原題は「Return to Grace」
カーデシアの前線基地に赴き、ベイジョー情報部のメンバーと共にクリンゴンに関する情報交換を行うことになったキラは、DS9に現れたデュカットの姿を見て驚く。デュカットは、基地まで彼女を送る、カーデシア貨物船の船長が自分だというのだ。つまり、左遷させられた訳で、ベイジョー人との間の娘・ジヤルを連れ帰ったため、軍事顧問の座を失っただけでなく、実母からは絶縁され、妻は子供と家を出た・・しかしデュカットは、失ったものは必ず取り返すと、意気軒昂で・・。
デュカット、出かける時にキラの荷物をもってあげるのがいい感じ(あちらさんの社会の、当たり前&さりげ?なレディーファースト、いいよねぇ)
そして何気に、ダマール登場。ちゃんと最初から見てた人は、まさか彼があとあと結構重要キャラになるとは、この時点では夢にも思ってなかったでしょうね・・。
ジヤルに護身術を教えてあげたり、この頃は、「上官の娘」として、それなりに普通に接してた訳で、あとあとのことを思うと複雑な気持ちになるというか何というか・・。
前線基地を襲ったクリンゴン艦を、無謀にもオンボロ貨物船で攻撃しようとしたデュカットに、キラは反対しつつも、いざ攻撃となったら、より有効な攻撃目標を指示するあたり、業の深さ(?)を感じさせるというか・・。
そんな彼女を、有能な戦術家として(そして勿論、異性としても)欲するデュカットの口説き文句が・・。自分を好きになってくれなくてもいい・・嫌ってもいいから、協力して欲しい・・と。ジヤルに話した通り、キラはデュカットを永久に赦すことは出来ない訳で、そのことはデュカットも分かっているはず・・自分を絶対愛さない、赦さない女を、そうと知っていても、それでも欲する・・そして受け入れられるという・・。
普通、相手に嫌われたら即終わりというか、諦めてしまいそうなもんですけど、そういう部分を突き抜けた(?)彼の愛(と呼ぼう)は、自分本位・・自分勝手ではありますが(キラの立場に立てば、うっとおしい?)、結構すごい?というか。
まぁ、単に、「キラも自分ならいつかは落とせる」と思ってるのかもしれませんが・・(自信過剰・・) 権力を回復したら、こ憎たらしいガルを左遷してやる・・とか妄想してる性格の悪さも、彼らしくてかわいい(?)です。
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