[PR] 浮気調査情報 スタートレックシリーズ感想ブログ(ネタバレ有) VOY感想 忍者ブログ
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原題は「One」 「独りぼっち」・・シンプルで直截な原題。いいですね。

そりゃ、クルーがあっという間に死んでしまう位の放射能なんですから、艦やセブンのボーグインプラントにも影響が出てもおかしくはない・・それにしても、怖い幻覚でしたね。あんなん見続けたら気ぃ狂う・・セブン、よく頑張りました。

人付きあいというものを、そしてドクターを、あまり重要視していなかったセブンが、圧倒的な孤独を経験してそれらに重きを置くようになる・・人間としていい方に変わっていくきっかけになった・・と。確かにシリーズ後半のセブンとドクターは仲良かったもんなぁ。

ドクターの勧めるホロプログラムの中で、彼と本気で口喧嘩してた時のセブンが、ガキっぽくてかわいかったです(笑)

セブンに艦を任せることに対する不安を述べるチャコティ。あくまで艦長に忠実な彼にとって、時には艦長にすら反抗的なセブンをいまいち、信用し切れてない訳ですが、後のことを知ってると笑える?というか。

で、艦長とセブンの間には特別な・・絆とでもいうべきものがある訳で。平たく言えば「愛」?まぁ、この時点ではまだ、そこまでいってないかもしれませんが、後の話でセブンを救えないかも・・って時、艦長泣いてたもんなぁ。

勿論、クルー全員を部下として愛してるでしょうけど、ある意味セブンは特別。自分が命を救う決断を下した・・人としての彼女(の生命)に対して、自分がおってる責任(の重さ)ってのを、艦長は重々、自覚しているはず。「無事に故郷へ帰す」という責任だけを負ってる他のクルーとは違い、彼女の存在そのものに対して全責任を負ってる・・まさに「親」な訳で。

寝てても、閉所への恐怖心から休眠ユニットを抜け出してしまうパリス(笑) ドクターの、「起きてても寝てても頭痛の種だ」が笑えます。しかし、閉所恐怖症ってのは船乗り・・というか艦隊士官には向いてなさそうな・・(任務の性質上、せっまいとこに何時間も閉じ込められる・・ってのもありそうですし)

冒頭で、放射能の影響を真っ先に受けるハリー。どんだけデリケートなんだよ!という感じ(レギュラーなので死なないとはいえ) こんなところまでお坊ちゃんな性格が影響?(←関係ないよ)

セブンも変わりましたが、クルーもまた、彼女をさらに信頼するようになったんでしょうね。一ヶ月の孤独な任務を全うし、自分達の命を守ってくれたんですから。冒頭で死んだクルーは気の毒でしたが、セブンとクルー、双方にとっては、お互いを良く想い合うきっかけになった訳で。
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原題は「Demon」

お気に入りの毛布くらい認めてあげろよ、トゥヴォック・・。

非常事態というならドクターをOFFにしといた方がエネルギー節約できそうですけど・・でもまぁ、それはドクターの人権侵害か・・。普通の、生身のクルーの生命維持にもエネルギーかかってるんですから、「エネルギーがかかる」という理由でドクターのマトリックス消すってのは、生身のクルーを、「お前を生かす分のエネルギーが勿体無い」と、本人の意思を無視してコールドスリープするに等しい・・と考えると。

セブンが発見した、エネルギーは補充できるけど危険な星に、近づくことを反対するチャコティ。それはお前の決めることじゃないだろ!危険を冒してでも近づくかどうかは、艦長が決めることなんですから、ただ報告だけせぇっちゅーの!ま、実際、画面が変わったら艦長が決定を下してましたけどね。

エースパイロットがいない状態で、着陸という難しい操縦をしなければいけなくなったヴォイジャーでは、チャコティが代役を務める・・彼ももともと操舵手出身らしく、上手いもんです。

酸素が切れてもバックアップ機能で生命維持・・なんじゃそりゃー!心配して損したわ!いやまぁ、「回復に時間がかかる」と言われてましたから、充分重症なんでしょうけど。

「この話には続編がある」そうで・・ハッ!もしかしてあの、結婚式で始まる回か?
原題は「Living Witness」

現在進行形かと思われた、コーレンとドクター(のバックアップ)のやりとりも実は、過去のシミュレーション映像だった・・というオチが上手い。トゥヴォック役ティム・ラスの初監督作だとか。

