原題はThe Next Phase。
むこうには見えて(聞こえて)ないのに、艦長室に入ったら律儀にピカードに挨拶するジョーディーが・・(笑)
ローとロミュランのどたばたおいかけっこ・・バスタオル巻いた女性→腕立て中のムキムキマン(9割の確率で彼は保安部員のような・・)→カップル(夫婦?)の食卓・・(笑) 直後、現れたジョーディーがローのピンチを救う・・ロミュランをぶっとばすのがかっこよかったです。
しかし、これってばジョーディーがはじめて直接その手で人殺した・・ってことですよね。正当防衛とはいえ。あの、宇宙の果てまですっとんでいく(何物ともぶつかれない状態になっている以上)ロミュランの姿は、一作目の「エイリアン」のようでしたね・・。
見えて(聞こえて)ないライカーにたびたびつっかかるローがかわいい・・葬式のシーンで、(無害とはいえ)ライカーの頭に向けてビームぶっ放すのとか(笑)
原題はI, Borg。
最後、エンタープライズに残りたいと思いつつも、友人であるジョーディーを守るために集合体に戻ることを選んだブルーに、「考え直してもいいんだぜ?」と言うジョーディーが、男らしくてかっこよく感じました。
勿論、彼一人の問題ではない・・ブルーが残れば、艦全体を危険にさらすことになってしまう訳ですが。それでも、友達ならゆわざるを得ない「ひとこと」ってあるじゃないですか。ジョーディー・・いい奴だよな・・今更ながらしみじみ。
原題はThe Perfect Mate。
この話は見返したくて楽しみにしてました。今見返すと、一瞬ピカードがカマラと一線を越えていないふうにも受け取れて、「えぇ?結局ヤッたん?ヤッてへんの?」(←下衆)と、慌ててビデオを巻き戻した次第。
やはり、カマラが「あなたと結ばれて」ってゆってますし、人様の感想読んでも、2人が一線を越えたことは間違いない模様。←せめてキスシーンぐらい挿入して下さいよ。
カークだったら、この状況で「ヤッてない訳がないでしょう!!」と断言出来る(笑)のですが、ピカードの場合、はたして一線を越えたのか越えなかったのか、分かり難い・・もうちょっとはっきり、分かり易いシーンをいれて欲しかったような。
今見返してもやはり、貨物室に見張りを立たせてないのはおかしい・・それをいったら話が始まらない訳ですけど(笑)
カマラの誘惑をなんとかはねのけたものの、すっかり身体に火が点いてしまったライカーが、その後ホロデッキ行って一体どんなホログラムで遊んだのかが、気になるんですが・・(笑)
カマラと結ばれた直後(らしい)、彼女の結婚式当日の朝、ビバリーただ一人だけに自分の本当の気持ちを打ち明ける時の、伏せ目ピカードがキュート・・かわいいです。
で、見終わってから調べて知ってビックリしたのですが、カマラ演じてたのって、映画X-MENシリーズのジーン・グレイ役の人だったんですね~。全然気付きませんでした・・ってか、今もって実感がわかない・・本当におんなじ人ですか?という感じ。
あと、画像検索して気付いたのですが、Kamala・・プロレスラーのカマラ(初代ジャイアント・キマラ)とまったく同じ綴りな訳で、知ってしまうとあの美貌を思い浮かべても、同時にウガンダの大魔神も浮かんできてなんだか萎える(?)というか・・(どうでもいい話ですが・・)
原題はCost of Living。
前に見て、既に感想書いてる話は再度書いてなかったんですが、今見直して新しく感じたことがあれば2回目と明記して書いていこうかと。TNGもだいぶ、前に見てる話が多くなって、1回しか書かないことにすると此処の更新ペース落ちて、まめに足を運んで下さってる方に悪いですし。
初回・・5年前の感想へは、トラックバックでとべるようにしてありますので、そちらもよろしければどうぞ。今後2回目感想は皆、そのようにして初回感想と繋げておきます。
で、今見直して・・の感想な訳ですが。とにかく「ラクサナの結婚」という邦題からしてお分かりのように、彼女の再婚話の印象が強く、そっちはよく覚えていたんですが、もう一方の話の筋・・寄生生命体に艦を「喰われる」という方は、次姉ともどもすっかり忘れていました・・。さすがラクサナというべきか(笑)
そういう意味では、あまり2つの筋が噛み合っていない話ですね、これは。まぁラクサナの筋が面白いからいいですけど。「妥協」なんて、彼女に一番似合わない言葉を口にするラクサナ。老いとはここまで人を弱くさせるのね・・。
