原題はThe Chase。
相手が先に裏切ったとはいえ、ちゃっかりカーデシアを出し抜くピカード(達)は結構したたか(笑)
Tapestry(運命の分かれ道)でもそうでしたが、過去があるから今がある・・過去を断ち切ることは出来ない・・だから、過去を知ることには意味がある・・。
「人類皆兄弟」というお話・・ひとつの、ちっぽけな星の中でさえ、人種や民族の違いやらでやいやいいがみ合って殺しあう現状を思うにつけ、気が重くなりますが・・。
そういえばここ最近のディアナは青制服姿・・ジェリコ艦長の影響なんでしょうか?ってかそもそも、最初からこの服着るべきではあったんでしょうけど。
美人ですから何着ても似合いますし、結構この姿に「カウンセラー、青制服似合う~」「あの制服姿で叱責してくれ~」と、身悶えてる(?)彼女のファンはいそうな・・。勿論、胸の谷間が見えた昔の服を懐かしんで涙ぐむ(?)向きもいそうですが・・。
原題はLessons。邦題・・ちょっとこっ恥ずかしいというか、陳腐・・。
バッシュの時もそうでしたが、ピカードはちょっと強引(よく言えば「積極的」)で気の強い女性が好きですね~。
やはり、職場(?)恋愛は難しい・・特に、片割れがその艦の最高指揮官とあっては。お互いだけでなく、周囲まで気ぃ遣いますもんねぇ。
指揮官として、たとえ愛する人であっても、部下である以上は危険な任務の命令を下さなければいけないピカード、そしてその命令を守ったことで自分が死ねば、ピカードが苦しむだろう・・と、(自分のことより)彼の気持ちを思い遣ったダレン少佐・・(泣)
愛し合っているのに、お互いのためには離れて生きるしかない二人が切ない・・切な過ぎる!
カターンでの記憶は、ピカードの中でとても大事な、暖かな思い出であると同時に、自分ひとりだけがあの家族から取り残されたという、埋め難い孤独感をも、植えつけているんですね・・。
新たに見つけた、その孤独を埋めてくれるであろう人とも別れざるを得ず・・また、前を向いて独りで歩いて行くピカード・・。
見終わって次姉が一言・・「男はつらいよ ピカ次郎」・・。
ピカードの、「エンタープライズひとりぼっち」な奮闘っぷりにドッキドキ。しかもいつもと違う私服&乗馬ブーツ姿が新鮮(特にブーツがかっこいいんですよね) 生身の格闘シーンも多くてかっこよかったです。特に最初にトゥヴォック役のティム・ラスが演じてたテロリスト(「盗賊団」というべき?)とやりあうくだり。
それにしても、あれは一瞬トゥヴォック自身なのかと思って(この頃からして潜入捜査してたのか・・と)ややこしかったというか・・。よくよく見ればヴァルカンメイクしてませんでしたし、次姉が「ヴァルカンなら生身の戦闘で地球人(ピカード)勝たれへんで」・・確かに。
よく分からないのが、理髪師モットを名乗ったピカードを、あの、仲間ですらあとであっさり殺す非情な女リーダーがなぜすぐ殺さなかったのか?ということ。
あと、数年かけた綿密な計画なら、せめて狙う艦の艦長の顔ぐらいは知っとけよ(ロミュランやクリンゴンも知ってる有名人やぞ)・・と思ったり。
ピカードが身分をあかさず一介の理髪師のふりをしたのはさすがというか。「鬼平」で、敵に捕まった時、老中の娘だとは明かさなかった三冬を思い出したり。
あのおっそろしいビームに、ピカードもぎりぎりまで追い詰められた訳ですから、気絶して倒れてただけの他のテロリストも全員死んだ(バーラウンジまで来てた女部下は微妙なとこですが・・多分死んでますよね)・・自業自得とはいえ、後味の悪い事件ですこと。
後味が悪い・・といえば、ハッチも殉職?(布かけられてましたよね?生きてたら、ビバリーが手当てしてたでしょうし)で、いたらいたらでうっとおしい人とはいえ、気の毒な。
艦隊の中の方まで入り込まれた結構な大事件・・ひと昔まえなら、「艦隊も警戒してるはずやから、こんな事件起こせないよ~」と言えたかもしれませんが、同時多発テロでそうとは言えなくなった・・「想像し得ること」は「起こり得る」・・。
後編は昔見たことがあったんですが、前編は初見。なるほど、こういう形でジュリアン(とモーン)がTNGに出てたんですね。データに医者らしい観点で興味をもつジュリアンがかわいい・・ってか若い!
それにしてもジュリアン、データがらみで論文を発表したら、絶対それを読むであろうマドックス中佐から、「私のデータに手ぇ出しやがって!」(注:データは誰のものでもありません)と、嫉妬に狂った念波(?)を送られそうな・・。
とうとう、夢まで見るようになったデータ。艦長の助言でインスパイアされて絵を描きまくってましたが、あれって(売る訳ないでしょうけど)売るとしたら高値つきそうですね~。「アンドロイドの描いた絵!欲しい!」という好事家(?)は大勢いそうな。
原題はFace of the Enemy。
あの地下組織の男がディアナを選んだのは、自分が嘘を言ってない・・真剣なんだってのを分かって貰えるから・・ってことなんでしょうけど、それにしても危険な賭け・・ディアナは期待に応えてくれましたけど。
ウォーバードの女性艦長、話の上では敵役でしたけど、結構いい軍人でしたよね。エンタープライズ撃墜しようとしたことだけがアレですけども。
ウォーバードの作戦室(?)がブリッジと直結・・しきりも何も無かったのが変でしたが・・(会議、クルーに丸聞こえぢゃん!)
地下組織の男、命をかけて仲間を亡命させた訳ですけど、それでもやはり、あの貨物船を撃墜して18人殺したのは事実・・。騙すつもりだったとはいえ、それだけで死に値する罪とは言えないでしょうし。そう考えると結構、後味の悪い話ではあるというか。「大義の為なら、何してもいい」ってもんじゃないでしょう?と。勿論、あそこで貨物&ディアナを転送させていれば、彼らは皆、無事では済まされなかった訳ですが・・。もうちょっと信用のおける人物を仲介役に出来なかったのか・・まぁ、そう贅沢は言えないでしょうけど。
敵艦からの通信にロミュラン人に整形したディアナが映るというあり得ない事態にも、ボロを出さずに冷静に対処するピカードはさすがというか。
原題はAquiel。
ミステリ仕立てで、あんまりスタトレ・・というか、TNGらしからぬ話だったような。
基地で捜査中のウォーフを、切り取った金属板の下から撮ったショットで、私と次姉のアフレコ(+それに対するツッコミ)大会開始・・私「うぉ、足はまった!俺の切り取った穴や!」次姉「アホか!」私「クリンゴンの痕跡探知・・俺のかっ!」次姉「アホか!」・・ごめん、ウォーフ、真面目な君は、ボケの対象になり易い・・。
普段しょっちゅう、こういうアホなボケ&ツッコミをやりながら見ています・・。なので、スタトレは「誰かと見るもの」という感覚が強い・・たまに独りで見てるとミョーな感じ。
それにしてもジョーディーが本編中で女性と最後までいくというのも珍しい。
邦題は直球過ぎていまいちですが、原題も、あの女性士官のファーストネーム・・いまいち、必然性を感じないネーミングのような。他に適当な題が思いつかなかったのでしょうか?
原題はChain of Command。
カーデシアに捕まって、全裸で吊るされるピカード・・おいおい、これは何のサービスだよ(赤面) そういうシーンがあるとは知ってましたが、エロいですねぇ~。前からのショット・・机上のコンピューターで絶妙(?)に大事なとこ隠してあるのがまた・・。
あとで、拷問してた人の娘が入室してるシーンではさすがに、粗末な服を着せられてましたが。拷問は見せてもOKどころか、積極的に見せるお父さんも、さすがに捕虜の股間はNGだった訳ね・・。
拷問されても、「(地球人って呼ぶって言ってたくせに)ピカードと呼んだな」と、相手のあげあしとりまでする、不屈の精神の持ち主・ピカード。しかし助かった後で、本当はあともう少しで屈服するところだった・・4つしかないライトが、(そう言えと強制されていた)5つに見えていたと告白するのにゾッとさせられる・・怖い終わり方。
ジェリコ新艦長のやり方にクルー同様イライラ・・胃を痛くしながら見ましたが、彼自身も、長いことピカードのやり方で固まってる艦にいきなり着任で、やり難かったでしょうね。しかもゆっくり、分かり合うための時間をかける訳にもいかず。
今後、ジェリコと仲良くやっていくつもりが全く無いゆえの、ライカーの「お礼はいいですよ」が・・(笑) なんとなく、一番腕のいいパイロットはデータかと思ってましたけど、彼なんですね。
それにしてもカーデシアの罠にまんまとはまり、艦隊随一の優秀な指揮官をあやうく失いかけた連邦・・もうちょっとしっかりしてよ・・という感じ。
エンタープライズクルーにとって「かけがえのない、われらがピカード艦長」も、連邦にとっては「航宙艦の一指揮官の大佐」・・いくらでもすげ替えがきく・・とまで言わないにしろ、とにかく「代わりはいる」という認識なんですよね。仕方が無い・・それが「組織」ってもんでしょうけど。
原題はThe Quality of Life。
ジョーディーひげ姿再び。たしか、「両性具有ジェナイ星人」の時もこうだったような。個人的にはひげも似合う・・渋くてかっこいいとは思いますが、「ジョーディー」というキャラには(特に吹き替え声では)ちょっと合わないような気も若干。ひげのないウォーフor黒髪のビバリーは、ちょっと見てみたいような気が。
ピカードとジョーディーが死の危険にさらされている状況を打破すべく送り込まれる「生命体」かもしれない機械・エクソコンプを、データが守ろうとする・・視聴者的にはどうしても、ピカード達の方に感情移入してますから、「おいおいデータ」と思う訳ですが、結局、データの判断が正しかったことが分かる・・。
最後のデータの告白・・人権裁判の時、艦長が私を守ってくれた、だから今回、私がエクソコンプを守ったんです・・というのにハッとさせられる。ピカード達クルーをお手本に、彼はどんどん、人間らしくなっていく・・そしてその「人間らしさ」は、ある意味本当の人間(の狭量さ)をしのぐ、なんというか、グローバル?なものになってきてるというか。
仲間・・同じ、「生命をもった機械」に出会いたいと願うデータ・・。どれだけ大勢の人間の友達がいて、信頼し信頼されていても、それでもやはり、「孤独」なのか・・そりゃそうだよなぁ・・と(ラルが元気でいてくれたらねぇ・・) とりあえず、お兄ちゃんはハナから無視なのね(笑)
原題はSchisms。
髪ボッサボサのライカーが、いつものダンディな彼らしからぬ・・たまにはこういう隙だらけ(?)なのもかわいくていいような(本人、寝不足で機嫌最悪な訳ですけど・・)
クルーが、寝てる間に(←データは、寝ないので起きたままでしたが)異星人?に拉致られてた訳ですが、ウォーフが、たまたま夜中にトイレに起きたアレキサンダーに、ベッドにいないのを発見され「父さん、カウンセラーのところに夜這いに・・?」と変な誤解をされてたらかわいそうだなぁ・・と余計なお世話ながら心配(←いや、アレキサンダーそんなこと考えへんし)
あの、異星人のルックスも、拘束具付きベッドもベリー不気味で、なんかいまいちスタトレらしからぬ感じのする話でしたね。単に「怖い」「不気味」なだけで、エモーショナルな部分にうったえかけてくる要素にかける話というか。
まぁ、データのケッサクな詩が聞けるからいいか・・。聞くとどうしても「動物のお医者さん」の、ハムテルの犬に関する作文(?)を思い出します・・「犬の口は、ゴムパッキンでできている」・・。
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