[PR] 浮気調査情報 スタートレックシリーズ感想ブログ(ネタバレ有) DS9感想「地球戒厳令」(後編) 忍者ブログ
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原題は「Paradise Lost」

シスコは、パワーリレー破壊工作について調べるうち、可変種のしわざだとしたら、一体どうやって全地球管理局に入れたのか、コードを入手できたのか・・と、次々に疑問がわいてくることに気付く。そしてオドーが、アカデミーのエリート集団「レッド・スクワッド」の、不自然な転送記録を発見する。

シスコがその記録についてアカデミー校長と連絡をとると、校長はレイトンの指示でレッド・スクワッドが動いたことをもらし・・。 



ワームホールの異常も、パワーリレーシステムの破壊による停電も、全ては可変種のしわざにみせかけたレイトンの工作であるという、衝撃的な事実があきらかになる後編。

今の地球の防衛体制は、可変種の脅威に対してあまりにも無防備過ぎる・・と考える彼は、「脅威」を自己演出することで、市民に強権的な軍事防衛体制を許容させ、なおかつ、連邦大統領の実権を停止・・自らがトップにたつことで、地球という故郷・・「楽園」を、守ろうとした訳ですが・・。

やはり、選挙で選ばれた、文民による統制=シビリアン・コントロールという、民主政治の大原則および生命線を、否定する彼のやり方は許されるものではない・・いくら、可変種の脅威が大きかろうとも。可変種と戦う前に、身内同士で血ぃ流してたら世話ない・・というか。

可変種の恐ろしさは侵攻そのものだけでなく、その存在のプレッシャーで、シスコが一瞬、父を疑ったように、家族が家族を信じられなくなったり、レイトン側とシスコ側・・考えが異なる連邦艦同士が、撃ちあって死者まで出す・・。相互信頼を崩し、内部崩壊を招きかねない・・自滅へ向かわせる、そういう恐ろしさもあるんですよね・・(怖)

実際、既にクリンゴンはカーデシアと戦争をして、同じアルファ宇宙域の種族同士で殺しあってる訳で・・。

こんな事態を招いても、それでも最後の最後は血迷わなかったレイトン・・冷静に、階級章を外して去っていく彼の捨て台詞・・「今日のことを、君が悔やむ日が来なければいいが」が重い・・。確かに、厳しい防衛策をとらなかったことで、地球が可変種に蹂躙され尽くす、その可能性だって無い訳ではない・・。

レイトンも、トム・ライカーを思い出させる・・彼らは本来、理性的で心の優しい人(多分) 良かれと思って行動を起こした、その心根の優しさは確かなもの・・ただただ、手段・・やり方が間違っていただけで・・。

それにしても、ノーグは誰がレッド・スクワッドかは秘密・・と言ってましたが、時々彼らだけで特別な訓練を行っているなら、「しょっちゅう別行動をとる優秀なアイツ」ってことで、ノーグでなくてもすぐ誰がメンバーだか、気付きそうなもんですけど・・。
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●2001年7月から某所で書いていた感想日記の移植版です。 ●基本的にテレビ本編&映画の感想はネタバレ有、小説の感想はネタバレがある場合「続きを読む」で・・というスタンスです。 ●ブログ内の画像の無断転載・二次使用はお控え願います。
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