[PR] 浮気調査情報 スタートレックシリーズ感想ブログ(ネタバレ有) VOY感想 忍者ブログ
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原題は「Day of Honor」(そのまんま)

セブンの人間性回復への第一歩+ベラナがやっと素直になって、パリスへの気持ちを告白するまで・・の二つの筋のお話で、なかなかよかったような。

元ボーグであるがゆえの憎しみをぶつけられても、それを理解出来ないセブン+そのことにとまどう周囲の人々・・といった描写のあと、初めてセブンを人間として信頼した艦長の一言・・(ちょっとウッときましたよ) そしてそんな艦長に感化されたのか、「予想外の親切心」を発揮するセブン。

こういう、非人間的キャラクターがどんどん人間らしさに目覚めて行く過程を描くことこそが、スタトレ最大の醍醐味だと思ってるので(勿論、他にも魅力はたくさんありますけどね)、たまりませんワ~という感じ。

親切を仇でかえすようなカターティの艦隊に囲まれて、それでも戦うことより「何かあげたらどうですか」と提案するのがハリーらしい(←責めてる訳ではないですよ) しかしこの場合は、相手の際限の無い甘えを許す訳にはいかない・・という艦長の言うことの方が正しい訳で。

とはいえ、多数のカターティ船を相手に武力で応じていたら、完全な状態でないヴォイジャーも大きな被害を被っていたことは確実で、そうならない、ベストな解決策を提示出来たのはセブンのおかげ。最後、揉め事も解決出来たしセブンも人間らしさへの第一歩を踏み出せたしで、しめしめ・・といった表情の艦長が・・(笑)

そして、宇宙空間にほっぽり出されて、イオン嵐のせいでスーツが傷付き、酸素が足りなくなって最期を覚悟し、パリスへの愛を告白するベラナ、それに対する「もっと早く言ってくれ」というパリスのカエシがナイス(笑)

そうそうあっても困りモンですけど、スーツひとつで宇宙空間にほっぽり出される・・しかも相思相愛同士の2人が・・ってシチュエーションはモエ必然!って感じ・・ロマンチックですね~。最後、転送されてそこで終わる・・余計な蛇足を描かないのも良し。

緊急転送で宇宙空間に脱出なんて事態、たまにしか無いとはいえ、それでも多少は可能性がある以上、シャトルに乗る時は先にスーツを着といた方がいいのでは・・という気も若干。1秒2秒を争う切羽詰った状況下だとしたら、スーツ着る時間すら惜しいと思うんですけどね・・。機体が爆発するその瞬間、「先にスーツ着ておけばよかった」なんて後悔しながら木っ端微塵になるなんて、イヤゲ死に方ワースト3くらいには入りそうですよ・・。

で、以前ポンファーで主任(ベラナ)と散々モメまくったヴォーラックが、フツーに機関部で働いてるのが・・(笑) そりゃ、艦のおかれている状況が状況ですから、職場を変わる訳にもいかないので、当然のことでしょうけど、それにしてもお互い結構気まずそうな・・。まぁ、ヴォーラックはヴァルカンですから論理で割り切れる?んでしょうし、サブの主任といってもいいぐらい?のヴォーラックを、機関部としては失う訳にもいかんでしょうから、ベラナも多少の気まずさなんて気にしてられないか・・。ポンファーの相手に、選ばれた結果は大変でしたけど、選ばれたこと自体は名誉なことですもんね(伴侶に相応しい・・と思われた訳ですから)

ベラナが(「戦闘」に依らずに)勇気を示した・・自分の心のうちの臆病な部分・・傷付く怖れを乗り越えて、パリスへの愛を告白したからこそ、「名誉の日」な訳ですね。
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原題は「Nemesis」 復讐の女神=復讐者。今回も原題のがシャレてますね。

悪意を「刷り込まれる」ことの怖ろしさ。

見た話だな~と思いつつ、なかなかオチが思い出せなかった・・村にたどり着いた辺りでやっと「あぁ、そうか、新兵訓練なんだ」と。

あの村の少女の、チャコティに対する手の早さには末恐ろしいものを感じましたが(笑)、新兵の心を籠絡する(←「色香」で・・ではないですけど。いや、ロリならど真ん中か?)目的の作り物(ホログラム?)なら、なるほどという感じ。

ヴォリ人のルックスが地球人と変わらないのも、演出上意図したことな訳ですね。

(VOYにおいて)「騙される」のはチャコティの専売特許か!(笑)

余談ながら、気の弱いレイフィン(のホログラム?)役の人は、ズーランダーでアーチーという役を、英語版ゲド戦記でアレン王子の声をやってる俳優さんだそうで。
原題は「The Gift」

ところどころ、外目でも分かるほどあからさまにボーグテクノロジーで改造されちゃってるヴォイジャーが、痛ましいのと同時に、ちょっと笑えます(←不謹慎)

その修理に、ドローンだったんで当然、ボーグテクノロジーに詳しいセブンの協力をとりつけようとする艦長。最初「お願い」しておきながらその直後「嫌とは言わせない」・・怖いよ~!(泣笑) アメとムチというか・・。

でもまぁ、何はともあれ、ボーグの部分に拒絶反応を起こして死にかけたセブンをドクターに治療させた、艦長の判断は正しかった・・。

子供の頃に同化された・・人としての分別がついてないとなれば、本人の「意思」などアテに出来ない・・艦長が、分別ある大人=親代わりとして、彼女の生き死にに関わる治療の決定を下したのは致し方ないこと。いつかセブンが人としての精神的な成長をとげ、自分で大事な判断が出来るようになり、周囲の人々とも心を通わせられるようになれば、艦長の、自分を救った判断の正しさが分かる日もやってくる訳で。

最後、艦長が忘れていた質問の答えを、セブンがちゃんと返すのがいいですよね。

そしてそこで終わらず最後にもう1シーン・・愛弟子ケスの旅立ちに幸多かれ・・との思いであろう、自室のトゥヴォックを映したのもよかったです(彼の部屋はあの位置にあるのか)

致し方なかったとはいえ、ケスとろくに挨拶も出来ないまま別れることとなったパリス達は寂しかったでしょうね。

艦長は、ケスという家族の旅立ちを見送り、そして新たにセブンという家族を迎え入れる・・。本当、彼女は「家長」ですよね。
原題は「Scorpion, Part II」

艦長をボーグに人質にとられた状態で、ドクターやベラナにはまだ、冗談を言う余裕もありましたが(ベラナの、ハリーへの「まだ鼻からツル出てるわよ」はナイス)、こんなとんでもない状況で留守を預かるチャコティはテンパり気味。

ドクターから、ケスの幻覚が「困ったことになりました」と言われた際の、「もう何を聞いても平気だ・・」 お察しします・・。

目的の為なら悪魔(ボーグ)とでも手を結ぶ!という艦長。ここら辺(第4シーズン)から本格的に艦長の無茶がおっ始まるのかもしれませんが、状況が状況ですもんねぇ。その無茶っぷりを孕んだ指揮でもってして、ヴォイジャーをぐいぐいひっぱっていく訳で。

勿論、艦長がいついかなる時も正しい判断を下した(下す)とは思わない・・これからも多かれ少なかれ、間違いは起こすかもしれませんが。

批判も受けるでしょうし迷いもする。部下に諮ることは出来ても最後は自分が決断を下すしかない。それも、自分の命だけならまだしも、140数名の部下の命がかかってる・・。艦からも艦長という座(責任)からも、決して降りる訳にはいかない・・これからまだまだ、重い鎧を着て個人としての自分を包み隠して生きていかざるを得ない彼女に、心底同情するというか。

艦長とチャコティの対立・・もしくは「断絶」の描かれた前後編ではありましたし、最後の2人はもう、完全に上官と部下に隔たれた・・「男女」となる可能性を断ち切ってしまったかのようにも思えますが、それでも、傷付いた艦長がチャコティに「クルーを家に帰らせて・・」と指揮を任すシーンと、意識の無い艦長へチャコティが「あなたは俺にとって、大切な友だ」と語りかけるシーンは各々、美しかった・・。

以下、最終話に関するネタバレありですんでご注意。
原題は「Scorpion, Part I」

「あなたはひとりじゃない」「3年前は名前も知らなかったのに。今はあなたなしじゃやっていけない」と言い合うチャコティと艦長にうっとり・・なのに最後では、意見が食い違い、艦長「私はひとりなのね・・」 か、悲しい・・。

今まで多くの種族を同化し、大勢の人々を殺してきたボーグと手を組み、結果的に生命体8472から彼らを助けるなんて・・というチャコティの気持ちも分かりますし、今ここで叩いておかないと、生命体8472はボーグを滅ぼした次にこちらに襲い掛かってくるかもしれない・・という艦長の考えもよく分かります。

結局は、絶対的な正解なんて分からない・・艦隊本部に決めて貰うことも出来ず、自分で決めるしかない、そしてその決断を、一番自分に近い立場にいて、自分を支えてくれている部下が(従いこそすれ)納得してくれない、艦長の孤独・・。

何回見ても、生命体8472がハリーに襲い掛かるシーンは怖い・・。
原題は「Worst Case Scenario」

セスカのとんだ置き土産。死してなお、こういう形で話に登場する、彼女は本当、憎憎しくかつ、しぶといキャラですこと。声がなんか違うな・・と思ったら、TNGのローの声優さんで、これで3代目だそうですね。

実は訓練用シミュレーションとしてトゥヴォックが作った、マキの反乱ホロノベル。その続きをパリスが一人で書こうとして、真面目なトゥヴォックが原案者として、自分の作った話を変な娯楽作品にされたくない・・としつこく食い下がったおかげで結果、あのトラブルに2人で立ち向かうことが出来、最後もトゥヴォックの機転で助かった・・あれ一人で書こうとしてたらパリス死んでたんじゃ・・。

それにしてもこれがきっかけでパリスがホロノベル自作に目覚め、「キャプテン・プロトン」が生まれる・・ってことなんでしょうか?普通、こんな恐ろしい経験したら、ストーリーパラメーターファイルを開くのが怖くなったりしそうな気もしますけど・・。

この話に限らず、スタトレは「娯楽のはずのホログラムで命懸け」ってネタが定期的にありますけど、それでも皆、ホロデッキを使うのは止めない・・それはまぁ、「お約束」な訳ですけど、強いて納得する為の解釈をするとしたら、現代における自動車並みに生活に密着してる・・と考えればいいのかも(時々大事故も起きて人も大勢死ぬけど、だからといって使わない訳にはいかない)
原題は「Displaced」

「とぼけたフリして実は侵略だった」ってのが怖いですが、捕虜にした相手を適した擬似環境の中に住まわせるって辺りが連中、結構甘ちゃんでしたね。普通、殺してしまいそう・・まぁ、それをやるとスタトレではなくなってしまいますけど。

パリスとベラナが、ちゃんと前話で約束したクリンゴンのプログラムをやってる・・話が繋がってるのがいいですね。そして、艦を奪われる侵略モノであると同時に、2人の仲の進展を描く話でもあり。結構ひっぱりますね・・さっさとくっつけよ!(笑)

喧嘩する2人の横で、科学的見地による見立てを行うドクター・・ってシーンが最高に面白いですね。その後、ベラナがドクターの口を使えなくしちゃう→身振りで、「元に戻せ」と訴えるドクター・・ってのも。

ドクターといえば、視覚をいじられてトリコーダー代わりにされるのも面白かったです。便利だなぁ。

段々と人が少なくなっていって切羽詰ってきても、普段はブリッジ勤務じゃない下っ端ちゃんに、「どうだ、保安主任になった気分は?」と冗談が言えるチャコティ、そしてそれに「夢でした」と答える下っ端ちゃんがいいよなぁ。こういう、気のきいた台詞の応酬は本当、海外ドラマの独壇場なんじゃないかと(日本のドラマ、最近ほとんど見てないんで分かりませんけど)

上級士官・・頼れる人がチャコティだけになってしまって、そんな彼がブリッジを離れてしまって、残される下っ端ちゃんが不安そうだったのが「よく分かるわ~」と思いました。あんな状況で副長と離れたくはないわなぁ~。

実は寒さに弱かったクリンゴン・・凍えるベラナを担いででも運ぶぞ!というパリスがよかったです。

ドアの向こうに別の環境・・しかも、面子が行くのが寒々とした氷の世界・・ってのが、TOSの「タイムマシンの危機」っぽかったり(あれは、時間も違いましたけど)
原題は「Distant Origin」

まさかとは思いましたがやはり、あの骨はホーガンのだったんですね・・。確かに、喰われて遺体は回収出来なかったんですから、あの星に骨があってもおかしくはない・・つまりあの制服は、蒸留器に再利用後、パリスがヴォイジャーで迎えに来た時に星に捨てていった訳ですね・・(遺族の為に、せめてもの遺品としてもって帰ろうという発想はないのか・・。遺族が生きてるうちに帰りつけるかどうか分からないとはいえ)

なにはともあれ、死んだクルーの骨までアイデアに組み込んでこんな話考え付く、脚本家っちゅうんは大したもんです。これで飯喰ってるだけのことはあるというか。

爬虫類から進化したヴォス人の生態や、彼らがヴォイジャーを追跡・発見し、姿を隠してパリスとベラナを「雄と雌の求愛行動だ!」と嬉々として観察する様、そして彼らの侵入に気付き、最初は警戒していた艦長が、同じ地球起源の生物だと気付いて楽しそうに調べるところなんかは明るいノリでしたが(←こういうシーンを見るとやはり、艦長は元科学士官だなぁ・・と)、話はやがて、地動説を捨てさせられたガリレオさながらなシリアスな展開に。

通じませんでしたが、大臣を説得しようとしたチャコティの台詞がよかったですね。先祖が遠い星から「逃げてきた」ととるか、「勇敢に苦難を乗り越え、たどり着いた」ととるか。現状で利益を被ってる既存の権威(元老院)にとっては、それを失うかもしれない真実より、まやかしの教義の方が大事だ・・と。

物事ってのは、人(立場)によって、受け取り方・・解釈の仕方がいくらでもあるんだよな・・ってのをあらためて思い知らされる・・。ともかく、マイナスな形ではなく、プラスの方向に解釈すればいい・・というチャコティの指摘・発想の仕方はいいよなぁ・・と。

それにしても本当、最初は故郷と引き離されたとんでもない災難でしかなかったはずのデルタ宇宙域の旅が、こうして新たな事実を大発見したりで、いろいろと実りあるものになっていくのがいいですね。

勿論実りばかりではなく、戦い、仲間の死・・といった苦しみ・悲しみや、全滅の危険は常に孕んでいる訳ですが。でも危険は、たとえアルファ宇宙域で普通に艦隊任務についていたとしても身にふりかかる可能性は常にあるもの・・そう考えれば、若干リスクは高くても、その分未知に出会える可能性も高く、仲間とも家族のように深く関わりあっていくこの旅が各々の人生に与える意味・重みは、大きいよなぁ・・と改めてしみじみ。

さらわれることが多いチャコティは姫体質・・(笑)
原題は「Real Life」

確かに、「現実の人生」では、愛する家族が死に瀕したからといって、「途中でSTOP」して逃げるなんて出来ない・・皆否応無しに向き合わざるを得ない訳で。

失う辛さを知ってこそ、家族をもつ意味が分かる・・とドクターをさとし、彼を娘の死と向き合わせたパリスがいい感じ。

(奥さんも、娘が死ぬってんで取り乱してたとはいえ)「医者なんだから何とかして」なんて言葉、医者が配偶者に言われて一番辛い言葉でしょうね。医者であるがゆえに、娘を救えないという冷徹な事実が嫌というほど分かる・・。

ドクターの理想的な、しかし現実味の全く無いホロ家族が、それだけでもおかしいのに、あまり幸福な家庭に恵まれたとはいえないベラナによるアレンジで、リアリティありありに変化してさらに笑える・・で、途中までそういう笑える系の話のようでいて、最後はしっかり泣かせてくれるのが大したもんです。

ただ、パリスが飲み込まれたあの現象の方は、彼に怪我をさせてドクターの八つ当たりを引き起こす・・という流れの為だけに存在したのかな?って感じで物足りなかったですけど。

パリスとベラナの仲がますます進展。ベラナの髪型がかわいい。

クリンゴンのハーレクイン・・(笑)
原題は「Before and After」

可能性の未来・・ケスが未来を変えるようなことをしたので、正確に言うなら「失われた」可能性の未来ではありますが、ドクターが毛を生やしてたり、パリスがケスの娘の父親になることで結果、ハリーの舅になってたりで面白かったです。ケスの両親の顔も見れましたし。勿論、ジェインウェイとベラナが亡くなってたりで、「面白い」とばかりも言ってられない未来でしたが。

一番ぐっときたのはやはり、ケスへの愛を語るパリス。彼に愛される人は幸せだ・・と思わせる・・。

それにしても、アンドリューは半年で赤ん坊からあの少年にまで成長する訳で、世代を経てもなお、オカンパ人の特性は強く残るんですね。さすがに祖父・父の地球人の影響も受け、祖母・母より少しは寿命が長くなってるのかもしれませんが。
●2001年7月から某所で書いていた感想日記の移植版です。 ●基本的にテレビ本編&映画の感想はネタバレ有、小説の感想はネタバレがある場合「続きを読む」で・・というスタンスです。 ●ブログ内の画像の無断転載・二次使用はお控え願います。
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