トゥヴォックといえば、間違いだらけのシミュレーションの中の、わっるいVOY面子(役者さんは楽しそうですけど)の中で一番、凶悪な感じが(笑) あの笑顔が怖い・・。ドクターが、仲間がそんな「輩」に描かれてることに「彼らはゴロツキじゃないぞ!」とNGを出しつつも、パリスだけは肯定気味なのが笑えます。

今現実の教科書問題とか、いろいろ考えさせられる話・・昔、子供の頃読んだ歴史学習漫画の蘇我三代(馬子・蝦夷・入鹿)、分かり易い悪人顔で描かれてましたけど、あくまで大化の改新で中大兄皇子=天皇家側が政権を奪取して、その系統がまがりなりにも続いてきたその結果、「逆賊」扱いでああ描かれる訳であって、本当に彼らがあんな顔をしてたと分かってる訳ではない・・まさに「勝てば官軍」、もし蘇我が政権を天皇家から完全に奪い、蘇我家の系統が正統の統治者・・というのが代々続いていれば、悪人顔で描かれたのは中大兄皇子達の方だったんでしょうし。

そういう意味では、「歴史」と名のついたものには、それを編纂した者の意図・・意志が、良かれ悪しかれ、多かれ少なかれ、含まれてる訳で。「歴史」と「客観的事実」、この2つの言葉をそう易々とイコールで結んではいけない・・というか。

子供向け歴史学習漫画は、単に社会の成績に貢献するだけでなく、ある意味「反面教師」というか、その表現でもってして、社会の「裏」も教えてくれる・・「薬に見えて、実は毒。でも毒だと分かっていれば薬になる」?とにかく子供が手にするものですけど結構スパイシー(?)なブツ・・算数のドリル(=絶対的な正解が載ってる&ひとつしかない)とは、えらい違いというか・・。

それにしてもドクター・・。700年ぶりに目覚めて、それから厚生大臣として働いた日々で、また新しく仲間といえる人も得たでしょうけど、それでも故郷が恋しかった・・ってのが切ない。

「小さな宇宙船に乗ってアルファ宇宙域を目指した」と言われてましたから、700年+数十年?位経ってもなお、この星域からアルファ宇宙域への旅はやはり容易ではなかった模様で、そもそも直行便がないであろう・・いくつもの船を乗り継いでいかねばならず、たどり着けるかどうかも分からない・・辿りついてももう、自分を知ってくれてる人は誰一人としていない世界・・。それでも帰りたかった・・と。

オリジナルのドクターの旅の結末は最終回で描かれるので知ってる訳ですが、永久に描かれることはない、このバックアップのドクターの旅路の、果てるところは何処だったのか・・。思いは尽きません。
原題は「Unforgettable」

想いを、彼女が憶えてる時はチャコティは忘れてしまっていて、チャコティがまた恋に落ちたらすぐ、今度は彼女が忘れてしまう・・。お互い想い合ってる時間のなんと短いことか・・。

忘れてしまう想いを、それでも留めようとする、その行為が切ない・・。

でも、(チャコメインの回とはいえ)お話としてはややいまいちかも。ヒロインがもうちょっと、好みのタイプだったら・・というか、「追跡者」って柄じゃないですよね。気だるい有閑マダム風。チャコティにはもっとクールというか、かっちょいい系の凛とした女性のが似合うような(だから最後、ああなったのか・・?)

彼女、どっかで見たことあると思ったら、「ナンバー23」の奥さん役のヴァージニア・マドセンじゃないですか(←見終わって、調べるまで気付かなかった) わりかしランク的には豪華な方でしょうか。ゲストとして。
原題は「The Omega Directive」 邦題はなんか、TOSっぽいですね。

よりにもよって、こんな孤立無援の宇宙域で危険な指令をはたさなければいけなくなった艦長、気の毒。艦長にならなければ知らされない極秘事項、他にもあるんでしょうねぇ。それにしても、特殊な事情のヴォイジャーだから仕方なかったとはいえ、少尉までもが肉眼でオメガを見た・・機密漏洩はいかばかりか・・という感じで、無事に地球に帰還が叶ったあかつきには、この件かなり上層部に絞られそう・・。まぁ、それ位のことを意に介する艦長じゃないですけどね。

セブンと二人だけで危険な指令をはたそうとする艦長を説得した、チャコティの台詞が良かったです。「ヴォイジャーは孤立無援だが、あなたは違う」 そうよね~。その前に、お互い「友人でもある艦長」「信頼するあなた」と言い合うものグー。

セブンが、ハリーはアゴで使うけど、チャコティにはそれなりに敬意を払うのが、当たり前ですけど面白く。

艦長の日誌にマーカスが登場・・「カークのコレやな」と小指を立てる私・・。

「3.2秒間、私は理想を目撃した」 人智のおよばない部分というか、そういう領域に対する敬意?もしくはそういうものに敬意を払う価値・・とでもいうのか。とにかくセブンが人間特有?の曖昧模糊な部分を許容し始めた・・と受け取ったらいいんでしょうかね、最後は。

オメガ分子は危険度も価値も桁違いにすごかったですけど、極端にレベルを下げて考えれば、今の現実世界における核エネルギーを模した話でもある訳で。(石油等の)従来のエネルギーに枯渇の恐れがあり、代替として核に頼る・・しかしそれには放射能という危険が伴う・・。

宇宙域を守る為仕方なかったとはいえ、最後の望みだったであろうオメガ分子という希望を絶たれたあの文明・・。いつまで続くか分かりませんけど、続く限りは歴史の教科書に悪者としてヴォイジャーが載るんでしょうかねぇ(この、2つ後の話のように) いい代替エネルギーが見つかればいいんですけど。

そう考えると他人事ではない話ともいえる・・今は一応、核をそれなりに制御してますけど、過去にチェルノブイリ等、悲惨な出来事はありましたし、今後、それを上回る事態が起きないという保証は何処にも無い訳で・・。
原題は「Vis a Vis」 邦題、ネタバレな上にセンスも酷いような・・。

パリスのアレは、(結婚とかで)安定した生活が手に入ったけど、自由で冒険のある人生も恋しい・・っていう、男のわがままな訳ですか?

奪われてあらためて、その安定した生活のありがたみが分かる・・と。

最後、ベラナに「私は車と同じくらい大事?」と訊かれて、「車より大事」と模範的回答をするパリス・・そりゃ、「同じ」と答えていたらクリンゴンパンチがとんできたかも。

ドクターがあっさり、元の身体に精神を返すのに成功するってのが安易というか、ご都合主義ではありますが、まぁいいか・・。

ドクターといえば、偽者パリスに知性をおだてられてあっさり騙される辺りが彼らしい・・。

ケスがいなくなった後のドクターの助手を、過去に医学の講習を受けてたか何かで(←うろ覚え)パリスが任されてる・・乗員補充の出来ないヴォイジャーだから仕方ないとはいえ、メインパイロットという重責のある仕事をしてる彼に、そんなかけもちさせたんなや・・と次姉がツッコんでました。

確かに、もうちょっと責任の軽い仕事をしてる(かつ、従順な性格の)下っ端ちゃんに、イチから教えた方が、パリス及びドクター、双方にとって幸福なような気が・・。

何人さかのぼれば本体に行き着くのか・・。それまでに絶対、脱走されそう。しかし元の身体の持ち主のことを思えば殺す訳にもいきませんし。本物のステス、厄介な奴をかかえこんだものです。
原題は「The Killing Game」

ホログラムという虚構の中でも、そして現実でも、占領軍に抵抗(レジスタンス)してるという二重構造な訳で。あの、ヒロージェンのリーダーが、学ぶべきことも多い・・と基本、クルーを生かしておいてくれてよかったですけど、普通はああはいかない・・。よくぞ艦を奪回できたもんです。

それにしてもヒロージェンは見分けがつき難くて困る・・よくよく見れば体色の違いとか分かりますけど、覚えられるかっつーの!

ホログラムの、命懸けのプログラムには参加させられてなかったですけど、技術者としてそのホログラムの管理・拡張をさせられていたハリーがボコボコ・・傷だらけで、痛ましかったですが・・ちょっと色っぽかったり(笑) 確かに、同じホログラムに詳しい技術者でも、ベラナは戦闘向きですからプログラムに参加させた方がいい・・と。死ぬまで敵の言うことなんかきくタイプじゃないですしね。

残されたクルーの中では上級士官として、ハリーが指示を出してたのも頼もしく。

ホログラムとはいえ、クリンゴンvsヒロージェンという、戦闘種族同士の夢のカード(?)が実現しているのが・・(笑)
原題は「Retrospect」

確かに、過ちをおかしたからといって、簡単に自分の中味を「削除」する訳にはいかない・・自責の念があってこそ、人は二度と同じ過ちをおかさないようにする訳ですから。

「抑圧された記憶」のあやふやさ・・ひところアメリカだったかで、精神科医のカウンセリングを受けた子供から、身に憶えのない「過去の虐待」を告発されてとまどう親・・という事象があったそうですけど、この話はもしかするとまさにその当時に作られた話なのかも?安易なカウンセリングを批判する意味合いをこめて。

ちょっとヤな奴だったせいで、「さもありなん」と疑われてしまうコーヴィンの、吹き替えの声(土師孝也さんというそうな)が、CSI:マイアミのヤな奴・リックの声かな・・?と思いましたが確証には至らず。リックの声が、調べても分からないんですよね~(←私の調べ方が悪いだけかもしれませんが) おまけに調べる過程でマイアミ第5シーズンのネタバレふんでしまったり。
原題は「Prey」

「自分たちの命を守るために、ほかの者を犠牲にすればいいってものじゃないのよ」

最優先で「守るべきもの」は、必ずしも自分(達)の命とは限らない・・。自分(達)より弱っていて、理不尽にも殺されそうになってる他者を、命をかけてでも守ろうとする、その心の動き・・「憐れみ」という気持ちこそ、人としては大事・・生き残ることより・・と?

確かに、自分(達)が生き残る為なら何をしてもいいという訳ではない・・人としての矜持を捨ててまで生き残っても意味はない・・ということか・・。

という訳で、前見た時よりは艦長の考えも分かるようになったと思えるんですが・・。

それでもやはり、あのまま生命体8472を保護することに固執して、クルーを全滅たらしめていたら・・と思うと。

冒頭でヒロージェンが生命体8472の「胸骨を撃て」・・胸骨って何処ですか~?という感じ(だいたい、それらしいとこ撃ってましたけど)

ちなみにこの、リーダーの方のヒロージェンを演じてるのはトニー・トッド(DS9のカーン)だそうで。トニー・トッドってCSI:マイアミの「吸血の森」の不良少女更生施設の軍曹の役もやってたんですね。スタトレに何回も出てるのに、あまり素顔を見たことがないので(一度、おっさんジェイクをやってた時だけか?)、全然気付きませんでしたよ。さらについでに言うと、部下のヒロージェンをやってる人はTNGの「運命の分かれ道」のノーシカンのひとりだそうで。ヒロージェン役は今までのシリーズに出てたでかい役者さん総ざらえ・・って感じですね。

ヴォイジャーの外殻を歩いてる生命体8472という絵ヅラはゾッとする怖ろしさ・・映画のエイリアンみたい。あのエイリアンよりは知性がある生命体・・テレパシーで意思疎通も出来、その上これは弱った個体でしたけど。

邦題・・「超獣」って言われたら(ブルーザー・)ブロディしか思い浮かびませんよ、普通・・と思いましたが、よく考えたらウルトラマンエースの敵も「超獣」でしたっけ(どちらにしろ、若人置いてけぼりな話題で恐縮)
原題は「Hunters」

艦隊本部と連絡がついたとなれば、次はやはり、故郷の家族や友人との手紙のやりとり・・となる訳で。

待ち望んだ故郷からの手紙。トゥヴォックとニーリックスのやりとりは微笑ましく。しかし必ずしも喜びばかりをもたらすとは限らない・・愛する人が、別の人との人生を択んだことや、仲間の多くが命を失ったことを知らされたり・・。

そして、元から家族とわだかまりを抱えていた人・・パリスにとっては、手紙が来ること自体が怖かったり。それでも、お互い生きてさえいればやり直すチャンスはあり、内容は確かめられなかったものの、父は確かに、彼に手紙を送った・・。

家庭的に恵まれなかった分、余計にベラナにとっては家族代わりだったであろう彼女の仲間達はもう、手紙を送ることすら出来ないんですから・・。その仲間の仇をとろうとすることも、物理的に離れ過ぎていて全く無理という・・。ベラナの無念、悲しみはいかばかりか・・という感じです。

前は顔出し程度だったヒロージェンが、この回から本格的に描かれるようになる・・あの、ブラックホールを動力源にするような高度な技術をかつては持ち得たというなら、この数回後の話で文明の退化を嘆くヒロージェンのリーダーの気持ちも分かるというか。

「女が群がる」・・ヒロージェンの女性って最後まで登場しなかったような気がしますが、一体どんな感じ・・やっぱり男性と似てるんでしょうね・・。
●2001年7月から某所で書いていた感想日記の移植版です。 ●基本的にテレビ本編&映画の感想はネタバレ有、小説の感想はネタバレがある場合「続きを読む」で・・というスタンスです。 ●ブログ内の画像の無断転載・二次使用はお控え願います。
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