原題はUnnatural Selection。
医師としての使命感からの行動で結果死に至るウイルスに感染したドクターポラスキーを、救おうとしたピカードがその過程で彼女が実は自分のファンで、志願してエンタープライズに、自分のもとにやってきたことを知り、以前にも増して熱心に、なんとか彼女を救おうとする・・。自分の女性ファンは決して見捨てない男(笑)、ピカード・・。まじめな話、確かに知ってしまったらなおさら、喧嘩別れみたいな状態で永訣したくはないわなぁ・・。似た者同士=自己の信念を譲らない頑固者同士ゆえ、ぶつかることも多かった2人ですが、これを契機に仲良くなっていくんでしょうね。多分。
ドクターを救うため、健康だった頃のD.N.A.が要る・・と、彼女の部屋を荒らしまくるライカー&データは、傍目にはただの変質者(下着ドロ?)にしか見えませんでした・・(笑)
オブライエン、ミーティング初参加?だんだん、よく出てくる&重要な役割果たすようになってきましたね。
やはり下手に人間のD.N.A.いじったあかん・・という話。あの子供達自身もかわいそうに・・。学者がなんとか手立てを考えつかない限り、子供達だけで隔離されて暮らしていかなければならない訳で・・。
原題はLoud as a Whisper。
ライカーと2人で、リバがディアナを気に入ったらしい・・と話してる時のピカードの表情が妙。なんでしょう?娘が男に気に入られた時の、父親の複雑な心境のようなもの?
調停の場に、「あまり刺激したくない」と最低限の人間しか連れて行かなかったことで結果、半身に等しい通訳達を失ったリバ。勿論、大勢連れて行ってればそれだけ保安部員に死傷者が出たかもしれない訳で、通訳達の命も保安部員の命も双方同等に等しいことを思えば仕方がない結果と言えましょうが、それにしてももうちょっと策は無かったのか?リバ・・という感じ。
原題はThe Schizoid Man。
データを乗っ取った博士はヤな人でしたが、良心を捨て切っていなくて幸いでした。
最後、記憶が無いデータを、これ幸いとばかりライカーがからかう・・「ドクターポラスキーを口説いたことを覚えているか?」、それに対するデータのカエシ・・「落ちましたか?」が最高(笑)
原題はThe Outrageous Okona。
絵に描いたような遊び人の色男(?)・オコーナーが、スタトレ・・というかTNGらしからぬ感じがして少々面食らいましたが、実はロミオとジュリエットの仲をとりもっていたいい「兄貴」だった・・自由と引き換えの孤独も受け入れて生きる、泰然自若、悠々自適(←?)な好漢と分かってよかったです。
オコーナーが最初にコナをかける転送係の女性士官美人やな・・と思ったら、彼女を演じてたのって最近「デスパレートな妻たち」で人気のテリー・ハッチャーなんですね。
で、オコーナー演じてた人って「ロケッティア」の主役の人なんですね・・ってことはジェニファー・コネリー(現:ポール・ベタニー夫人)の元婚約者・・ということか・・。
データ、笑いの真髄はなかなか理解し得なくても、何でも笑うホロの観客には傷付く・・もしくは違和感は感じ取れる訳で、単なる「判断」としか言えないかもしれませんが、それでもある意味「誇り」「自尊心」とでも呼べそうな、そんな感じが。
原題はElementary, Dear Data。
これは昔、KBS京都だかで見た話。ドクターポラスキー、データファンからスカンを喰らいそうな言動ではありますが、まだあれでもマシな方なのかも・・もっと露骨にヤなことゆってくる人の方が現実には多そうな・・。モリアーティには通用してませんでしたが、とるべき態度をとってたあたりはさすが士官・・という感じ。お菓子で胸焼け・・なんてとこもお茶目でかわいい。しかしホロデッキの飲食物(で胸焼け)って一体・・?
ささやかではありますが、ライカーのウォーフいぢりも微笑ましい(?)というか(一歩間違えたらいじめですけど) ライカーなりの愛情表現の一環?
コギトエルゴスム・・「我思うゆえに我あり」。ジョーディーの気まぐれな一言が偶然、ひとつの「意思」、ひとつの「存在」を生み出した訳で、昔書いた感想とカブりますけど、我々人類も、神とでもいうべ存在のほんの「気まぐれ」で偶然、誕生し、存在しているのかも・・と思うとモリアーティの気持ちもよく分かるというか。
結局、最後にライカーが言う「君子危うきに近寄らず」、その一言に尽きる話。
冒頭のウォーフの発散運動+それに付き合うライカー・・は、後で繋がってくるんかいなと思いきや、特に関係無くて肩透かし。
オブライエンが若い!
ここから第2シーズンということで、各々制服の色、持ち場、髪型等が変化。やはり最大の変化はライカーのヒゲ(+体重増加傾向)か。次姉は「ヒゲが無い方がいいのに!」と大層憤慨。私は、ヒゲはあっても無くてもどっちでもいいですけど、やはりこのまま続く体重増加傾向の方が気になります。まぁまだ第2シーズンは大丈夫そうですが(まぁ、太ったって好きですけど。それなりに)
と、そんなウィリアムの体重論議はともかく、本編感想。ドクターポラスキー初登場。昔は別になんとも思いませんでしたが、今、TOSを大方見終わってから見ると、「あの、アン&ミランダ博士か」と感慨深いものがあるというか。年は当然とってますけど、美人な事に変わりは無く。彼女の、データに対する「ダータ」という呼び方はなんかロシアっぽくてかわいい。ポラスキーという名前からしてスラブ系って設定なんでしょうか?
ディアナが(身に覚えもないのに)いきなり妊娠!いきなり分娩!生まれた子・イアンはやはりというか、どんどん成長!この、巻き毛くるくるの幼児姿がかわいい(成田美名子「アレクサンドライト」のレヴァインorラファエロのよう) しかしもう一方の話の筋である、ウイルスサンプルを載せる話とどうリンクするんかと思いきや、単に悪影響与えて、それをすまなく思ったイアンが去って行くだけ…という物足りなさ。
ベタではありますが、イアンがウイルスでピンチに陥ったクルーを救うとか、もうちょっと何かあるかと思ってたのに、「単に乗り合わせた時機が悪かっただけ」という。よりにもよって、ウイルスサンプルを載せるなんていうめったにない任務中に、それに悪影響与える生命体が人間の人生学習しようと乗り込むなんて、タイミング悪過ぎ!あり得へんやろ普通!
それにしても、ドクターはディアナに妊娠してた痕跡が残ってないとかゆうてましたが、あんないきなり腹でかくなって妊娠線とか残らなかったんでしょうか?(未来だから出来ても簡単に消せそうですけど)
データ達が冷凍カプセル内に人間発見…TOS視聴者として当然、「カーンや!」「解凍したあかん!」とベタな反応を示す我々。「凍らしてるもんは溶かしたあかん」がSFのセオリー(?)ですが、二度目の生を得た彼らは、おそらくはそれなりに24世紀に適応し、生きがいを発見していくであろう…それを思えば、データの旺盛な「好奇心」が3人の人間の「人生」を救った訳で。勿論、彼らが24世紀人に害成す可能性だってありますけども。
20世紀の人々の、時代錯誤だったり孤独だったりの騒動はそれなりに面白かったですけど、ロミュランは「顔見せ」程度で、ちょっと肩透かしというか、物足りなかったです。
副長とウォーフは結構似た者同士…喧嘩っ早くてかつ、女にも手が早い(笑) 後々の話でウォーフがある「決断」を下した時、その執行をライカーに頼むのも、似た者気質の上官にウォーフなりの共感・友情を感じていたからなのねぇ…としみじみ。
レ、レミック~!!(泣)←一体彼には何時からとりついていたのか?彼の最後のシーンはあまりスタトレらしからぬ、「エイリアンかよ!」的不気味さでしたね・・。
データが、毎度の長説明をコンピューターに遮られるシーンが・・(笑)
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