原題は「Children of Time」
ガンマ宇宙域での調査任務を終え、DS9へと帰る途中のディファイアントは、エネルギーバリアに包まれた星を発見する。ジャッジアの提案でその星を調査することにしたが、バリアのせいで艦は故障し、キラが神経系統にダメージを負ってしまう。
惑星上には8000人ほどの生命体がおり、彼らの方からコンタクトをとってきた。彼らはなんと、自分達は、ディファイアントのクルーが200年前にタイムスリップしたあともうけた子孫の末裔だというのだ。
でました!ある意味、DS9で一番の衝撃作というか、賛否両論(?)の問題作。見返したくて楽しみにしてました。
まぁ、大体の感想は初見時に書いてますが、改めていくつか。
TNGのカターンもそうでしたが、戸外ロケの多い?、自然光のもとに展開されるドラマは、いつもの人口光の宇宙空間のドラマと違って独特の印象を残しますね。懐かしげで、そして切ない・・。
勿論、カターンと、人為的に8000人消滅・・という残酷なドラマを孕んだ本作を一緒に語るなよ!と怒られるかもしれませんが・・。
見返してやはり、これはラブストーリーなんだよな・・と改めてしみじみ。オドーという男の。やはり、恋は狂気だ・・というか。狂おしいまでの、オドーからキラへの愛。
人様の感想で、「震え上がるようなラブストーリー」と書いてあって、確かに・・。自分への想いゆえに、8000人を消した男・・。目の前にいる彼は直接手を下した「彼」ではないけれど、同じ人間・・想いの強さは同じな訳で・・。
あと、ジャッジアとウォーフに関しても、あとのシーズンまで見てから改めて見ると切ない話でもある訳で・・(そこら辺は「続きを読む」で)
自分のせいでこの星の取り残され、自分と他のクルーの人生を狂わせた・・二度と、家族には会えなくしてしまった・・という自責の念にとらわれ、その分、コミュニティを守ることに人生を捧げてきたダックス。
200年間ずっと、オドー以外の周りの人が代替わりして、誰も彼(女)を責めることは無くなっても、ダックス自身は「自分の罪・・責任」として、苦しみ続けてきたであろう・・。
それを思えば、バリアを突き抜けたことで200年苦しみ続ける人生から、「ダックス」は解放された訳ですが・・。
「ジャッジア」の立場にたてば、勿論寿命が尽きるまで罪の意識に苛まされ続けたでしょうが、ウォーフと結婚し、子孫を残すまでは生きた訳で、バリアを突き抜けたその結果、彼女はDS9まで帰り、ウォーフと結婚はするけれど、子を授かる前にデュカットに殺されてしまう・・。
「ジャッジア」個人に限れば、あの星に取り残された方が幸せな人生だったといえるかもしれない訳で・・。
歴史に「もし」は禁物といいますが、それにしても・・。若くして終わる彼女の人生の結末を知った上では、さらに切ない話だよなぁ・・と。
200年間ずっと、オドー以外の周りの人が代替わりして、誰も彼(女)を責めることは無くなっても、ダックス自身は「自分の罪・・責任」として、苦しみ続けてきたであろう・・。
それを思えば、バリアを突き抜けたことで200年苦しみ続ける人生から、「ダックス」は解放された訳ですが・・。
「ジャッジア」の立場にたてば、勿論寿命が尽きるまで罪の意識に苛まされ続けたでしょうが、ウォーフと結婚し、子孫を残すまでは生きた訳で、バリアを突き抜けたその結果、彼女はDS9まで帰り、ウォーフと結婚はするけれど、子を授かる前にデュカットに殺されてしまう・・。
「ジャッジア」個人に限れば、あの星に取り残された方が幸せな人生だったといえるかもしれない訳で・・。
歴史に「もし」は禁物といいますが、それにしても・・。若くして終わる彼女の人生の結末を知った上では、さらに切ない話だよなぁ・・と。
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●2001年7月から某所で書いていた感想日記の移植版です。
●基本的にテレビ本編&映画の感想はネタバレ有、小説の感想はネタバレがある場合「続きを読む」で・・というスタンスです。
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