原題は「Message in a Bottle」
EMH-2がサイコー(笑)
冒頭、アルファ宇宙域の艦隊の船と通信が出来るかもしれない・・とのことで急に緊迫感みなぎるヴォイジャーから、ドクターが通信手段として送られ・・。それで「ハイ、連絡がつきました」じゃ面白くないので、ドクターの着いた艦が、ロミュランによる乗っ取りというとんでもない事態に陥ってる訳ですが。
艦隊のクルーは全員殺されている絶望的な状況で、シリアスなドラマになるんかいなと思いきや、ドクターとEMH-2による、すちゃらか・・スラップスティックなドラマが展開(笑) さすがに最後の方の、2人で艦を動かしてロミュラン撃退・・は、やり過ぎのような気もしますが、ツッコむのも野暮か・・。
そして最後は、3年4ヶ月ぶりに故郷へ・・愛する人達に自分達の生存を知らせることが出来たということで、ほっこりさせられる・・いいですねぇ。
途中で挿入される、気が早すぎるニーリックスの、慣れない地球料理で胸やけ患者続出→パリス医療室に缶詰→ハリーにEMHを作らせて、案の定失敗・・というくだりや、交渉に持ち込めないと判断した相手を電撃で黙らせるセブン(笑)といったエピソードもそれぞれ「らしくて」いいですし。
服が違ってて「もしかしたら」と思ったらやっぱり、ベラナ役の人はこの時妊娠してたんですね。なるべくお腹映さないようにしてますけど、それでも一瞬、ふっくらしたウエストが映ってたような・・?
あの、吹き替えがオブライエンの辻さんのヒロージェンを演じてるのは、DS9のゼクの従者メイハードゥ役の人だそうで。言われてみれば、面影が。
もし最初の、通常の音声だけの通信が反響して返ってくることなくプロメテウスに届いていたら、既に艦を乗っ取っていたロミュランが、艦隊のふりをしてその場限りの対応・・ヴォイジャーの生存が連邦に知られることは無く、また、ドクターとEMH-2の活躍も無かったことで結果、艦隊の最新鋭艦もロミュランに奪われていたであろうことを思うと、何が幸いするか分からない・・という話でもあり。
しかし、何があったか知りませんが、艦隊の最新鋭艦がロミュランに乗っ取られるなんて大問題ですよね・・(TOSの時代じゃないんですから・・) でもまぁ、ヴォイジャーだって、(セスカの入れ知恵のせいとはいえ)技術的には劣る種族であるケイゾンに艦を乗っ取られたことがある訳ですし、まぁ、起こってしまう時には起こってしまう・・ということか。どれだけハードが発展しようとも、使いこなすのはソフト・・人間な訳ですし。
以下、シリーズ最後までご覧になった方向け感想。
たまにはあのコロニー(でしたか)で、新しい奥さんと息子に、地球料理を作ってあげたりしてるんでしょうかね・・と思いを馳せたり。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |