ライカーが、初めて乗った艦でそんな辛い経験をし、12年間も苦しみ続けていたとは。ペガサスが爆発したと思われていた=「終わった」ことだと思ってなんとか自分内で区切りをつけていたんでしょうけど、実は爆発していなかったことが分かり、「亡霊」が蘇ってきた訳で。
少尉時代の「亡霊」、もしくは「悪夢」と再び対峙・・この話はある意味、TNG版の「復讐! ガス怪獣(原題:Obsession)」とも言える訳ですな。
12年間で、提督は変わらず、ライカーは変わった・・変わることが出来た・・だから、今回は選択を誤まらずにすんだ。本来なら、12年前も正しい判断を下すべきだった訳ですが、そうしていたら彼はペガサス内の無数の死体と同じ運命をたどっていた・・。
ピカードが途中、ペガサスの秘密を話してくれないライカーに「俺より提督とるんかい!」とやきもちをやく(?)のがかわいいです(←いや、そういう個人レベルの感情だけやないって分かってますけど)
かわいいといえば、冒頭の、ピカード人形を抱えて口真似するライカーも。まさかその後あんな深刻な話になるとは思えないノリでしたね。あの時点では・・。
最後、ライカーを励ます一言を言って、ちょっと照れて(?)横を向くピカードも。
それにしてもペガサスのクルーの遺体はどうなる・・爆発したと思って諦めていた遺族的には是非、回収して欲しいでしょうけど、位相遮蔽装置は二度と使えないことを思えば、ロミュランにされた「蓋」を取り除かないといけない訳で、結構大変そう。
生存者がいるならともかく、全員死んでる・・死体のために、生きてる人を危険にさらす訳にはいきませんが、遺族感情・・特に、今回のことで12年前の真実があきらかになった以上、艦隊に対する風当たりは強くなるでしょうから、そこら辺を考慮したら、出来るかどうかはともかく、回収しようとする「努力」は、惜しむ訳にはいかないでしょうね。艦隊的に。
本来船乗り自身は、自分の船で死ねる・・艦を自身の棺桶にすることを本望と思うものかもしれませんが、それはあくまで、守るべきものを守った結果・・とか、それなりの、致し方ない事情の結果として起こるべきことであり、信じて従ってきた艦長に裏切られた結果として、その事態を迎えるというのはあまりにも「想定外」で、酷い話・・クルーが哀れ過ぎるというか。
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