロマンチックな場面で登場してますよね。DS9きってのデートスポット?

そして、シャカールとキラの様子に気をとられたオドーが、とても彼らしくない、とんでもないミスを犯してテロリストの罠に落ち、3人が乗ったターボリフトが墜落しかかる・・すんでのところで、流動体生物としての特性でリフトをストップさせることに成功し、からくも命拾いしますが・・。

とうとう、キラとシャカールは結ばれる・・。その、部屋の前で一晩中、シャカールの警護のため立たされ続けたオドー、キラにシャカールとのことを打ち明けられ、「あなたは一番の友達だわ、あなたに一番に打ち明けられて良かった」と告げられるオドー・・(哀)

犯人はウォーフが捕まえてしまい、プライベートも仕事も散々な「負け戦」となったオドーは、部屋で暴れまくる!!

パジャマ姿のクワークが物音を聞きつけてオドーの部屋にやってくる・・「強硬突破だ」って、ドア開けられるんかよ!!(笑) それにしても、彼のパジャマ姿は普段着に比べてシックで、よっぽどまともに見えます・・(笑)

で、彼らしい言い方でオドーを励ましたクワークに対して、オドーが「変だな。一瞬だがお前が友達のような、そんな気がした」、それにクワークが「バーカ」とカエす・・このやりとりが最高(笑) 2人の、トムとジェリーな友情物語におけるクライマックスシーンといえるのかもしれません。

結局、キラのことを思い切る決心をしたらしいオドー。クワークの励ましに対し、ささやかなお返し・・床の防音処置をしてあげる(←やさしい)

どのシーンだったか忘れましたが、オドーが「ガビーン」とショックをありありに出してる顔、印象的でした。オドーは特殊メイクで表情が出し難そうな気もしますが、ちゃんと、豊かな感情が伝わってくるんですよね。

それにしてもいじらし過ぎるオドー&ニブ過ぎるキラ・・。「私のような流動体生物などキラ少佐が愛してくれるはずがないのに」・・ラクサナがあんたに惚れてたでしょうが!固形種の女に愛された経験あるんですから、もっと自信をもって欲しいものです。
原題は「Paradise Lost」

シスコは、パワーリレー破壊工作について調べるうち、可変種のしわざだとしたら、一体どうやって全地球管理局に入れたのか、コードを入手できたのか・・と、次々に疑問がわいてくることに気付く。そしてオドーが、アカデミーのエリート集団「レッド・スクワッド」の、不自然な転送記録を発見する。

シスコがその記録についてアカデミー校長と連絡をとると、校長はレイトンの指示でレッド・スクワッドが動いたことをもらし・・。 



ワームホールの異常も、パワーリレーシステムの破壊による停電も、全ては可変種のしわざにみせかけたレイトンの工作であるという、衝撃的な事実があきらかになる後編。

今の地球の防衛体制は、可変種の脅威に対してあまりにも無防備過ぎる・・と考える彼は、「脅威」を自己演出することで、市民に強権的な軍事防衛体制を許容させ、なおかつ、連邦大統領の実権を停止・・自らがトップにたつことで、地球という故郷・・「楽園」を、守ろうとした訳ですが・・。

やはり、選挙で選ばれた、文民による統制=シビリアン・コントロールという、民主政治の大原則および生命線を、否定する彼のやり方は許されるものではない・・いくら、可変種の脅威が大きかろうとも。可変種と戦う前に、身内同士で血ぃ流してたら世話ない・・というか。

可変種の恐ろしさは侵攻そのものだけでなく、その存在のプレッシャーで、シスコが一瞬、父を疑ったように、家族が家族を信じられなくなったり、レイトン側とシスコ側・・考えが異なる連邦艦同士が、撃ちあって死者まで出す・・。相互信頼を崩し、内部崩壊を招きかねない・・自滅へ向かわせる、そういう恐ろしさもあるんですよね・・(怖)

実際、既にクリンゴンはカーデシアと戦争をして、同じアルファ宇宙域の種族同士で殺しあってる訳で・・。

こんな事態を招いても、それでも最後の最後は血迷わなかったレイトン・・冷静に、階級章を外して去っていく彼の捨て台詞・・「今日のことを、君が悔やむ日が来なければいいが」が重い・・。確かに、厳しい防衛策をとらなかったことで、地球が可変種に蹂躙され尽くす、その可能性だって無い訳ではない・・。

レイトンも、トム・ライカーを思い出させる・・彼らは本来、理性的で心の優しい人(多分) 良かれと思って行動を起こした、その心根の優しさは確かなもの・・ただただ、手段・・やり方が間違っていただけで・・。

それにしても、ノーグは誰がレッド・スクワッドかは秘密・・と言ってましたが、時々彼らだけで特別な訓練を行っているなら、「しょっちゅう別行動をとる優秀なアイツ」ってことで、ノーグでなくてもすぐ誰がメンバーだか、気付きそうなもんですけど・・。
原題は「Homefront」

ワームホールがいつもと違う様子を示す中、オドーはジャッジア&クワークのイタズラ・・家具の位置を変えたことに激怒していたが、シスコに呼び出されて司令室に向かう。

惑星連邦とロミュランの会議の場が爆破テロに遭うという、とんでもない事件が起き、オドーもその記録映像を見せられる。それには、会場に置かれた壷が、爆破の瞬間変形するのが映っていた。爆破のあとには可変種の痕跡は残っておらず、シスコはふるさとの地球に可変種が潜入していることを知る。



自ら神を殺したという、「いかにも・・(笑)」なクリンゴンの考え方に、とまどいあきれるキラ・・それに対する、「ほっときゃいいんです」というオブライエンの一言が面白い(笑) さすがにウォーフとつきあいが長いので、クリンゴンあしらいがうまいというか何というか・・。

地球へ向かったシスコを出迎えた、かつて彼の上官だったレイトン提督と、その副官ベンティーン中佐。2人ともなかなか見栄えのいい美形・・後で調べて知ったのですが、ベンティーン中佐役の人は、TNGのリア・ブラームス博士役だった女優さんだそうで。ベンティーンとしてもきれいですけど、「ジョーディー憧れの人」ブラームス博士の方が、やはり「美人」を全面に押し出していたような・・。

そして、パパシスコ(いや、爺シスコと呼ぶべきか?)こと、ジョセフの店で、アカデミーに入ったノーグとジェイクの再会。地虫が、他の普通の料理に混じったりすることは無いんでしょうかね・・?

ジョセフの「男がベッドに入る時」が・・(笑) 頑固な父ちゃんですが、粋な人です。

可変種がレイトンに化けたり、地球のパワーリレーシステムがダウンしたりで、シスコはレイトンと共に、及び腰の連邦大統領を説得し、戒厳令をひかせますが・・(以下後編に続く)
原題は「Our Man Bashir」

ホロスィートで、007ばりのスパイが主人公のプログラムで遊ぶジュリアン(あの、名前の名乗り方からしてボンドですよね・・)のもとに、招かれざる客・ガラックがやってくる。なんだかんだで結局、2人で遊ぶことになったが・・。



TNGでもありましたが、「お遊び」のはずのホログラムが「命懸け」・・途中で止められなくなってしまうという、あのパターンの話。

原因は、シャトル爆発事故で転送されたシスコ達の転送パターンを、非常措置としてステーション内のコンピュータに入れたところ、その肉体のデータが、ジュリアンが遊んでるスパイのホログラムの登場人物に組み込まれてしまい、途中でプログラムを止めたり、その登場人物が死んだりしたら、データが壊れてしまい、実体化出来なくなってしまうから・・という。

とにかく、ジュリアンのスパイプログラムのベタさ加減+それに登場する、本来のキャラクターと全然違う司令部面子が面白い・・(笑)

コンピュータに自動的にふられた役割でもやはり、脇役・・人(ドクター・ノア)に使われる立場なチーフ・・(笑) 

ピンチを脱するため、ジャッジアの扮する博士を口説くジュリアン+それに「クサいです」とツッコむガラックが最高・・(笑)

エディングトンがオドーやロムと協力して5人救出に頑張ってて好感でしたが、オドーのゆってた、犯行声明を出したカーデシアの分離主義グループが、今まではこんな手段に訴えたことがなかったという、あの一言がちょっと気になります。

自分達がやった訳でもないのに、嘘で声明だす・・ってのもあるじゃないですか(手間・・費用も人命もかけずに自分達の威を誇れるので) 何かのネタフリなのかな・・と。まぁ、本当にそのグループがやったのかもしれませんが・・。

スパイものということで、美女登場数の多い回。キラやジャッジアのいつもと違う格好も新鮮でしたし。

しかし、いつもと違う・・ということは、セットとか、予算を結構オーバーしなかったのか・・?という気も。
原題は「The Sword of Kahless」(そのまんま)

クワークの店で昔の武勇伝を語るコールは、ジャッジアの引き合わせでウォーフと知り合う。彼は、かつて異民族に奪い去られた、初代クリンゴン皇帝カーレスの剣を探す旅に、ウォーフが加わることを許すが、テレパシー攻撃を使うレシア人に襲われ・・。



う~ん。これはやや、ワースト候補作かも。コールは、「血の誓い」ん時は良かったんですけど、今回はいまいち。ウォーフも、艦隊士官にあるまじき行動をとってしまいますし・・。

伝説のバトラフがあれば、権力を持ち、国を変えることも出来るという、その民族性、国家体制こそが問題・・そんなんだから、ガウロンのようなくされ野郎を最高権力につけてしまう訳で・・。

昔の、「三種の神器」のように、ある特定の「物」を所有していることが権力の正当性と正統性を保障するという・・そういう考えをこそ、改めなければ・・というか。

今の、世襲政治家が跋扈する現実世界にも、言える話なのかもしれませんが・・(仮に、親が有能な政治家だったとしても)子供も有能だという保障は、どこにもないんですけどね・・(勿論、無能だとも限定できない訳ですが・・)

何を持ってして、政治家・・自分の代理人を選ぶのか?伝説のバトラフをもっているから?親が有名な政治家だから?テレビでよく見てる顔だから?

確かに難しい・・とりあえず、今までの政策・行状・言動・演説だったり、限られた情報の中で考え、決めるしかない訳ですが、少なくともその人自身(の中味)と関係ない部分を基準に選ぶのは、間違ってるやろ?と。

それにしても、最後あんな形でバトラフを宇宙に流して、パクレド人みたいな人達(ガンマ宇宙域にもいるんでしょうかね・・)に拾われたらどうするんでしょう・・。

あと、レシア人は連チャンで悪事働き過ぎ!ある意味あの能力は、ステーション内に武器を持ち込んでるのと同じことな訳で、滞在中だけでも能力を制限する装置をつけて貰うとかしない限り、また同じことが起こるんじゃ・・。私がステーション住民なら、(直接被害を被らなくても)対策をとらなかった司令部(特にシスコとオドー)の責任を追及しまっせ(←うっとおしい住民・・)
原題は「Starship Down」

カレマ商務省からの要請で、貿易協定の問題点を話し合うため、ディファイアントでガンマ宇宙域へ赴いたシスコ達。商務長官ハノックによると、直接連邦と取引するのはジェムハダーの怒りを買うかもしれないということで、間にフェレンギを挟んだが、税金や手数料をとられて儲からないという。つまりはフェレンギ・・クワークが勝手に利ざやを稼いでいた訳で、シスコは彼をにらみつける。

シスコが話し合いに応じている最中、ディファイアントのブリッジではウォーフが艦長席に座っていた。ジャッジアはキラに食べ物を勧めるが、キラは、預言者が「選ばれし者」を遣わしてくれたことを感謝するハヌーラの日なので、断食中だと断り、その式典に選ばれし者・・シスコが出席してくれなかったことを残念がる。そんな折、ジェムハダーの戦闘機が現れ・・! 



センサーや通常の武器やらが使えなくなったディファイアントの戦い方は、さながら潜水艦の戦闘のよう?で、面白かったです。

そして、一度はクワークを見限ったであろうハノックが、不発魚雷の解体を通じて、彼を見直す・・ってのもいいです。ハノックに責められた時、「ガンマ宇宙域なんか嫌いだ」とふてくされるクワークがちょっと、かわいい・・。

(我々からすればOUTとはいえ)彼はあくまで、自分の内の、フェレンギの価値観に忠実なだけ・・そう思えば、自分にとっての自然体の生き方を貫こうとして許容されない様子が、いじらしくもある?というか・・。

で、取り残されかけたジャッジアを命令通り見捨てることは出来ず、自分も隔壁の向こうに飛込んで助けたジュリアン・・その後の2人のやりとりもいい感じ。勿論、友情ですけど、それでもジュリアンの方には、友情で覆い隠されたその下にまだ、愛情が息づいているんだな・・と感じさせて、切ない・・。

また、瀕死の重傷を負ったシスコ(ブルックスさんの白目演技が、上手いけど怖い・・)と、彼を信仰の対象と見ることで、距離を置かれていたのでは・・と悩んでいたキラが、懸命に命を救おうとするくだりもいい感じ。

ただ、ウォーフがオブライエンに部下操縦法を伝授されるくだりだけはちょっと・・。アカデミー出身の士官と、そうでないエンジニア系下士官の扱い方は違うのかもしれませんが、ウォーフだってエンタープライズで保安部長として多くの部下に接し、指導してきた訳なんですから、その中に下士官もいたであろうことを思えば(それとも、保安部員は全員アカデミー出なんでしょうか・・?)、彼は彼なりに、ちゃんと扱い方をわきまえてる・・というふうにしてくれてもよさそうな。

確かに部下扱いが上手い方じゃないでしょうし、新しい任地で戸惑ってるって部分も描きたいんでしょうけど、少佐っちゃー、結構な階級っスよ。部下管理能力だって問われた上での任官でしょうし。私がウォーフのことに過敏反応?気味なのかもしれませんが・・(そんな、めっちゃ好きとかいう訳ではないんですけど・・不幸体質だから同情してる?)

今回はジェムハダーをやっつけましたが、(直接撃墜したのはディファイアント=連邦艦とはいえ)カレマの人達は今後、ドミニオンに報復されたりしないもんなんですかね・・。
原題は「Little Green Men」

はれて艦隊アカデミーに入学することになったノーグが、フェレンギの巣立ちの習慣で、少年時代の愛用品の数々をバザーで売りに出す。

相変わらず艦隊に入ることに反対なクワークは、バザーには参加せず、武器商人のいとこ・ゲイラが、商売を始めるにあたってクワークに借金した時の約束である船を送って寄越したので、そのチェックをロムにさせる。

ゲイラのことなのでてっきり欠陥品かとクワークは思っていたが、ロムは予想に反して何処も問題は無いと言う。クワークはテスト飛行をかねて、アカデミーのある地球までノーグを送っていってやるといい、ロムは大喜び。しかし勿論、クワークは商売・・密輸品を積み込むことを忘れていなかった・・。 



そんなに簡単に、元の時間に戻れるんかいっ!とも思いますが、そんなツッコミもこの話では野暮・・頭カラッポにして楽しみたい、スラップスティック(?)コメディ。

クワークの密輸の企みに口止め料を要求するロム&ノーグ・・やはり彼らもフェレンギ・・(笑)、そしてゲイラの仕掛けた罠で、ワープが解除できなくなった時のノーグの「おじさん、相当嫌われてたもんね」・・そんなことゆうとる場合かーっ!(笑)

そして1947年のアメリカへタイムスリップし、軍の施設に囚われる3人。死んだのかと思って、「天国は純粋なラチナムでできている」「聖なる金庫」「天国の競売人」「なぜ新しい命を競り落とさないんだ」「地獄、つまり永遠なる貧困の世界に落ちたのかも」・・と、フェレンギらしい「あの世」観を話し出すのが・・(笑)

トランスレーターの故障で言葉が通じなくなってる時、美人看護婦?に診察されてるクワークが「○△ウーマックス□×%」と、フェレンギ語でも、いやらしいことを言ってるのは分かる・・ってのがもう、サイコー(笑) さしずめ、「姉ちゃん、乳揉ませろ」といった感じか・・・(正確には「耳揉めよ」な訳ですが・・)

言葉が通じるようになった後で、その行為の意味を知らない看護婦に、どさくさ紛れで耳揉ませるノーグも・・(笑)

最後、オドーに連行されるクワークは、サザエさんに耳ひっぱられるカツオにしか見えませんでした・・。

原題は「Rejoined」

クワーク相手に手品を披露していたジャッジアは、シスコのオフィスに呼び出される。トリルから科学者のチームがきて、人工的にワームホールを作る実験をするという。科学士官として面白そうだと興味を抱くジャッジアだったが、シスコは、その科学者のチームにリナーラ・カーンがいることを告げる。共生生物カーンの、リナーラの前の本体ニラーニは、ダックスの昔の本体トライアスの妻だったのだ。



「トライアスはシャトルの事故で死に、何年かして未亡人となったニラーニが死んで、カーンはリナーラの身に移された」ということですが、そうだとするとリナーラが若過ぎるような気がするんですが。クルゾンは結構長生きした方だと思うので、若死にしたトライアスの「何年か」後にニラーニも死んでリナーラにカーンが移されたというなら、リナーラは今、老婆になってるはずでは・・。ニラーニが結構長命で、老婆になるまで生きたというなら分かりますが。

まぁ、そんな瑣末なことはともかく。片一方だけが、本体を変えた状態・・いわば、クルゾンがニラーニを愛してしまう・・ってんならまだ分かりますが、お互い同士が本体を変えて、それでもまだ、愛してしまうってのが、感覚的に理解できない・・。勿論、トライアスの心がジャッジアに、ニラーニの心がリナーラに残ってるから・・な訳ですが。

どうも、トリルものは(あまりにも違い過ぎるがゆえに)理解を超えている・・というか。記憶や心を引き継げるってのは、素晴らしいことであると同時に、昔の想いに囚われる・・ということでもあり、やはり人は、一度の人生で肉体も記憶も、全て焼き払って(あ、焼かない国の方は焼かなくてもOKですよ)無に帰すべきだよな・・と思えてくるというか・・。

終わりがあるから人生は素晴らしく、いつか消えてしまうから、あなたは美しい・・と。まぁ、ゆうても共生生物にも寿命はあるでしょうから、無数の本体達の記憶も、いつの日か消えていくんでしょうけど・・。

でも、トライアスが死の瞬間に抱いた後悔・・ニラーニの言う通りだったという、その言葉をカーンに伝えられたのは、トライアスがダックスだったからで、その点はやはり、共生生物さまさまというか。

ジャッジアとリナーラの女性本体同士のキスシーンは、同性愛に保守的?な製作環境に対する、スタッフ達のささやかな抵抗の一環だったんでしょうかね。本当、異種族間・・有機生命体同士に限らず、アンドロイドやホログラムとの愛も描いておきながら、同性愛だけは登場しない・・ってのが不自然・・。
st45.png原題は「Indiscretion」

キラのもとに、カーデシア占領時代に行方を絶った、捕虜輸送船・ラヴィノクの情報がもたらされる。彼女の古い友人のラズカ・カーンによると、破片らしきものを回収した・・というのだ。おたずね者ゆえ、バッドランドを離れられない彼のもとへ、キラの方から出かけようとするが、カーデシア革命政府からも、調査に同行させて欲しいという要請が入る。シスコの助言を容れ、キラは渋々同行を認めるが、現れたのはガル・デュカットであった。 



デュカットが、ベイジョー人の愛人に産ませていた娘・ジヤル初登場。

ジヤル、そう幸せな生い立ちでなかったであろうことは自ずと察しがついてましたが、まさか6年も奴隷として働かされていたなんて・・(哀)

革命政府における自分の地位を守る・・そうすることで結果、妻とその間の七人の子(←橋下弁護士かよ!)を守る・・。その為に、ベイジョー人との混血児である我が子をその手にかけようとしたデュカット。しかし、父が助けにくることだけが心の支えだった・・父と帰れないなら死んだ方がマシだという彼女を撃つことは出来ず、抱きしめる・・。

ジヤルの母が死んでいたことをしって悲しむ姿や、その後の、ケツにトゲが刺さって大爆笑なシーンとか、本当、今回も「おいし過ぎる」デュカット(&かっこ良過ぎるマーク・アレイモ)

最後、ステーションでの別れ際、今後を心配するキラに向けた笑顔が・・。欠点もある人ですが、それらを含めてなお、妻や愛人等、複数の女性が彼を愛してやまない(やまなかった)理由が、なんか分かるワ~というか、そんな回でしたね。でも・・(以下、「続きを読む」で。終盤シーズンネタバレあり)

シスコがイエイツ・・もうキャシディでいいか、彼女と深い仲になるのを恐れていたのはやはり、ジェニファーを失ったことが関係してましたね。自主独立というか、はっきりした気性のキャシディは、軍人としては完璧に立ち直っていても、こと男女関係においては、迷いや恐れ、悔悟をぬぐいきれていないシスコの、尻を叩いて目を覚まさせてくれるというか、いい組み合わせですね。最後、キスをかわして去っていくところがニクい!

それにしても、司令官(大佐)に、少佐と大尉が恋愛指導をしてる・・ってシーンは考えると結構笑えるというか・・。年や階級はシスコの方がずっと上ですけど、恋愛の場数&成功体験数は、ジュリアンが圧倒的に勝ってる・・ということなんでしょうか。ジャッジアはやはり、複数の人生経験・・特に前の本体のクルゾンの恋愛経験がものを言ってそうな。
●2001年7月から某所で書いていた感想日記の移植版です。 ●基本的にテレビ本編&映画の感想はネタバレ有、小説の感想はネタバレがある場合「続きを読む」で・・というスタンスです。 ●ブログ内の画像の無断転載・二次使用はお控え願います。
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