原題はThe Cloud Minders。
とある惑星の植物危機に有効な鉱物ジーナイトが唯一採取できるアーダナに向かったエンタープライズ。そこの名物は、雲の上の(←比喩表現ではなく、事実)夢のような素晴らしい都市。しかしそこでの文化的な生活を支える、地上の鉱山労働者達の生活は、決して「文化的」と呼べる代物ではなく、そんな彼らを雲上の民政官は「劣等種族」だと差別している・・。鉱山労働者達は、搾取され続けてきた自分達の生活を変える要求を通すため、ジーナイトを隠して渡そうとしない・・。
結局、鉱山労働者達が感情的で知性が低いと差別されている原因は未精製のジーナイトが発するガスのせいと分かり、解決策をカーク達が授ける・・民政官自身はなかなか素直に和解に応じそうではない雰囲気でしたが、次の世代である彼の娘は、「鉱山に行こうと思います」と述べ、この惑星の未来に希望を感じさせる結末に。
それにしても、ガスのせいだという事実を信じようとしない民政官に対してカーク一味(←あえて「一味」と呼びたい)のとった行動はなんと!民政官を転送装置で誘拐して、カークともども鉱山に閉じ込め、ガスの効果を自ら体感して頂くという、かなりな無茶!命令するカークもカークですが、嬉々として(?)命令に従うスポック&チャーリーも・・(笑) それだけカークを信奉してるって訳ですが。
ほんま、かなりな無茶・・最後、民政官「誘拐しやがって!」カーク「そっちこそ、殺そうとしただろ!」と口汚く罵り合いますが、民政官がカークを殺そうとしたのは誘拐された+ガスを吸った結果な訳で、ある意味不可抗力・・対するカークの「誘拐」は、まだガスの影響を受けない理性的な段階で下した判断なので、どっちかというとカークの方が分の悪い言い争い・・(笑) まぁ、カークも、ジーナイトが無いと生物が滅亡してしまう惑星のタイムリミットが迫っていた・・というやむを得ない事情がありましたし、あの民政官本当ヤな奴でしたから、視聴者的には「ざまーみろ」って気分・・溜飲が下がりましたが。
ちなみにカークと民政官の乱闘、最後の決着がモンゴリアンチョップでついたのがなんか笑えました・・(カーク、お前は天山か!)
謎なのが、カークが民政官の館内に拘禁されていた鉱山労働者の女闘士(バナと言いましたか)の元に転送で現れて、彼女と一緒に鉱山へ逃げるくだり。わざわざ衛兵を倒して脱走するというリスクを犯さなくても、転送可能ならカークとバナ、2人ともいったんエンタープライズに転送し、再度鉱山に転送すればよかったのに・・(民政官誘拐のくだりでこのテクニックを使ってるのに、何故?)
とある惑星の植物危機に有効な鉱物ジーナイトが唯一採取できるアーダナに向かったエンタープライズ。そこの名物は、雲の上の(←比喩表現ではなく、事実)夢のような素晴らしい都市。しかしそこでの文化的な生活を支える、地上の鉱山労働者達の生活は、決して「文化的」と呼べる代物ではなく、そんな彼らを雲上の民政官は「劣等種族」だと差別している・・。鉱山労働者達は、搾取され続けてきた自分達の生活を変える要求を通すため、ジーナイトを隠して渡そうとしない・・。
結局、鉱山労働者達が感情的で知性が低いと差別されている原因は未精製のジーナイトが発するガスのせいと分かり、解決策をカーク達が授ける・・民政官自身はなかなか素直に和解に応じそうではない雰囲気でしたが、次の世代である彼の娘は、「鉱山に行こうと思います」と述べ、この惑星の未来に希望を感じさせる結末に。
それにしても、ガスのせいだという事実を信じようとしない民政官に対してカーク一味(←あえて「一味」と呼びたい)のとった行動はなんと!民政官を転送装置で誘拐して、カークともども鉱山に閉じ込め、ガスの効果を自ら体感して頂くという、かなりな無茶!命令するカークもカークですが、嬉々として(?)命令に従うスポック&チャーリーも・・(笑) それだけカークを信奉してるって訳ですが。
ほんま、かなりな無茶・・最後、民政官「誘拐しやがって!」カーク「そっちこそ、殺そうとしただろ!」と口汚く罵り合いますが、民政官がカークを殺そうとしたのは誘拐された+ガスを吸った結果な訳で、ある意味不可抗力・・対するカークの「誘拐」は、まだガスの影響を受けない理性的な段階で下した判断なので、どっちかというとカークの方が分の悪い言い争い・・(笑) まぁ、カークも、ジーナイトが無いと生物が滅亡してしまう惑星のタイムリミットが迫っていた・・というやむを得ない事情がありましたし、あの民政官本当ヤな奴でしたから、視聴者的には「ざまーみろ」って気分・・溜飲が下がりましたが。
ちなみにカークと民政官の乱闘、最後の決着がモンゴリアンチョップでついたのがなんか笑えました・・(カーク、お前は天山か!)
謎なのが、カークが民政官の館内に拘禁されていた鉱山労働者の女闘士(バナと言いましたか)の元に転送で現れて、彼女と一緒に鉱山へ逃げるくだり。わざわざ衛兵を倒して脱走するというリスクを犯さなくても、転送可能ならカークとバナ、2人ともいったんエンタープライズに転送し、再度鉱山に転送すればよかったのに・・(民政官誘拐のくだりでこのテクニックを使ってるのに、何故?)
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●2001年7月から某所で書いていた感想日記の移植版です。
●基本的にテレビ本編&映画の感想はネタバレ有、小説の感想はネタバレがある場合「続きを読む」で・・というスタンスです。
●ブログ内の画像の無断転載・二次使用はお控え願います。
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