[PR] 浮気調査情報 スタートレックシリーズ感想ブログ(ネタバレ有) 忍者ブログ
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原題は「The Chute」←えらい素っ気無い・・邦題にケチつけることが多いですけど、今回はまだ、邦題のが愛想(?)があるような。

その、シュート(荷すべらし)から、ハリーとパリスを救出しに最初に飛び出してきたのが艦長・・なんで艦長が真っ先に来るねん~!そういう危険な任務の、せめて露払いは保安部員に任せろ~!元科学士官=別に屈強な女戦士でもないのに・・(こうして艦長になるくらい位ですから、ある程度の戦闘能力はあるでしょうけど) 銃を構えた姿はエイリアンと戦うリプリーかと見紛うほどでしたが・・(笑)

「腹心のヴァルカン人を従え、危険な任務に真っ先に飛び込む艦長」・・あんたはカークか!

それ以外でも、少女に弱虫とか何とか言われた時とか、その兄貴を脅迫してた時とか、ハリー&パリスの話ではありますが、艦長の怖さが印象的。勿論、責めてる訳ではない・・2人を助ける為にはあれで最善でしたでしょうし、あの兄貴の、政治犯の友達まで釈放してやる義理はない・・内政干渉になりますもんね。そもそもあいつらのせいでハリーとパリスは捕まったんですから、当局に引き渡さなかっただけでもありがたく思えよ・・という話です。
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原題は「Flashback」

スタトレ30周年記念作品・・DS9の場合は「伝説の時空へ」だそうで。

やはり何といっても、トゥヴォックの記憶・・という形ですが、ミスター・カトー(と、クリンゴンのカン)が出てくるというのがTOSファンにはおいしい話。

冒頭の、崖から落ちる少女+子供トゥヴォックに見覚えがある・・見た話だな・・と分かっても、オチは全く忘れている(苦笑)・・記憶力が悪いと二度、まっさらな気持ちで楽しめるNE!

師匠そっくりのすちゃらか?&ちょっとえげつない(笑)艦長っぷりを発揮してるミスター・カトーがなんともいい感じ。

80年前に艦隊にいたというトゥヴォックが何故、いまだジェインウェイの下にいる=まだ、艦長にならないの?と思いましたが、50年間艦隊を離れていたブランクがあったんですね。なるほど。

記憶のふりをする寄生体・・その絶命の瞬間、太古からの「宿主」達が映る・・衣装がどんどん、昔風になっていくのが芸が細かい。

それにしても、あの金髪の中年の通信士官がジャニスだったとは・・後で知ってちょっとショック。なまじ若く、美しい頃を知ってると・・。
原題は「Basics, Part II」

未開の惑星に、武器も食料も無しに置き去りにされたヴォイジャーのクルー達。それでも艦長はくじけず、皆を率いて頑張ろうとしますが、ニーリックスの指示で武器になりそうな骨を集めてたホーガンが謎の生物に襲われ殉職!(泣)

準レギュラーとして名前もはっきりしてた彼が、こんなところでこんな死に方をするなんて・・(哀) 結局、そう長くかからないうちにトムの操縦するヴォイジャーが迎えに来ましたけど、もし永久にヴォイジャーが助けに来なかったら?来たとしてももっと時間がかかっていたら?きっと犠牲者はもっと多くなっていて(ナオミなんて一番弱い赤ん坊ですからイチコロですよ)、チャコティは自分を責めただろうな・・と。

野外ロケで現地住民と小競り合い→謎の生物と弓で戦う→住民と和解、そして最後にカラが、「気が強い女房をもて余し気味だったけど、それでも彼女が死んだら泣く」という辺りとかが、なんか結構TOS調。

ゲリラ=チェ・ゲバラの戦法を学習しよう!というドクターがお茶目でした(笑)

スーダー。望み通り「クルーの役に立ちたい」という願いが叶った訳ですけど、こういう、命をかける形でしか叶わなかったのが、哀れではある・・艦を救った英雄ではありますけど、本来はやはり、時間をかけて更生し、野菜の品種改良という、地味で目立たないけれども重要かつ平和的・・そういう形でクルーに貢献するのがベストだったでしょうに。

トゥヴォックと2人3脚で、ずっと押さえよう、消し去ろうと頑張っていたはずの殺人衝動を、再び目覚めさせざるを得なくなった・・クルーを「救う」ためにケイゾンを「殺す」しかなかった彼・・。その苦しみすらも、かつて衝動のままに理由も無く人を殺した「報い」といえば、それまでなのかもしれませんが・・。

最後、セスカの遺体に布をかけるチャコティの表情が痛ましげでよかったです。騙されて裏切られて憎んでいたとはいえ、一度は愛した女性を亡くした訳ですから。

原題は「Basics, Part I」

裏切り者のセスカを、罠かもしれないのに助けに行くヴォイジャーご一行。お人よしが過ぎまっせ!という気もしないでもないですが、彼女はともかく、何の罪もない乳飲み子が、殺されるかもしれない・・となれば、チャコティの子であろうがなかろうが、助けに行かざるを得ませんわなぁ。人道的に。

チャコティの、死んだ父コロパックとの語らいのシーンが印象的。片親の同意を得ず生まれたとしても、その子自身には何の罪も無い・・確かに。

戦闘で、誤まって宇宙空間に放りだされたドクターが・・(笑)

それにしてもあのケイゾンの捕虜、自爆とは・・(絶句) 戦士としてただただ「勝利」の為、何の欲得も無く命をかけたんでしょうか?カラは、どう贔屓目に見ても命をかけて仕えるに値するリーダーには見えませんが・・。カラの為ではなく、ニストリムの為?戦士とはほど遠い生き方をしてきた身には想像もつかない・・ウォーフなら彼の心理をよく理解出来るんでしょうね。

で、艦はケイゾンに乗っ取られ、乗員は未開の惑星に置き去りにされる・・。望みは、乗っ取られる寸前にシャトルで脱出して、タラクシアに助けを求めに行ったパリスと、自分のプログラムの自動リコールを12時間後にセットして消えたドクター、そして、軟禁されていた殺人犯スーダー。

この邦題はちょっと頂けませんね・・。もうちょっと他に無かったの?という感じ。原題は「Resolutions」・・決意、決断、決心。複数形ですから、艦長とチャコティ、2人の、あの星で生きて行こうという「決意」、もしくはクルー達の、多少のリスクを冒してでも2人を救おうという「決断」・・ですよね。

チャコティと艦長がある星で虫に刺されてウィルス感染、星を出れば死んでしまう為、2人でその星に留まり、生きて行かざるを得なくなる・・。つまりあの星で2人っきり・・アダムとイブになるという、チャコティ×艦長派な方にはウッハウハな回・・しかし同時に、全てが終わってから見ると、ある意味(悔し)涙なしでは見れない?、なんとも口惜しい回でもあり・・。

科学者だし不屈の人だし・・で、なんとか特効薬を作ってみせようとする艦長とは違って、ここで2人で生きて行く覚悟を早々に固め、よりよく暮らしていく為の環境作りに勤しむチャコティ。

バスタブに浸かってる時に猿を発見した艦長の、バスタオル巻いただけの姿にドッキドキのチャコティが、敬語とタメ口が混ざる・・とまどいながらも「キャスリン」と呼び始めるチャコティが、伝説の形を借りて、艦長を支えて行こうという決意を口にするチャコティが、もう本当たまりません~!

で、艦長・・ってか、ジェインウェイもいいんですよね~。普段はめったにない私服姿で、「艦長」という肩書きをまとわず、素の朗らかなキャスリンという一個人の女性として生き生きしてて。

チャコティが肩をもんでくれてジェインウェイが振り返った、あの時に彼に抱きついていたら・・この時、一線を越えていれば、後で(以下自粛)・・(泣)と、画面の前でもんどりうって臍をかむ我々。助けが来るのが早すぎた・・あともうちょっと遅ければ・・。トゥヴォック空気読めよ!(←無理(笑))

まぁ、ここで一線越えてしまってたら、後で艦に戻った時気まずかった?かもしれませんが・・。それでも、艦長と副長が相思相愛でも別に悪くない・・あの2人なら決して、任務の上で公私混同はしなかったでしょうし、他のクルーだって、帰りつけるか分からないこの状況下で続々とカップル化してる以上、2人がくっついたことを、歓迎こそすれ、責めることは無かったでしょうし。

どちらか片方だけでも手痛いでしょうに、艦長と副長、2人を同時に失い、クルーの士気は下がりまくり・・多少のリスクを負ってでも、2人を救える可能性のあるヴィディア人と接触すべきだという意見を、新艦長のトゥヴォックは、クルーを危険にさらすヴィディア人との接触を禁じたジェインウェイの命令に背く・・と受け入れない・・。

