原題は「Rules of Engagement」
悪夢から目を覚ましたウォーフは、監禁室の中。オドーは彼に、あと4時間で裁判が始まると告げ・・。
ウォーフ(orオブライエン)受難ネタはちょっと、食傷気味・・って、次の話はオブ受難っぽいですけど(←イントロダクションだけ見た)
なんでしょう?同じような、故郷を石もて追われた(?)系の境遇でも、オドーやガラックには感じない悲壮感・・気の毒感が、ウォーフにはある・・そつのないオドガラに比べて、不器用な人だからでしょうかね。あと、子供がいるってのも大きいのかも。自分ひとりだけの問題じゃないですもんね。
ギョロ目が印象的な訴追人を演じてた役者さんは、TNGの「遺伝子操作惑星」に出てた人とのことで、多分、保守的で秩序を重んじる役割の人ではないかと。
証人の、証言のシーンの演出が新鮮で面白かったんですが(特に、いかにも彼らしいクワークの証言が・・)、オチがちょっといまいちかも。クリンゴンも、オドーがちょっと調べれば分かるような事件の死者の名簿を流用して、企みごとすんなよ・・というか。それだけオドーの情報網がすごい・・ということなのかもしれませんが。
最後、ウォーフをさとすシスコの言葉が重かったですね。「君は艦隊士官であり市民を危険にさらしてはならない。そのために戦いに負けたり、命を落としたりしてもだ」 市民の命を守るという義務の前では、自分(達)の命を守る権利すら、彼(ら)は失うのか・・と。
どちらかといえば、それまでオブの証言よりは、ウォーフの証言に気持ち傾いていたので。自分達が死ぬだけではすまない・・護衛中の船団の人達の命まで、ウォーフはその双肩にかけていたんですから、あの発砲もやむなし・・と。
クリンゴンの戦艦との1対1、サシの勝負の時だったというなら、「自分達だけが生き残るために民間船に発砲した」と、非難されても仕方がないと思いますが、カーデシアの船団という、「守るべきもの」を背負ってた訳ですから、難しい問題ですよね。うっかり者の民間船守るために、協力体制にある民間船死なせていいんか・・という。
でもまぁ確かに、生き残るためにだったら、何をしてもいいという訳ではありませんけど。
なんか、TOSの「ゴリラの惑星」を思い出すというか。
しかし多くの方がご指摘のように、そもそも船団襲ってきたクリンゴンが悪いっちゅう話ですよね。クリンゴンなりの(戦争の)大義名分・・「カーデシア上層部は、可変種に操られているから」というのがあって、クリンゴン的にはOKなんでしょうけど。
そういう(アホらしい)大義名分のもとの、過失でも何でもない、「故意によるカーデシアの民間人大量殺害」は罪に問われることがないどころか勲章もので、ウォーフの「過失による民間人441人死亡」は殺人罪で起訴て・・。まさしく、チャップリンの「殺人狂時代」・・「ひとり殺せば殺人者。百万殺せば英雄」ではないですか。
悪夢から目を覚ましたウォーフは、監禁室の中。オドーは彼に、あと4時間で裁判が始まると告げ・・。
ウォーフ(orオブライエン)受難ネタはちょっと、食傷気味・・って、次の話はオブ受難っぽいですけど(←イントロダクションだけ見た)
なんでしょう?同じような、故郷を石もて追われた(?)系の境遇でも、オドーやガラックには感じない悲壮感・・気の毒感が、ウォーフにはある・・そつのないオドガラに比べて、不器用な人だからでしょうかね。あと、子供がいるってのも大きいのかも。自分ひとりだけの問題じゃないですもんね。
ギョロ目が印象的な訴追人を演じてた役者さんは、TNGの「遺伝子操作惑星」に出てた人とのことで、多分、保守的で秩序を重んじる役割の人ではないかと。
証人の、証言のシーンの演出が新鮮で面白かったんですが(特に、いかにも彼らしいクワークの証言が・・)、オチがちょっといまいちかも。クリンゴンも、オドーがちょっと調べれば分かるような事件の死者の名簿を流用して、企みごとすんなよ・・というか。それだけオドーの情報網がすごい・・ということなのかもしれませんが。
最後、ウォーフをさとすシスコの言葉が重かったですね。「君は艦隊士官であり市民を危険にさらしてはならない。そのために戦いに負けたり、命を落としたりしてもだ」 市民の命を守るという義務の前では、自分(達)の命を守る権利すら、彼(ら)は失うのか・・と。
どちらかといえば、それまでオブの証言よりは、ウォーフの証言に気持ち傾いていたので。自分達が死ぬだけではすまない・・護衛中の船団の人達の命まで、ウォーフはその双肩にかけていたんですから、あの発砲もやむなし・・と。
クリンゴンの戦艦との1対1、サシの勝負の時だったというなら、「自分達だけが生き残るために民間船に発砲した」と、非難されても仕方がないと思いますが、カーデシアの船団という、「守るべきもの」を背負ってた訳ですから、難しい問題ですよね。うっかり者の民間船守るために、協力体制にある民間船死なせていいんか・・という。
でもまぁ確かに、生き残るためにだったら、何をしてもいいという訳ではありませんけど。
なんか、TOSの「ゴリラの惑星」を思い出すというか。
しかし多くの方がご指摘のように、そもそも船団襲ってきたクリンゴンが悪いっちゅう話ですよね。クリンゴンなりの(戦争の)大義名分・・「カーデシア上層部は、可変種に操られているから」というのがあって、クリンゴン的にはOKなんでしょうけど。
そういう(アホらしい)大義名分のもとの、過失でも何でもない、「故意によるカーデシアの民間人大量殺害」は罪に問われることがないどころか勲章もので、ウォーフの「過失による民間人441人死亡」は殺人罪で起訴て・・。まさしく、チャップリンの「殺人狂時代」・・「ひとり殺せば殺人者。百万殺せば英雄」ではないですか。
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●2001年7月から某所で書いていた感想日記の移植版です。
●基本的にテレビ本編&映画の感想はネタバレ有、小説の感想はネタバレがある場合「続きを読む」で・・というスタンスです。
●ブログ内の画像の無断転載・二次使用はお控え願います。
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