この話はちょっといまいちのような・・。結局、何がいいたかったのか?という感じ。オチもいまいち・・。
データが艦長と「論争」しようとするのを止める時のライカーの口調と表情は面白かったですが。
それにしても「愛無き惑星」ってのは失礼な邦題ような・・。あの星なりに、愛はあったぢゃん!!
それにしても「マルチテクニック」・・(笑)
な・・長い・・。スペシャルだからしょうがないんでしょうけど、ちょっと話が長くてダレました。オチの宇宙人は・・まんま、クラゲやないですかっ!「もう離さない!」・・ディアナがちょっと怖かったり。
データの懸念はたしかに・・。自分達が生み出したモノなんだから信頼できる・・という艦長。自らを誇れるのは素晴らしいことですが・・。しかし人類が繰り返してきた「負の遺産」をも、あの生命体は引き継いでいくのかと思うと。何もかも全て、「親」の資質を引き継いでいくとは限りませんが。
どうも、「続猿の惑星」をみた直後にみたせいか、モノの見方が暗い・・。
「誇り」と「おごり」は紙一重。スタトレをみててたまに感じる、あちらさんの、「ちょっと鼻につかないでもない考え方」の一環を、垣間見たような気が。
別に、ピカード個人を「おごってる」と責めてる訳ではなく・・・・彼およびスタトレという物語のバックボーンたる、アメリカの気質というか、考え方に、他国人として、ちょっと疑問を感じる・・・・スタトレも、映画も、WWFも、本当、あちらさんの生み出したモノ大好きで、個々の人々にも、好きな人はたくさんいる訳ですが、それでも時々、ヤに感じることもある・・というか。
愛憎半ば・・っちゃあ、大袈裟ですけど。なまじっか好きで、影響受けまくりな国なだけに、思いはフクザツなのです。
ウェスはあっちの世界に行ってしまって(笑)・・いや、「進化」した訳ですから、めでたいことですけども。しかし、旅人の、彼らは彼らで解決できる・・とかいう台詞・・。今回の紛争に関しては当たってましたけど、長期的展望にたっちゃ、人類に対する「過大評価」にならないか、心配です。
ウェスのような、「次の段階」にたどり着けるまで、はたして人類は生き残っていけるのか・・。今、現実にこの世界を鑑みて、「私達は私達で解決できている」かと聞かれて、首を縦にふれるかと言うと・・。
暗くなってきたので話題変換。今回の話でもそうでしたけど、ピカードって結構女性の「上司or同じ階級」の人と「過去にもめた」ってエピソード、多くないですか?データの人権裁判の時の裁判官役の人とか。まぁ自己の信念を貫こうとする、意志の強い人ですから、女性に限らず、他の男性上官とも、それなりにもめてそうですけど。手柄は立てるけど、出世はできないタイプ・・?
わ・・我々は、「アレキサンダー製造の瞬間」を目撃してしまった訳ですなっ!!(←お下劣)しかしまぁ、カーレスと妃の伝説でもそうでしたけど、戦った後のクリンゴン人って・・・・。
ホロデッキで最初に「本番」行為に至ったのはウォーフだったのか・・としみじみ(?)呟くと、次姉「いや、今までにもおるやろう(ドキッパリ)」 ライカーあたりがやはり、容疑者・・?
造られた場所(エンタープライズ)にいずれ還ってくるアレキサンダーは、生まれた川を遡る鮭のよう・・(←?)
クリンゴン人と地球人の、異なる性質の挟間で苦悩するケーラーの姿が切なかったですね。連邦と交戦していた時代のクリンゴン人は説得など通用しないと、クリンゴン艦を撃墜することを主張する彼女。己が半身である、猛き血に苦しんできた・・・だから、かえって地球人よりもクリンゴン人を信用できない・・・そんな彼女が痛ましいというか・・。
ウォーフのプロポーズを拒絶する彼女。関係を持ったら即結婚・・というクリンゴンの慣習に従う訳にはいかない・・仕事や人生、そういうのをよく考えてから決めるべきだ・・という彼女は、かなり地球人ライクな思想の持ち主な訳ですな。でも拒絶したからといってウォーフを愛していない訳ではない・・ってのが、余計に切ないですなぁ。ウォーフがあの時、「契りの儀式」を持ち出すのではなく、自分の感情を素直に口にしていたのなら、もうちょっと結果は違っていたのでは・・。「お前がいて、初めて俺は満たされる」・・・言うのが遅いんだよっ!!このだらっ(=「あほんだら」の意)!!しかしまぁ、さすがジャッジアが「詩人の心を持ってる」とほめる人だけあって、なかなかにすごい台詞。
それにしても・・・・もし、彼女がウォーフと結婚=契りの儀式を結んでいたなら、後々の人生も変わって、アレキサンダーが母の無い子になることもなかっただろうと思うと、悲しいです。詮無いことではありますが。
[2006年9月17日に2回目鑑賞→一部加筆訂正]
しかしよくもまぁ、8年も独りで、正気を失わなかったものですね。
ディアナは副長に捨てられ、大尉は、愛する人を副長に捨てられ、心が離れてしまっていて・・と、どっちも副長の被害者かい!!って感じがしましたが、熱い、現役の恋心をもつ「ライカー」がもう一度現れたとなれば、やはりディアナの心が傾いてしまうのは必然・・。しかし、愛が再燃しても、転任にディアナがついてきてくれないってのは、副長のせいじゃないしなぁ・・と考えると、二人(大尉とディアナ)が別れてしまうのは必然なんでしょうか。しかし、副長がいるからこそ、大尉は転任しなければならない・・やはり、二人が別れなきゃいけないのは、副長のせいだ!!(笑) 二人の恋路のために、副長の方こそ転任させろや・・と一瞬考えた私。実際前に転任話あったやん~と。・・でもやはり、必要不可欠な人ですもんね。副長は・・。
道場?に大尉がやってきて、気をきかせて外すビバリー。きっと彼女は、後から余計な人間が入ってこないよう、外からロックしたんでしょうねぇ・・。
それにしても今回の件で、世の麗しい女性に対する脅威(?)が二倍になった訳ですな・・。
ライカーが、弔辞でどんなことを言うつもりだったのかが、ロー同様、非常に気になるところです。一度はそういう仲になった関係ですしねぇ・・。
ロミュラン、せっかく仲良くなれそうだったのに、あんな罠をはるとは・・。悲しい限りです。
ジョーディーに対する想いを述べるデータがよかったです。「また会えて嬉しいよ、ジョーディー」
ラスト、ウォーフに感化されて、クリンゴンとしての生き方に目覚めた若者達は外の世界で生きることを択びますが、同様に感化されながら、外の世界では受け入れて貰えない・・と、留まることを択んだ彼女が・・そんな彼女に心惹かれながら、連れ出すことは出来ないウォーフが、切なく哀れでした・・。
彼女の両親が愛し合ったように、いつかロミュランとクリンゴン両国間が和解してくれたらいいんですけど・・。その日は、くるかもしれないけれど、少なくとも彼女の人生には間に合わない、遠い先のことであろうと考えると・・か、悲しい・・。
副長のお父さん、あの格好ではお腹のでっぱり具合が丸見えで、何というか・・。
ウォーフ・・。あんな過激な儀式を必要とするんですね、クリンゴンは。あれは女性のクリンゴンもするんですかねぇ。
冒頭だったかで、艦長の副長に対する誉め言葉「たゆまぬ探究心」だったか何とかで、「・・・・それは女性に対する姿勢がか?」と突っ込んだのは、私だけでしょうか・・?
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