しかし、身体だけ元気でも人間は生きていけない・・心と身体の両輪が上手くまわってこそ、生きて行ける・・という趣旨のケスの説得に折れ、ヴィディア人との接触を決定。

結局ヴィディア人は、彼らの病を治せるかもしれない、ベラナのDNA・・将来、恒久的に自分達を救えるかもしれない「可能性」だけを得るより、今、目の前にある「臓器」をも得ること(そうすることで結果的にベラナのDNAも得られると思ったんでしょうね)を択び、ヴォイジャーを攻撃してくる・・でもなんとか、かつてドクターが助けたダナラの協力で、2人の治療薬を入手。

二兎を追うもの一兎も得ず・・のことわざ通り、DNAも臓器もどちらとも得られなかったヴィディア人。自分達を救うかもしれない可能性を自ら潰した・・自業自得とはいえ、哀れというか、何というか。人間、追い詰められたら切羽詰まる・・不確かな「可能性」だけに賭けるよりも、目の前にあるとりあえずのものに飛びつきたくなるもんなんでしょうけど・・。

病苦と、それによる死の恐怖は、人としての理性を奪う・・病は身体だけでなく、心まで蝕んでいくのが恐ろしい・・。

病に限らず、そういう、切羽詰った理性の狂う状況には、できれば一生陥りたくないもんですが・・。今は、理性を信じられる・・自分はそんなことしない・・と思えても、実際死の恐怖にさらされたら・・はたしてそれでも自分は理性的に行動できるのか・・?
原題は「Tuvix」(そのまんま)

トゥヴォックとニーリックスがひとつになって新しい人格・・トゥーヴィックスとなってしまい、愛するニーリックスと二度と会えないかもしれない・・と状況に陥るケス。

そんな彼女がトゥーヴィックスに愛を告白されてとまどい、艦長に相談に行く・・。テッカテカな(笑)ネグリジェ姿の艦長の告白・・彼女(達)は、この宇宙域に飛ばされた時以来ずっと、「愛する人と二度と会えないかもしれない」という苦しみに苛まされ続けてるんだということを、改めて思い知らされるあのシーンが印象的。

そういや、同じ船に乗っていても、ニーリックスとケスは恋人同士で、新しい未知の世界に踏み出す冒険の旅をしてる訳で、心理的にかなり、他のクルーとは違ってた・・それがこんな形でニーリックスが消えてしまい、ケスも初めて、艦長(達)と同じ苦しみを味わうことに。

確かに、再会への希望を抱き続けて生きるべきか、諦めて他の人との人生を探すべきかは、他人がとやかく言えない・・自分自身で決めるしかないですもんね。

で、ある程度トゥーヴィックスが皆になじみ、それなりにやっていけそう・・となった後で、分離法が分かる訳ですが、トゥーヴィックスはそれを、自分という人格に対する殺人だと拒否する・・。

トゥーヴィックスの気持ちもよく分かりますが、やはり、1人の命と、トゥヴォック&ニーリックス、2人の命、どっちを救うか・・と言われたら、艦長の決断はいたしかたない・・。

ドクターは倫理プログラム上、患者本人の希望しない行為は行えない・・と拒否できましたが、誰もやりたくないであろう、トゥーヴィックスへの「死刑執行」を自ら行う・・立場上、自分が手を汚すしかない艦長の胸中を思うにつけ・・(泣)

艦長がどれだけ辛かったか・・あの、トゥーヴィックスの自分を見詰める目を、どんな気持ちで受け止めたか、それを慮ることの出来ない輩は、あとで「艦長は冷たい」とか、こっそり仲間内でささやくかもしれませんが・・でも、そんな批判もいっさいがっさい、甘んじて受け止めるんでしょうね、艦長は・・。本当、辛い立場です。
原題は「The Thaw」

別にこちら側には差し迫った必要は無かったものの、星の再生を願って眠りについたはずの人達が目覚めないままなのは気の毒・・と、助けにいってミイラとりがミイラになりかける、ヴォイジャーご一行。

どんな危険が待ち受けてるか分からないシステムに繋がるなんて、お人よしが過ぎる気もしますが、でもあのままだったら3人ともが死ぬまで、あれに繋がれたままだった・・1人失いましたが、2人は救うことが出来た訳で、いい人助けをしたことに。勿論、こちら側に犠牲者が出ていたら、「よかった」とばかりも言ってられなかったでしょうけど。

でも、犠牲を出ること(リスク)を惜しんでいたら、結局は何も出来ない・・とも言える・・。先の話ですけどイチェブが、「艦長は、救難信号を受信したら、たとえ乗員全員を危険にさらしてでも助けに行くでしょう?(だから、僕もリスクを背負ってでも、セブンを助けたい)」と訴えてた・・あれを思い出しました。

あの悪夢のプログラムの道化達の様子に、TNG視聴者は皆、アレキサンダーがラクサナと泥風呂に浸かってた回を思い出したのでは?

ピエロのおっちゃんがいい味だしてる・・声がクワークの稲葉さん。最後、システムが停止してプログラムが・・彼にとっての「世界」が消えていく様を、徐々に光が消え、闇へと変わって行くという形で表現するのが、ベタな演出でしょうけど印象的。そのままスパッとエンドロールへ移行するのもいい感じ。

全体的に舞台演劇っぽい感じ・・やる必要があるかどうかは別にして、舞台でも上演できそうな内容ですよね。

それにしても、多少のリスクを負ってでも人質を助けようとする姿勢や、最後の「恐怖はただ征服されるためのみに存在し、最後は消える」という艦長の台詞とかが、とってもアメリカっぽい感じ。

特に艦長の台詞・・恐怖すらも、征服出来るとする意識・・それを人類の叡智ととるか高慢ととるかは、意見が分かれそうな気も。

まぁ、あくまであのピエロを退治するために言っただけであって、艦長が本気でそう思っているかどうかは分からない・・ということなのかもしれませんが(でも多分、艦長なら本気な気がする・・)

ピエロと対峙してる時のハリー(の怒り顔)がかっこいい・・。彼のピンチを救ったドクター、大活躍。ドクターだったらギロチンにかけられても止まる心臓が無いので、「死ぬ」ことはないんですよね。
原題は「Innocence」

とにかく、子供達(本当は、老人だった訳ですが)になつかれまくるトゥヴォック・・という絵ヅラが微笑ましい回。一見、堅物で子供受けは悪そうでいてその実、真摯な人柄は「怯える子供達」にとって何よりも頼もしいものだった・・と。

彼らに歌を歌ってあげるシーン、原語に切り替わるのかと思いましたが、吹き替えの青山さんの声そのままで、やはり声優やるなんて人は歌も上手いんですね。

それにしても冒頭いきなり死んでしまう若い少尉が気の毒。あの後、シャトルの墜落原因だった空の状態にはわりとあっさり対応出来てた・・最初から対応出来んかったんかい!

「マコーミック少尉はおそらく悲しむと思うがね」・・堅物のくせに、意外に艦内ゴシップに詳しい保安主任・・(笑)
原題は「Deadlock」

ハリーが宇宙にふっとばされて死んだり、ヴィディア人にクルーが次々と襲われ臓器を奪われたり、そして最後は、艦を自爆させて皆が死んでしまう・・「複製」の、もうひとつのヴォイジャーは生き残る訳ですが。

とにかく怖くて不思議で、死んでいくジェインウェイが生き残るジェインウェイに「必ず地球に帰ると約束して」と言うあたりとかは切なくて、印象強烈な回ですね。

生き残った方のワイルドマンは、一度亡くした我が子が生きて帰ってきた・・その腕に抱くことが出来てよかったですけど。
原題は「Investigations」

ニーリックスのテレビ番組・・(笑)←これ結局、彼が艦をおりるまで続いたんでしょうかね。

ジャーナリスト精神&友情にもえて、危なっかしいことに首を突っ込みまくる・・そして結構鈍感なニーリックスの「いい人」っぷりが楽しい回。

結局パリスのやさぐれ→下艦は、全て裏切り者をあぶりだす為のお芝居だった訳ですが、ケイゾン艦からの脱出はそう、上手くいくか~?という感じ。普通、ああ上手くシャトルを奪えないでしょう。まぁいいですけど。

この回でとうとう正体がバレて死んでしまうジョナス役の役者さんは、CSI:NYの「クローザー」と「この目に映るもの」で出てきた検事さんとのことで、言われてみれば確かに、あのハゲ具合には見覚えがある・・なるほどねぇ~。

ちなみにマイアミにも出てるそうですが、第5シーズンの話とのことで、私がそれを見れるのははたしていつの日か・・という感じ(今、第3シーズン視聴中)
●2001年7月から某所で書いていた感想日記の移植版です。 ●基本的にテレビ本編&映画の感想はネタバレ有、小説の感想はネタバレがある場合「続きを読む」で・・というスタンスです。 ●ブログ内の画像の無断転載・二次使用はお控え願います。
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