原題はThe Terratin Incident。
任務中のエンタープライズは、本来の調査対象とは別の、人の居住していないはずの惑星から謎の通信を受信する。マッコイは反対したが、カークはその惑星に向かうことを決定。
接近すると、惑星からの衝撃波がエンタープライズを襲い、エンジンの結晶が使い物にならなくなったばかりか、周りの物体がどんどん、巨大化していく・・しばらくするとそれは、周囲が巨大化しているのではなく、自分達人間が縮んでいるのだと判明。こののまま縮んでいけば、やがてミリの大きさとなり、艦の操縦が出来なくなってしまう・・。
何と言っても、約5cm?に縮んでしまったエンタープライズクルー達の、それでも頑張ってあれこれこなそうとする姿が面白い!
コンソールに登る為にハシゴをこしらえたり、普段なら指先ひとつで押してるボタンを手まるごと使ってたり、ボタンを押す為に(背が届かないから)棒を使ったり。イッツア一寸法師ワールド!一番「おぉ(笑)!」と思ったのは、事態解決の為に惑星に降下することを決めたミニカークを、これまたミニなスコット達が転送する為、あの、押すんじゃなくて上下させるタイプの転送スイッチを、紐を使って綱引き状態で皆で「よっこらしょ」とするシーン。
とにかく、そういう絵ヅラが面白いので、この回は結構お勧めかも。
結局事件は、昔の地球からの移民の子孫で、この星に来たことで小さく縮んでしまった惑星住民が、火山活動で危機に陥り、そのことを航宙艦に知らせて助けて貰う為にしたことだと判明(なので、アニメ版の「惑星スカロスの高速人間」とも言える訳で)
住民から結晶を提供して貰い、彼らをその、小さなジオラマのような都市ごと救出したカークは、地球に似た快適な星に彼らを移民させてあげる訳ですが・・。
それにしても、転送装置は元の、分子間の距離を覚えているので、転送装置を通せばカーク達、エンタープライズクルーは元に大きさに戻れましたが、惑星住民達は生まれた時からこの大きさだから・・ということらしく、転送を通しても小さな姿のまま。
将来的に彼らが他の、一般的な大きさの種族とよく交流するようになったとして、恋に落ちちゃったりしたらどうなる・・そうなったら、一般的な種族の方が、彼らのサイズに合わせて「縮む」しかない・・(後日談で、あの衝撃波は「平和利用できるようになった」と言ってましたし) 別れるとなればまた、転送を使って元の大きさに戻れるでしょうけど、間に子供でも生まれていれば、その子は一生小さいままな訳で。
結構、覚悟のいる恋愛(結婚)になりそうな・・。
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |