映画版にも出てくるカン(カーン)の初登場話。カン濃過ぎ!胸板厚過ぎ!でも、「優生人間」である彼にマクガイヴァーズが惹かれてしまうのも分かる・・それに、彼が独裁者「カン・ノニエン(ヌニエン)・シン」だと分かった後で、チャーリーが「実は彼のこと好きでした」と告白・・その場の地球人士官達が皆それなりに、独裁者であると同時に「歴史上の英雄」でもある彼に憧れを抱いていたことを話して、唯一の異分子であるスポックが「おいおい」とツッコむシーンも印象的。「独裁者」とは言え、それを生み出した&許容した(=責任がある)のは民衆なんだよな・・ってのがよく伝わってきて、ある意味、怖いシーン。
小説「銀河英雄伝説」の歴史で、長きに渡る専制政治をしいたゴールデンバウム王朝の初代皇帝・ルドルフも、最初は民主政治の民主的な選挙で選ばれた人間だった・・彼を選んだのは、たしかに「民衆」だった・・ってゆう、あれを思い出しました。
カンの、マクガイヴァーズ洗脳(?)の過程は、小倉少女監禁事件の松永→緒方の関係を思い出したり。愛は盲目とは言いますが、それにしても、なぁ・・と。マクガイヴァーズは取り返しがつかなくなる寸前で理性的に立ち帰ることを得ましたが、緒方は・・。
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●2001年7月から某所で書いていた感想日記の移植版です。
●基本的にテレビ本編&映画の感想はネタバレ有、小説の感想はネタバレがある場合「続きを読む」で・・というスタンスです。
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