艦を喰われる事態の、発覚したきっかけ・・フードディスペンサーの故障を受けてのデータとジョーディーの調査のシーン、ジョーディーが、「苦情が○○件きてるんだぜ」というくだりで、匿名で「あほジョーディー」とか「ポツコツデータ」とか、感情的な苦情があったら(笑)・・と、ふと冗談で思ったり。
仮にも連邦最新鋭艦に乗るクルーが、そんなことする訳ないですけど。だいいち、艦で1、2を争う技術面のエキスパートコンビにそんな苦情だしたら、あらゆる手段を使って発言者を特定されそうですし(笑)
原題はThe Game。
ライカーが原因でエライ目に遭うエンタープライズ。始末書どころか下手したら懲戒免職モノのような気もするんですが・・(クビにするには惜しい人材とはいえ)
それにしても、同じ、ライサがらみで悪意を持った敵性異星人に狙われるにしても、「美女の色仕掛け・・しかもどう見てもやるべきことは済ませている」ライカーと、「ウォーバードで問答無用に拉致られ、しかも拷問を受けさせられる」ジョーディー(「裏切りの序曲」)・・この差は一体何なんですか(哀)という感じ。
ジョーディーにも、色仕掛けで接触してあげて下さい(泣)敵性異星人さん←でも、そうしたら「副長じゃあるまいし、俺がそんなにモテる訳がない・・この女の目的は何だ?」とか、彼も疑うかも。
やはり、相手の特性にあった手をそれぞれ、考えてる訳ですな~。敵性異星人さんは。
無理やり目を開けさせられるウェスリーは絵ヅラ的にちょっと怖いですけど(←役者さんも大変)、やはり一番怖いのはピカードがゲームに興じる姿ですよね・・。
スン博士も、データのスイッチをもうちょっと切られ難いところ(例:お股の間、肛門付近・・等々)に作る訳にはいかなかったんでしょうかね(テレビのコード的に無理ですけども(笑))
ハッ!そういえばデータに肛門ってあるんでしょうか・・?「(人間と)違うところの方が少ない」と聞いたような気がしますから、ありそうな気はしますが(毛穴あるんですし、ありますよね、多分)
新しく着任したローにベイジョーの耳飾着用を許さないライカーですが、しかしそれをゆうならウォーフの「たすき」はどないやねん・・とツッコんだ方も大勢いらっしゃるのでは?
先走っちゃう提督はヤな感じ~・・他の方の感想でも見かけましたが、たしかにちょっと、過ちを犯す提督、多いですよね。高い地位の者がそうそう失敗しててスターフリート大丈夫?まぁ、現場の、現役の人間感覚からすると「分かっていない困ったちゃん」ということで、往々にしていろいろしでかす・・としたもんなのかもしれませんが。
「故郷をなくしたもの同士」という共感からなのか、誰ともうちとけようとはしないローと見事、友達になってみせるガイナンはさすがというか。
単に目の前で父親を殺されただけでなく、その命乞いする姿に軽蔑をおぼえた・・肉体的にも精神的にも、二重の意味で「父」を少女時代に喪失したローが哀れ。
彼女が軍法会議にかけられた事件・・いったい彼女にどれほどの責任があったのか(←私が聞き逃しただけで、説明あったかもしれませんが)・・一切弁明はしなかったとのことで、もしかすると本当は、彼女には責任はなかったのかも・・ちゃんと弁明していれば、無罪になった可能性もあったのかもしれません。しかし、仲間が死んだことに自責の念を感じ、自分自身に弁明することを許さなかったのかも。
真相は分からない・・彼女にはやはり責任があって、独房での生活も、エンタープライズで当初、よそよそしくされるのも仕方がないことという可能性も勿論ある・・ピカードが最後、「優秀なクルーになれる可能性がある」と認めた彼女なんですから、前者のような・・というか、前者であって欲しいと思いますが。
トリル人初登場。後のDS9での描かれ方と違い、ホストの人間が単なる「器」扱いなのが、違和感を感じる・・ビバリーが恋した、オダンの男性ホストは共生生物が入る前どんな人だったのか分かりませんが、少なくとも新しいホストとして現れた女性は、あそこまで(共生生物抜きの)自分一人で生きてきた以上、それなりの独立した個人としての人格がありそうなのに、オダンを入れたとたん、彼の精神に(言い方は悪いですけど)乗っ取られてしまったようで、なんだかなぁ~と。
いくらオダンの人格がすばらしいものでも、それに自分を乗っ取られ、駆逐されてしまうことを、ホストのオリジナル人格は受け入れるのか?・・と。
だからこそ、DS9ではここら辺りの描き方を変えた・・共生生物&歴代ホストの知識や記憶も受け継ぐけど、ホスト自身の人格が消えてしまう訳ではない・・ダックスであると同時に、ジャッジアでもあるんだ・・と。
とはいえ、このTNG版トリル話も切なくていいお話のような。オダンの心を宿したライカー(というか、ジョナサン・フレイクス)の、「恋に燃える男」演技がいいんですよね。本当、昔見た時はあまりピンとこなかったライカーのよさが、今になってなんだかよく分かるわ~という感じ。
それにしても、ビバリーがあれで妊娠してしまってたら、話ややこしいでしょうねぇ。まぁ未来はきっと、簡単&安全な避妊法があって、医者である彼女は当然、それなりの処置を講じていてそんな事態にはならないでしょうけども。
原題はHalf a Life。
見た目は、ハゲたデブいおっちゃん×おばちゃんという、あまり麗しくない(失敬)組み合わせのカップルではありますが、ラブストーリーとしての美しさはTNGの中でもピカイチじゃないかと思わされる位、いい話でしたね~。
冒頭、ラクサナがいないかどうか、おっかなびっくり行動する・・ターボリフトから慎重に出てきた(笑)ピカードを捕まえて、(「忙しい」という彼に)「たいした仕事じゃないくせに」と、(毎度のこととはいえ)ものすごいことを言い切れてなおかつそれが許される、さすがラクサナ・・(笑) ブリッジで、ウォーフの話をまるで聞いちゃいねぇとことかも・・(笑)
ラクサナを愛していて、彼女と生きたいと願いながらも、家族と伝統の重みには逆らえず、死である決別の儀式を行う為、星に戻るティムソン。そんな彼と、残り数日しかともにいられず、なおかつ死にゆく姿を見送らなければならなくても、「決別の儀式には、愛する者が出席するのでしょう?」と、ともに星に下りることを選んだラクサナの「強さ」が胸をうつ・・。
原題はThe Drumhead。
ある意味、TNGの裏(?)ベストといえるエピソードのような。表ベストは「超時空惑星カターン」とか、そういう切ない味わいの回であって、こういう苦く、見ててイライラさせられる話が表ベストに選ばれることはないでしょうけど、その苦味は重く、考えさせられるよなぁ・・と。
行き過ぎた誇り・・傑物だった父への、そして自分自身への・・で、道を誤るサティ提督。藤田あつ子先生の煌如星シリーズという、中国の清朝を舞台にした漫画があるんですが、その中で主人公の如星が、「意外と、成功で損なわれる人物は多い。成功は失敗と同じか、もしくはそれ以上に恐れられるべきものなんだ」とか言う台詞がありまして、それを思い出しました。
誇りを持つことは大事ですけど、それゆえに他者を見下したり、過剰に自分(の行為)を正当化するようになってしまってはいけませんよね。
祖父が今の敵だから、父が敵と通じていた(と疑われている)から・・と、本人まで否定、疑われる・・江戸時代の連座制かっつーの!24世紀になっても人類は「まだまだ」なのね・・と。確かにこういう負の部分の克服はなかなか難しいでしょうけど。
クルーを守る為、間違った道を突き進もうとする提督に宣戦布告・・断固戦う旨を告げるピカードがかっこよかったです。
原題はIdentity Crisis。
過去記録の映像を検証・・本体の見えない影が映ってるってのが怖い・・。
あの、5年前の調査班員の完全に変わってしまった姿は、高橋留美子の人魚の森シリーズの「なりそこない」のような不気味さ・・。家族・・ってか遺族には辛い話ですよね。生きてはいるけど、もう、本人ではないどころか「人間」ですらないなんて・・。伝えない訳にもいかないでしょうけど。
スザンナとジョーディーの友情はいい感じ・・「恋人」としてはなかなか女性とは上手くいかないジョーディーですが、「友人」としてなら結構いい女性がいる・・後々、気の強いロー少尉と一緒に事件に巻き込まれた時も上手くやって、後で食事までしてましたし。基本的に「いい人」・・友人としては申し分ない人ってこと・・それがまた、ジョーディー本人には悩みの種だったりして(笑)
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |