原題は「Civil Defense」
カーデシア占領時代に、多くのベイジョー人が強制労働させられ、そして死んでいった金属加工場で作業をしていたオブライエンとジェイク。そこに、食事をとらないかとシスコがやってきた時、ジェイクがコンピュータ上にカーデシア時代のファイルでどうしても消去できないものがあることに気付く。
オブライエンが見てみるがどんなファイルか分からず、とりあえず横によけておこうとしたところ、突然コンピュータが作動しだし、結果、「金属加工場で暴動が起きた」となり、画面上にガル・デュカットの姿が映しだされた・・。
3年経ってもまだ、こうしてカーデシア時代のとんでもないプログラムが眠ってて、ひょんなことで動き出して(←銀英伝のイゼルローンを思い出した人は多いはず)ステーション全滅の危機に瀕する・・。やはり、このステーション怖過ぎ!任務でいる人はともかく、よく民間人が住み続けるよね・・という感じ。
よかれと思ってしたことが、どんどん事態を悪化させていく様が面白かったです。
そして何と言っても、レプリケーターが作った攻撃機(?)のレーザー乱射の雨の中に降り立ち、(カーデシア人には当たらないと知っているので)余裕のよっちゃんな態度でふるまい、キラにカーデシア軍のDS9駐留を認めさせようとする傲岸きわまりない態度の、そしてその直後の、自分のコードが無効になっちゃって、自分もこの、自爆しようとしてるステーションに閉じ込められた+ガラックに、キラへの下心を指摘されて動揺しまくってた、デュカットがもう、サイコー(笑)
クライマックスの、シスコが核融合炉を止めるくだりがいまいちだったので、お話全体としての評価は若干下がるような気もしますが(もうひとひねり、欲しかったね・・という感じ)、あの、デュカットがらみの一連のシーンは爆笑で、素敵過ぎる・・DS9で一番、笑えるシーンかもしれません。
一緒に閉じ込められちゃったオドーとクワークのやりとりも面白かったですけど(おでこに手ぇ当てて、頭抱える・・うんざりな仕草のオドーがかわいかった)、笑いの神が降臨していたとしか思えない(笑)デュカットの前では、かすんじゃいますね。
それにしても、レーザーで撃たれて消滅した人、気の毒・・。勿論、エンタープライズでも殉職者が出ない訳ではなかったですけど。
そして、シスコやジュリアンにとって「我が家」と呼べる位になったDS9も、かつて強制労働で多くのベイジョー人が命を落とした場所・・という事実を改めて認識させる回でもあった訳で。
怪談のひとつやふたつは、絶対ありそうな・・。
以下、第6シーズン終盤~ラストに関するネタバレありですのでご注意。
カーデシア占領時代に、多くのベイジョー人が強制労働させられ、そして死んでいった金属加工場で作業をしていたオブライエンとジェイク。そこに、食事をとらないかとシスコがやってきた時、ジェイクがコンピュータ上にカーデシア時代のファイルでどうしても消去できないものがあることに気付く。
オブライエンが見てみるがどんなファイルか分からず、とりあえず横によけておこうとしたところ、突然コンピュータが作動しだし、結果、「金属加工場で暴動が起きた」となり、画面上にガル・デュカットの姿が映しだされた・・。
3年経ってもまだ、こうしてカーデシア時代のとんでもないプログラムが眠ってて、ひょんなことで動き出して(←銀英伝のイゼルローンを思い出した人は多いはず)ステーション全滅の危機に瀕する・・。やはり、このステーション怖過ぎ!任務でいる人はともかく、よく民間人が住み続けるよね・・という感じ。
よかれと思ってしたことが、どんどん事態を悪化させていく様が面白かったです。
そして何と言っても、レプリケーターが作った攻撃機(?)のレーザー乱射の雨の中に降り立ち、(カーデシア人には当たらないと知っているので)余裕のよっちゃんな態度でふるまい、キラにカーデシア軍のDS9駐留を認めさせようとする傲岸きわまりない態度の、そしてその直後の、自分のコードが無効になっちゃって、自分もこの、自爆しようとしてるステーションに閉じ込められた+ガラックに、キラへの下心を指摘されて動揺しまくってた、デュカットがもう、サイコー(笑)
クライマックスの、シスコが核融合炉を止めるくだりがいまいちだったので、お話全体としての評価は若干下がるような気もしますが(もうひとひねり、欲しかったね・・という感じ)、あの、デュカットがらみの一連のシーンは爆笑で、素敵過ぎる・・DS9で一番、笑えるシーンかもしれません。
一緒に閉じ込められちゃったオドーとクワークのやりとりも面白かったですけど(おでこに手ぇ当てて、頭抱える・・うんざりな仕草のオドーがかわいかった)、笑いの神が降臨していたとしか思えない(笑)デュカットの前では、かすんじゃいますね。
それにしても、レーザーで撃たれて消滅した人、気の毒・・。勿論、エンタープライズでも殉職者が出ない訳ではなかったですけど。
そして、シスコやジュリアンにとって「我が家」と呼べる位になったDS9も、かつて強制労働で多くのベイジョー人が命を落とした場所・・という事実を改めて認識させる回でもあった訳で。
怪談のひとつやふたつは、絶対ありそうな・・。
以下、第6シーズン終盤~ラストに関するネタバレありですのでご注意。
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原題は「The Abandoned」
ジェイクは、交際中のダボガール・マルタが、シスコからディナーに招待されたことを聞かされ驚く。一方、なじみの女船長から、ガンマ宇宙域で見つけた難破船を売りつけられたクワークは、その残骸の中に赤ん坊を発見し・・。
ジェイク・・こ、このマセガキッ!(笑) 16才で20才のダボガール(巨乳)と付き合うなんて、隅におけなさ過ぎでショ!!というか。
マルタが、「職業で人を判断する人が多くて・・」と言った時の、シスコに向けたジェイクの表情が・・(笑)
それにしてもジェムハダー。最初はほとんど人間の赤ん坊と変わらないんですね。自分と同じ、実験動物扱いはかわいそうだ・・と彼に同情して、なにかれ親身になってあげたオドーですが、結局は彼の、ジェムハダーとしてDNAに刻み付けられた本能を御することは出来ず、キラに敗北を認めるラストが切なかったですね・・。
こういう「殺人兵器」といえる人間を造り出し、テトラセル・ホワイト(←今回は名前はまだ、分かってない訳ですが)で絶対的に支配する・・本当、創設者はヤな連中ですこと。
ジェイクは、交際中のダボガール・マルタが、シスコからディナーに招待されたことを聞かされ驚く。一方、なじみの女船長から、ガンマ宇宙域で見つけた難破船を売りつけられたクワークは、その残骸の中に赤ん坊を発見し・・。
ジェイク・・こ、このマセガキッ!(笑) 16才で20才のダボガール(巨乳)と付き合うなんて、隅におけなさ過ぎでショ!!というか。
マルタが、「職業で人を判断する人が多くて・・」と言った時の、シスコに向けたジェイクの表情が・・(笑)
それにしてもジェムハダー。最初はほとんど人間の赤ん坊と変わらないんですね。自分と同じ、実験動物扱いはかわいそうだ・・と彼に同情して、なにかれ親身になってあげたオドーですが、結局は彼の、ジェムハダーとしてDNAに刻み付けられた本能を御することは出来ず、キラに敗北を認めるラストが切なかったですね・・。
こういう「殺人兵器」といえる人間を造り出し、テトラセル・ホワイト(←今回は名前はまだ、分かってない訳ですが)で絶対的に支配する・・本当、創設者はヤな連中ですこと。
原題は「Second Skin」
ベイジョー中央公文書記録センターから、カーデシア側の記録でキラが、収容所に収容されていた・・との連絡が入る。そんな記憶はない・・その時は、レジスタンスとして洞穴にいたとはっきり憶えているキラだったが、当時収容所で同室だったという男と通信したところ、相手はキラの顔を覚えていた。
事実を確かめるため旅立ったキラは何者かに拉致され意識を失い、目覚めるとカーデシア人の顔に・・。現れた男はオブシディアン・オーダーのエンテクで、彼女に告げる。「君は私の部下で、ベイジョーに潜入していたのだ」と・・。
今までの人生を全否定されるような事態に陥り、困惑しながらも、それでも土壇場でこの陰謀の真意に気付くキラがさすがね・・という感じ。
ゲモール、娘だと信じた女性が実はそうでなかった上、国を追われることになり気の毒でしたが、それでも、キラと心の交流をもてたことを後悔せず、これからも家族同様に彼女を想うという彼の優しさ・・。それに触れて、さすがのカーデシア人嫌いのキラも心を開いた・・ってのが良かったです。
当たり前ですが、カーデシア人にも娘想いで、秘密組織が幅をきかせ過ぎる国を憂う、私人としても公人としても「いい人」が、いるんだよなぁ~と。
オブシディアン・オーダーこそが国家だ・・と言い切るエンテクが怖い・・。ガラックは、「クワークの愛」でもそうでしたが、自分の気に食わない旧知の人間を、どさくさ紛れにちゃっかり殺してる・・まぁ、どっちもヤな奴だったからいいか・・(←おいおい)
それにしても、死んでしまったかもしれませんが、まだ生きているとしたら、本当のイリアナは自分がベイジョー人だと信じて生きてる訳で、もし彼女がベイジョー人男性と恋に落ち、子供を産んでいたら、その子供の容貌は・・。
カーデシア人と不貞をはたらいたと相手になじられるのか、もしくは自分のDNAを調べて、自分がカーデシア人だったと気付いて愕然とするのか・・。
しみじみした終わり方の話ですが、よくよく考えると結構怖い・・裏に、残酷なドラマを孕んでいるのかもしれない・・と思うと・・。
ベイジョー中央公文書記録センターから、カーデシア側の記録でキラが、収容所に収容されていた・・との連絡が入る。そんな記憶はない・・その時は、レジスタンスとして洞穴にいたとはっきり憶えているキラだったが、当時収容所で同室だったという男と通信したところ、相手はキラの顔を覚えていた。
事実を確かめるため旅立ったキラは何者かに拉致され意識を失い、目覚めるとカーデシア人の顔に・・。現れた男はオブシディアン・オーダーのエンテクで、彼女に告げる。「君は私の部下で、ベイジョーに潜入していたのだ」と・・。
今までの人生を全否定されるような事態に陥り、困惑しながらも、それでも土壇場でこの陰謀の真意に気付くキラがさすがね・・という感じ。
ゲモール、娘だと信じた女性が実はそうでなかった上、国を追われることになり気の毒でしたが、それでも、キラと心の交流をもてたことを後悔せず、これからも家族同様に彼女を想うという彼の優しさ・・。それに触れて、さすがのカーデシア人嫌いのキラも心を開いた・・ってのが良かったです。
当たり前ですが、カーデシア人にも娘想いで、秘密組織が幅をきかせ過ぎる国を憂う、私人としても公人としても「いい人」が、いるんだよなぁ~と。
オブシディアン・オーダーこそが国家だ・・と言い切るエンテクが怖い・・。ガラックは、「クワークの愛」でもそうでしたが、自分の気に食わない旧知の人間を、どさくさ紛れにちゃっかり殺してる・・まぁ、どっちもヤな奴だったからいいか・・(←おいおい)
それにしても、死んでしまったかもしれませんが、まだ生きているとしたら、本当のイリアナは自分がベイジョー人だと信じて生きてる訳で、もし彼女がベイジョー人男性と恋に落ち、子供を産んでいたら、その子供の容貌は・・。
カーデシア人と不貞をはたらいたと相手になじられるのか、もしくは自分のDNAを調べて、自分がカーデシア人だったと気付いて愕然とするのか・・。
しみじみした終わり方の話ですが、よくよく考えると結構怖い・・裏に、残酷なドラマを孕んでいるのかもしれない・・と思うと・・。
原題は「Equilibrium」
シスコがプライベートで皆を部屋に招き、ご馳走をふるまうことに。仕事を終わらせて駆けつけたジャッジアは、ジェイクの楽器で、ダックスの本体は誰も、音楽の才能がない・・と言いながらも、聞いた覚えもない曲を弾いてみせる。そのメロディーが頭から離れないジャッジアは、とても彼女とは思えないような、猜疑心に満ちた言動、暴力的な行動をとるようになり・・。
「ダックス」に隠された、トリルの大いなる秘密が明らかにされる回。
実は共生生物との合体は、1000人にひとりではなく、トリル人の半分は適合可能で、かつてダックスは、人殺しさえしてしまうような音楽家・ジョランと合体していたことがあった・・。消されたはずの記憶が蘇り、それがジャッジアを変えてしまっただけでなく、共生生物との合体の・・シンクロ率?(byエヴァ用語)を下げ、共生生物を救う為にジャッジアとの切り離し=彼女の死をも、必要とする状況に陥ってしまう・・。
真実を突き止め、「ジャッジアを救わなければ、この事実を大々的に暴露する!」とトリル人医師に迫るシスコが、連邦とトリルの関係考えたらどないやねん・・という気もしないでもなかったですが、いち友人としては、頼もしかったなぁ・・というか。トリル全体のため、個(ジャッジア)を早々と見捨てようとするトリル人医師のやり方は確かに、間違っていましたし。歴代ホストに比べれば激しく劣る人格であるジョアンの記憶をも受け入れて、それでも、皆に愛される聡明なジャッジア自身でいられるだけの強さを、彼女はもっていたのですから・・。
以下、第6シーズン最後~第7シーズンに関するネタバレありです。ご注意。
シスコがプライベートで皆を部屋に招き、ご馳走をふるまうことに。仕事を終わらせて駆けつけたジャッジアは、ジェイクの楽器で、ダックスの本体は誰も、音楽の才能がない・・と言いながらも、聞いた覚えもない曲を弾いてみせる。そのメロディーが頭から離れないジャッジアは、とても彼女とは思えないような、猜疑心に満ちた言動、暴力的な行動をとるようになり・・。
「ダックス」に隠された、トリルの大いなる秘密が明らかにされる回。
実は共生生物との合体は、1000人にひとりではなく、トリル人の半分は適合可能で、かつてダックスは、人殺しさえしてしまうような音楽家・ジョランと合体していたことがあった・・。消されたはずの記憶が蘇り、それがジャッジアを変えてしまっただけでなく、共生生物との合体の・・シンクロ率?(byエヴァ用語)を下げ、共生生物を救う為にジャッジアとの切り離し=彼女の死をも、必要とする状況に陥ってしまう・・。
真実を突き止め、「ジャッジアを救わなければ、この事実を大々的に暴露する!」とトリル人医師に迫るシスコが、連邦とトリルの関係考えたらどないやねん・・という気もしないでもなかったですが、いち友人としては、頼もしかったなぁ・・というか。トリル全体のため、個(ジャッジア)を早々と見捨てようとするトリル人医師のやり方は確かに、間違っていましたし。歴代ホストに比べれば激しく劣る人格であるジョアンの記憶をも受け入れて、それでも、皆に愛される聡明なジャッジア自身でいられるだけの強さを、彼女はもっていたのですから・・。
以下、第6シーズン最後~第7シーズンに関するネタバレありです。ご注意。
原題は「The House of Quark」
ドミニオンを恐れてステーションを出て行く人が増えたため、閑古鳥が鳴いているクワークのバー。モーンがダボガールを「お持ち帰り」した(←・・・・・)後、客は飲んだくれのクリンゴン人ただ一人。
もう金がなく、ツケで払うという彼にクワークは抗議しようとするが、恐れをなしてツケに応じることに。しかしクワークの態度に腹を立てたクリンゴン人は、ナイフを抜いて襲い掛かってくる。もみ合い、倒れて転がってるうちに、ナイフはクリンゴン人に突き刺さってしまい・・。
「クリンゴンは、重要な臓器は2個あったりするし、大丈夫さ!」と思ったら、OP明けであっさり、検死されてました・・(笑) まぁ、クリンゴンでも死ぬときゃ死ぬ(当たり前)・・それに、死んでも仕方が無いような駄目男だった訳ですが。
この話があとあとまた出てくる、グリルカの登場話だったんですね。確かに、強気なクリンゴン女性に小柄なフェレンギ人が振り回される・・って絵ヅラは面白い。それに、クワークもただ、振り回されるだけではない・・ってのがいいですよね。
彼なりの手腕でドゥゴールの企みを白日のもとにさらし、また、グリルカの窮地を救うために漢気を見せ、命をかける・・知恵でもってして、ドゥゴールの腕力に勝利を収める・・。かっこ良過ぎでしょ!というか。そんな兄貴に惚れ惚れ・・なロムもかわいい。
それにしても、クワークがグリルカに誘拐されても、DS9司令部は全く、いつもどおりの平常ってのが・・(笑)
ドゥゴールが追放される場面のポーズが、TNGでウォーフがされてたのと同じで懐かしかったです。
もうひとつの話の筋・・人が減ったことで子供が減り、学校が閉鎖されて落ち込むケイコを、元気付けようとあれこれ思案をめぐらすオブライエン・・もいい感じ。あくまでクワークの筋が主題であって、こっちはそれほど派手さや面白さはない訳ですが、夫婦愛にしみじみさせられる・・いい夫やオブライエン~!
傍にいて、家事をしてくれる、性欲を満たしてくれる、子供の面倒をみてくれる・・そういう、自分にとって果たしてくれる「役割」しか、妻に求めない馬鹿夫と違い、妻である以前に、一個人の人間として、彼女が世の中に対して果たしたいと思っている「役割」・・仕事を通して得られる生き甲斐・・そういうのを、尊重してあげたいと願うオブの気持ちにノックダウン!(←?)
タイプは違いますが、2人の、女にとっての「いい男」を描いた回な訳ですね。
ドミニオンを恐れてステーションを出て行く人が増えたため、閑古鳥が鳴いているクワークのバー。モーンがダボガールを「お持ち帰り」した(←・・・・・)後、客は飲んだくれのクリンゴン人ただ一人。
もう金がなく、ツケで払うという彼にクワークは抗議しようとするが、恐れをなしてツケに応じることに。しかしクワークの態度に腹を立てたクリンゴン人は、ナイフを抜いて襲い掛かってくる。もみ合い、倒れて転がってるうちに、ナイフはクリンゴン人に突き刺さってしまい・・。
「クリンゴンは、重要な臓器は2個あったりするし、大丈夫さ!」と思ったら、OP明けであっさり、検死されてました・・(笑) まぁ、クリンゴンでも死ぬときゃ死ぬ(当たり前)・・それに、死んでも仕方が無いような駄目男だった訳ですが。
この話があとあとまた出てくる、グリルカの登場話だったんですね。確かに、強気なクリンゴン女性に小柄なフェレンギ人が振り回される・・って絵ヅラは面白い。それに、クワークもただ、振り回されるだけではない・・ってのがいいですよね。
彼なりの手腕でドゥゴールの企みを白日のもとにさらし、また、グリルカの窮地を救うために漢気を見せ、命をかける・・知恵でもってして、ドゥゴールの腕力に勝利を収める・・。かっこ良過ぎでしょ!というか。そんな兄貴に惚れ惚れ・・なロムもかわいい。
それにしても、クワークがグリルカに誘拐されても、DS9司令部は全く、いつもどおりの平常ってのが・・(笑)
ドゥゴールが追放される場面のポーズが、TNGでウォーフがされてたのと同じで懐かしかったです。
もうひとつの話の筋・・人が減ったことで子供が減り、学校が閉鎖されて落ち込むケイコを、元気付けようとあれこれ思案をめぐらすオブライエン・・もいい感じ。あくまでクワークの筋が主題であって、こっちはそれほど派手さや面白さはない訳ですが、夫婦愛にしみじみさせられる・・いい夫やオブライエン~!
傍にいて、家事をしてくれる、性欲を満たしてくれる、子供の面倒をみてくれる・・そういう、自分にとって果たしてくれる「役割」しか、妻に求めない馬鹿夫と違い、妻である以前に、一個人の人間として、彼女が世の中に対して果たしたいと思っている「役割」・・仕事を通して得られる生き甲斐・・そういうのを、尊重してあげたいと願うオブの気持ちにノックダウン!(←?)
タイプは違いますが、2人の、女にとっての「いい男」を描いた回な訳ですね。
原題は「The Search」
ステーションでドミニオン対策を話し合うキラ達の前に、連邦から戦闘用に特化した艦・ディファイアントを借り出してきたシスコが現れる。ディファイアントには、ロミュランから貸与して貰った遮蔽装置が備え付けられており、その操作と機密保持を担当するロミュラン士官、そして個人プレーが多いため連邦上層部に嫌われていたオドーの、後任の保安士官エディングトンが乗り込んでいた。
ここから第3シーズンということで、ジャッジアの髪型やオドーの制服が変わったり(ジャッジアの髪型に関してはまたすぐ、変わりましたけど)
創設者との交渉のとっかかりに必要なクワークを、説得して連れていくために、ネーガスの威を借るシスコ・・(笑) 人を操るのが上手い・・。
ディファイアントで「他の部屋は生命維持装置が切られてる」ということで、オドーがクワークとの相部屋を強要されて嫌がってましたが、オドーは呼吸しないんですから、生命維持装置が無くても大丈夫そうな・・?せめて、衝立おくとか出来ないんですかね。しかし、オドーがバケツを小脇に抱える姿はかわいかった・・(笑) あと、クワークに言われたことにキツいカエシをするジュリアン・・なんか逞しくなってきたよな・・というか。
ジュリアンがステーションに無事帰ってきた時のガラックの喜びようがまるで恋人同士のようでしたが(笑)、結局幻覚だった訳で・・。
幻覚といえば、その中でしたがキング牧師ばりに「私には夢がある」と語りだすクワーク・・(笑)←シスコの記憶に基づいたシュミレーションなんでしょうかね。
やっと同胞を見つけ出したのに、彼らと訣別しなければならなかったオドーがかわいそう・・最後、去り際に「偉大なるつながり」を見つめる彼の気持ちを思うにつけ・・。
でも確かに、正義を希求する彼には、同胞のやり方は許せないもの。かつて固形種に虐げられたからといって、それを防ごうと自分達が固形種を支配しようなんて、過剰防衛もいいとこじゃないですか。
確かに分かり合うのは難しい・・。オドーも、偏見や迫害にさらされることもある。それでも今、故郷を去るオドーの傍らには、キラがいてくれる・・。そういうふうに、「絆」を築くことだって出来るのに・・。
ステーションでドミニオン対策を話し合うキラ達の前に、連邦から戦闘用に特化した艦・ディファイアントを借り出してきたシスコが現れる。ディファイアントには、ロミュランから貸与して貰った遮蔽装置が備え付けられており、その操作と機密保持を担当するロミュラン士官、そして個人プレーが多いため連邦上層部に嫌われていたオドーの、後任の保安士官エディングトンが乗り込んでいた。
ここから第3シーズンということで、ジャッジアの髪型やオドーの制服が変わったり(ジャッジアの髪型に関してはまたすぐ、変わりましたけど)
創設者との交渉のとっかかりに必要なクワークを、説得して連れていくために、ネーガスの威を借るシスコ・・(笑) 人を操るのが上手い・・。
ディファイアントで「他の部屋は生命維持装置が切られてる」ということで、オドーがクワークとの相部屋を強要されて嫌がってましたが、オドーは呼吸しないんですから、生命維持装置が無くても大丈夫そうな・・?せめて、衝立おくとか出来ないんですかね。しかし、オドーがバケツを小脇に抱える姿はかわいかった・・(笑) あと、クワークに言われたことにキツいカエシをするジュリアン・・なんか逞しくなってきたよな・・というか。
ジュリアンがステーションに無事帰ってきた時のガラックの喜びようがまるで恋人同士のようでしたが(笑)、結局幻覚だった訳で・・。
幻覚といえば、その中でしたがキング牧師ばりに「私には夢がある」と語りだすクワーク・・(笑)←シスコの記憶に基づいたシュミレーションなんでしょうかね。
やっと同胞を見つけ出したのに、彼らと訣別しなければならなかったオドーがかわいそう・・最後、去り際に「偉大なるつながり」を見つめる彼の気持ちを思うにつけ・・。
でも確かに、正義を希求する彼には、同胞のやり方は許せないもの。かつて固形種に虐げられたからといって、それを防ごうと自分達が固形種を支配しようなんて、過剰防衛もいいとこじゃないですか。
確かに分かり合うのは難しい・・。オドーも、偏見や迫害にさらされることもある。それでも今、故郷を去るオドーの傍らには、キラがいてくれる・・。そういうふうに、「絆」を築くことだって出来るのに・・。
原題は「The Jem'Hadar」 う~ん、テトラセル・ホワイト!(←これが出てくるのはまだ、先ですけど)
ジェイクの自由研究のため、休暇をとってガンマ宇宙域へ出かけることにしたシスコ。親子水入らずの旅のはずが、ジェイクはノーグと一緒に自由研究をすることで落第寸前の彼を助けたいと言い、シスコは渋々、同行を認める。しかもいざ出発となると、ノーグの保護者としてクワークも同行すると乗り込んできた。彼は、モニターを使った通信販売の許可をシスコから取り付けたいと思っているのだ。
クワークの、モニターを使った通信販売は、DS9居住者の立場にたてば、あれば結構便利なような気も。勿論、無駄遣いしてしまいそう=クワークに弱みを握られる人間が、今以上に増えそうですけど・・(笑)
シスコ、普段着が似合わねぇ~!(笑) 制服の方が数段、かっこいいです。クワークのお出かけ着も変でしたが、それにしても、耳のでかい彼らがTシャツとか、すっぽり頭からかぶる系の服を着てるのを見る度、「・・・首んとこ、すぐユルユルなるんちゃうん?」と気になります。
「どんな虫でもいいわけじゃない!」と言って、料理に飛込んできた虫を怒っておきながら、後でそれを食べようとして火だるまになりかける(笑)クワークがお茶目。シスコの、「クワークを無視できる人間はいない」も笑えました・・。結局、彼の商魂が持ち帰らせたエリスの首の装置が、テレパス抑制装置でも何でもないと分かってドミニオンの企みを暴いた訳で、やはり、(いたらいたらで五月蝿いとはいえ)DS9に欠かせない面子なんですよね、彼も・・。
ただ、彼がフェレンギには、地球の奴隷制度のような野蛮なものは無かった・・とシスコにいいますが、フェレンギの極端な女性差別はどうなのよ?と突っ込みたくなったり(女性を隷属させてないか?君達・・と)
助けたはずの女が、実はドミニオンのスパイだった・・というオチな訳ですが、既に先の話を知ってるので、「・・・・どう見てもこの女、ボルタ人ぢゃん」と、分かってしまうのが悲しい・・。やっぱ大河ドラマは、最初から順番どおりに見るに越したことはない・・。
それにしても、どう見てもエンタープライズ!と思えたオデッセイ(同じギャラクシー級なのでそっくり)が、シスコ達を助けるために結果、爆発・・。あのクラスの船ならかなりの乗員数な訳で、どんだけ戦死者が出たのかと思うと・・(欝)
ジェイクの自由研究のため、休暇をとってガンマ宇宙域へ出かけることにしたシスコ。親子水入らずの旅のはずが、ジェイクはノーグと一緒に自由研究をすることで落第寸前の彼を助けたいと言い、シスコは渋々、同行を認める。しかもいざ出発となると、ノーグの保護者としてクワークも同行すると乗り込んできた。彼は、モニターを使った通信販売の許可をシスコから取り付けたいと思っているのだ。
クワークの、モニターを使った通信販売は、DS9居住者の立場にたてば、あれば結構便利なような気も。勿論、無駄遣いしてしまいそう=クワークに弱みを握られる人間が、今以上に増えそうですけど・・(笑)
シスコ、普段着が似合わねぇ~!(笑) 制服の方が数段、かっこいいです。クワークのお出かけ着も変でしたが、それにしても、耳のでかい彼らがTシャツとか、すっぽり頭からかぶる系の服を着てるのを見る度、「・・・首んとこ、すぐユルユルなるんちゃうん?」と気になります。
「どんな虫でもいいわけじゃない!」と言って、料理に飛込んできた虫を怒っておきながら、後でそれを食べようとして火だるまになりかける(笑)クワークがお茶目。シスコの、「クワークを無視できる人間はいない」も笑えました・・。結局、彼の商魂が持ち帰らせたエリスの首の装置が、テレパス抑制装置でも何でもないと分かってドミニオンの企みを暴いた訳で、やはり、(いたらいたらで五月蝿いとはいえ)DS9に欠かせない面子なんですよね、彼も・・。
ただ、彼がフェレンギには、地球の奴隷制度のような野蛮なものは無かった・・とシスコにいいますが、フェレンギの極端な女性差別はどうなのよ?と突っ込みたくなったり(女性を隷属させてないか?君達・・と)
助けたはずの女が、実はドミニオンのスパイだった・・というオチな訳ですが、既に先の話を知ってるので、「・・・・どう見てもこの女、ボルタ人ぢゃん」と、分かってしまうのが悲しい・・。やっぱ大河ドラマは、最初から順番どおりに見るに越したことはない・・。
それにしても、どう見てもエンタープライズ!と思えたオデッセイ(同じギャラクシー級なのでそっくり)が、シスコ達を助けるために結果、爆発・・。あのクラスの船ならかなりの乗員数な訳で、どんだけ戦死者が出たのかと思うと・・(欝)
原題は「Tribunal」
休暇に出発前、司令室で皆にあれこれ指示を出すオブライエン。その後プロムナードを通って出発しようとするが、そこで昔の同僚で、今はカーデシア側の植民地で暮らすというブーンに出くわす。手短に挨拶を交わしお互いその場を後にするが、ブーンはオブライエンの声を録音していた・・。
ちょいと休暇に出かけただけで、こんなおっそろしい、国家的陰謀に巻き込まれるなんて・・。怖くてステーション出れませんよ・・というか。私がケイコなら、オブライエンに転属願いと離婚届け、両方突きつけてどっちかに強制的にサインさせますよ、本当・・。
カーデシアの、全体・・公の為に、個人・・私をないがしろにし過ぎた裁判制度がおそろしい・・。しかしここまで極端ではないにしろ、捕まっただけでもう「有罪」とみなす的な風潮は確かに今の世の中にもある・・誤認逮捕もあるというのに。
国家的陰謀に巻き込まれて命を落としかけたオブライエンも気の毒でしたが、よそ者の彼とは違い、今後も(殺されない限りは)カーデシアで生きていく老保護人も、結果的に晩節を汚されて気の毒・・ある意味で彼も犠牲者というか。
カーデシア人と付き合いの長いオドーが、裁判所職員の資格をもってたことで大活躍。「発言は認められていない」と言われても、どんどん発言して割り込んでくる(笑)、彼が頼もしかったです。ああいうあつかましさ・・というか積極性が、英語圏文化では重要なんでしょうね・・(「黙っている」=「話すべき人間的中味を持たない奴」だと思われる) 「差し出せる歯がないんでね!」も良かった・・(笑)
オブライエン救出に向けてカーデシアに圧力をかけるべく、エンタープライズを含む3隻の連邦艦が非武装地帯に派遣されたとのことで、多分、ピカード達上級士官は事情を知らされていたであろう・・かつての同僚の危機を知って、さぞかし心配したことでしょうね。
それにしてもブーンがあっさり捕まったのが意外・・事態が発覚しないうちにさっさとカーデシア領内に逃げ込んでそうなもんですけど。普通。
思わぬ事態で休暇を取り直すことになったオブライエン&ケイコ。なかなか帰ってこないパパとママを思い出して、モリーがぐずってピーターソンさんが困っていないか、ふと心配になりました・・。あれ位の年の子が一番、パパとママがいないと困りそうな・・もう少し小さければ、親の不在を知覚できないでしょうし、もう少し大きければ、いなくても大丈夫そうですけど。
ちなみにこの話はシスコ役のブルックスさんの初監督作とのことで、冒頭の、ターボリフトから顔だけ覗かせてまだ、しつこく指示を出すオブライエンが笑えるんですが(あんな位置でも止まるもんなんですね)、同じくブルックスさんの監督作である「自由への叫び(The Dogs of War)」でも、ターボリフトがらみで笑えるというか、印象的なシーンがある・・単なる偶然でしょうけど、もしかしてターボリフト(の演出)にこだわりがあったんだろうか・・とか思ったり。
休暇に出発前、司令室で皆にあれこれ指示を出すオブライエン。その後プロムナードを通って出発しようとするが、そこで昔の同僚で、今はカーデシア側の植民地で暮らすというブーンに出くわす。手短に挨拶を交わしお互いその場を後にするが、ブーンはオブライエンの声を録音していた・・。
ちょいと休暇に出かけただけで、こんなおっそろしい、国家的陰謀に巻き込まれるなんて・・。怖くてステーション出れませんよ・・というか。私がケイコなら、オブライエンに転属願いと離婚届け、両方突きつけてどっちかに強制的にサインさせますよ、本当・・。
カーデシアの、全体・・公の為に、個人・・私をないがしろにし過ぎた裁判制度がおそろしい・・。しかしここまで極端ではないにしろ、捕まっただけでもう「有罪」とみなす的な風潮は確かに今の世の中にもある・・誤認逮捕もあるというのに。
国家的陰謀に巻き込まれて命を落としかけたオブライエンも気の毒でしたが、よそ者の彼とは違い、今後も(殺されない限りは)カーデシアで生きていく老保護人も、結果的に晩節を汚されて気の毒・・ある意味で彼も犠牲者というか。
カーデシア人と付き合いの長いオドーが、裁判所職員の資格をもってたことで大活躍。「発言は認められていない」と言われても、どんどん発言して割り込んでくる(笑)、彼が頼もしかったです。ああいうあつかましさ・・というか積極性が、英語圏文化では重要なんでしょうね・・(「黙っている」=「話すべき人間的中味を持たない奴」だと思われる) 「差し出せる歯がないんでね!」も良かった・・(笑)
オブライエン救出に向けてカーデシアに圧力をかけるべく、エンタープライズを含む3隻の連邦艦が非武装地帯に派遣されたとのことで、多分、ピカード達上級士官は事情を知らされていたであろう・・かつての同僚の危機を知って、さぞかし心配したことでしょうね。
それにしてもブーンがあっさり捕まったのが意外・・事態が発覚しないうちにさっさとカーデシア領内に逃げ込んでそうなもんですけど。普通。
思わぬ事態で休暇を取り直すことになったオブライエン&ケイコ。なかなか帰ってこないパパとママを思い出して、モリーがぐずってピーターソンさんが困っていないか、ふと心配になりました・・。あれ位の年の子が一番、パパとママがいないと困りそうな・・もう少し小さければ、親の不在を知覚できないでしょうし、もう少し大きければ、いなくても大丈夫そうですけど。
ちなみにこの話はシスコ役のブルックスさんの初監督作とのことで、冒頭の、ターボリフトから顔だけ覗かせてまだ、しつこく指示を出すオブライエンが笑えるんですが(あんな位置でも止まるもんなんですね)、同じくブルックスさんの監督作である「自由への叫び(The Dogs of War)」でも、ターボリフトがらみで笑えるというか、印象的なシーンがある・・単なる偶然でしょうけど、もしかしてターボリフト(の演出)にこだわりがあったんだろうか・・とか思ったり。
原題は「The Collaborator」
発光体から不気味なヴィジョンを受けるヴェデク・バライル。まもなく次のカイを決める投票日を迎える中、彼は恋人キラをDS9に訪ねるが、そこにはヴェデク・ウィンの姿も。そしてプロムナードでは、占領時代にカーデシアに協力したとして追放処分になっていたクバスの姿が発見され・・。
多数の住民を救う為、我が子をも犠牲に捧げたカイ・オパカの壮絶な過去が明らかに・・。そこまでしたオパカを庇おうというバライルの気持ちは分かる・・しかし、ベイジョーの今後を導いていく人間として、ウィンがふさわしいといえるのか?彼女に任せるくらいなら、全てを明らかにしてでもバライルがカイになった方が、長い目で見た場合、ベイジョーの為になったんでは?・・という気も。
勿論、占領時代のベイジョー人の心の支えであったオパカの名誉を汚す?ことは、ベイジョー全体の為にはならないかもしれませんが・・。多数を救う為に我が子を含む少数を切り捨てた・・そのオパカの心の痛みを、多くの人は理解できないであろう・・特に、オパカの息子と一緒に死んでいった者の遺族は・・。
人としてのパワーという点においては、お互いカイに登り詰めるだけあって、結構オパカとウィンは似た者同士なのかもしれません。それを向ける方向性が「公(の為)」と「私(の為)」、全く逆ですけども。
悪いヴィジョンばかり見るのに何度も発光体を開くバライルに、私が「やめときゃいいのに」と呟くと、次姉が一言「大吉でぇへんか、何度もおみくじ引くみたいなもんや」・・そ、そうなん?(笑)
発光体から不気味なヴィジョンを受けるヴェデク・バライル。まもなく次のカイを決める投票日を迎える中、彼は恋人キラをDS9に訪ねるが、そこにはヴェデク・ウィンの姿も。そしてプロムナードでは、占領時代にカーデシアに協力したとして追放処分になっていたクバスの姿が発見され・・。
多数の住民を救う為、我が子をも犠牲に捧げたカイ・オパカの壮絶な過去が明らかに・・。そこまでしたオパカを庇おうというバライルの気持ちは分かる・・しかし、ベイジョーの今後を導いていく人間として、ウィンがふさわしいといえるのか?彼女に任せるくらいなら、全てを明らかにしてでもバライルがカイになった方が、長い目で見た場合、ベイジョーの為になったんでは?・・という気も。
勿論、占領時代のベイジョー人の心の支えであったオパカの名誉を汚す?ことは、ベイジョー全体の為にはならないかもしれませんが・・。多数を救う為に我が子を含む少数を切り捨てた・・そのオパカの心の痛みを、多くの人は理解できないであろう・・特に、オパカの息子と一緒に死んでいった者の遺族は・・。
人としてのパワーという点においては、お互いカイに登り詰めるだけあって、結構オパカとウィンは似た者同士なのかもしれません。それを向ける方向性が「公(の為)」と「私(の為)」、全く逆ですけども。
悪いヴィジョンばかり見るのに何度も発光体を開くバライルに、私が「やめときゃいいのに」と呟くと、次姉が一言「大吉でぇへんか、何度もおみくじ引くみたいなもんや」・・そ、そうなん?(笑)
原題は「The Wire」
レプリマットでジュリアンと食事をしようとしていたガラックは、急に気分が悪そうになるが、ジュリアンの診察の申し出を断固拒否し、帰ってしまう・・。
ガラックの過去・・彼が、カーデシアのおっそろしい諜報組織・オブシディアン・オーダーのメンバー、それも、長官の片腕的存在だったことが判明する回。
その時代に埋め込まれた対拷問用インプラント・・苦痛に対してエンドルフィンをださせる、それに頼り過ぎた・・この、カーデシア人には暮らし難くなったステーションで生きるうちに。結果、死の淵に陥ったガラックが、それでも最後まで本当のことを言わない(笑)、その根性(?)がすごいというか・・。
でも、本当のことは言わなかったにしろ、死を覚悟して、誰かに赦して欲しい・・とジュリアンに手を差し出した、その気持ち自体は、嘘では無かったんではないか・・と。
そしてその手を握り返して、過去にどんな罪を犯していようと、君を赦すと言ったジュリアンの気持ち・・優しさに、胸うたれる訳で。
勿論、甘ちゃん過ぎるという批判は免れないかもしれませんけど、でも、あの優しさがあってこその彼・・というか。少なくとも、死を覚悟している病人にとるべき態度としてはベストだったんではないかと。病人を尋問しようとするオドーに対する毅然とした態度もかっこよかったですし。
酒で痛みを紛らわそうとしたガラックがクワークの店で大虎になった時、ジュリアンが彼からとりあげた酒瓶を後ろ手にもって、それをクワークがさりげなく回収していく・・ってシーンが、何気ないですがかなり好きというか、笑えました。
DS9は深刻なお話が多いですけど、こういう何気ない日常描写の中に笑えるというか、光るものがあるよな~というか。
笑えるといえば、ステーションの安全の為に、クワークの亜空間通信は全て監視している・・と堂々と言い切るオドーが爆笑モンでした。クワークの人権は無視・・(笑) まぁ、クワークも、そうされても仕方が無いだけのことをしてきてる訳ですが。
人様の感想で、ガラック役の役者さん(アンドリュー・ロビンソン)が、「ダーティハリー」の「さそり(Scorpio Killer)」だと知ってびっくり(しかも、生い立ちを調べると結構不幸)・・意外な役者さんが出とりますな。ウィンといい(←「カッコーの巣の上で」でアカデミー賞とった女優)
レプリマットでジュリアンと食事をしようとしていたガラックは、急に気分が悪そうになるが、ジュリアンの診察の申し出を断固拒否し、帰ってしまう・・。
ガラックの過去・・彼が、カーデシアのおっそろしい諜報組織・オブシディアン・オーダーのメンバー、それも、長官の片腕的存在だったことが判明する回。
その時代に埋め込まれた対拷問用インプラント・・苦痛に対してエンドルフィンをださせる、それに頼り過ぎた・・この、カーデシア人には暮らし難くなったステーションで生きるうちに。結果、死の淵に陥ったガラックが、それでも最後まで本当のことを言わない(笑)、その根性(?)がすごいというか・・。
でも、本当のことは言わなかったにしろ、死を覚悟して、誰かに赦して欲しい・・とジュリアンに手を差し出した、その気持ち自体は、嘘では無かったんではないか・・と。
そしてその手を握り返して、過去にどんな罪を犯していようと、君を赦すと言ったジュリアンの気持ち・・優しさに、胸うたれる訳で。
勿論、甘ちゃん過ぎるという批判は免れないかもしれませんけど、でも、あの優しさがあってこその彼・・というか。少なくとも、死を覚悟している病人にとるべき態度としてはベストだったんではないかと。病人を尋問しようとするオドーに対する毅然とした態度もかっこよかったですし。
酒で痛みを紛らわそうとしたガラックがクワークの店で大虎になった時、ジュリアンが彼からとりあげた酒瓶を後ろ手にもって、それをクワークがさりげなく回収していく・・ってシーンが、何気ないですがかなり好きというか、笑えました。
DS9は深刻なお話が多いですけど、こういう何気ない日常描写の中に笑えるというか、光るものがあるよな~というか。
笑えるといえば、ステーションの安全の為に、クワークの亜空間通信は全て監視している・・と堂々と言い切るオドーが爆笑モンでした。クワークの人権は無視・・(笑) まぁ、クワークも、そうされても仕方が無いだけのことをしてきてる訳ですが。
人様の感想で、ガラック役の役者さん(アンドリュー・ロビンソン)が、「ダーティハリー」の「さそり(Scorpio Killer)」だと知ってびっくり(しかも、生い立ちを調べると結構不幸)・・意外な役者さんが出とりますな。ウィンといい(←「カッコーの巣の上で」でアカデミー賞とった女優)
●2001年7月から某所で書いていた感想日記の移植版です。
●基本的にテレビ本編&映画の感想はネタバレ有、小説の感想はネタバレがある場合「続きを読む」で・・というスタンスです。
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