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原題はSuspicions。

自分の信念・・正しいと思うところを突き進むビバリー。そこが彼女の、長所であると同時に最大の短所でもあるんでしょうね。今回の事件、やはりフェレンギの科学者レーガの遺体を、遺族の意向に逆らい検死してしまったことが最大の問題な訳ですが。

最後、ビバリーが事件の謎を解き、結果、レーガの実験は成功していた・・彼は、認めて欲しいと願った通りの、立派な科学者だったと立証したことで、差し引き、遺族からも許して貰えるんでしょうけど。

しかし、検死しても何も得ることが無かったけど、結果、事件は解決出来た・・つまりは検死しなくても解決出来ていたかも・・な訳で、そう考えるとやはり、あれはマズかったよな、ビバリー・・というか。

彼女自身は、自分のしたことで責任をとる(医療部長解任→離船)覚悟は出来ていた訳ですが、ピカードが、そしてその他大勢のクルーが、医療部長としての自分に寄せていた信頼を(離船しなければならない状況に自ら陥ったことで結果)裏切った、そのことは事実。勿論、いくら優秀な医者でも、神でも何でもないただの人間である彼女に、常に正しい道筋を選びとれ・・というのは酷なことではありますが。

あの、犯人の学者が、遺体安置装置の中に入れられていて、ほいほい逃げ出してシャトルに乗り込めたのもなんだかな~という気が(誰か気付けよ) そして彼と一対一で対峙したビバリーの意外な強さも(笑) まぁ、操舵席にいた分だけ有利だった訳ですが。しかし犯人が問答無用で、話しかけもせずビバリーを撃ってたら・・ってか、何故そうしなかったのか?生かしとく必要もなかったでしょうに。

という訳で、なんかあんまし好きになれない話ではありますが、すべての事情を知った上で、ビバリー・・医者の目を見事だまし、彼女の「お尻を蹴っ飛ばした」・・励まして解決へ向かわせた、ガイナン(の手腕)には感心。さすがよね・・と。

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●2001年7月から某所で書いていた感想日記の移植版です。 ●基本的にテレビ本編&映画の感想はネタバレ有、小説の感想はネタバレがある場合「続きを読む」で・・というスタンスです。 ●ブログ内の画像の無断転載・二次使用はお控え願います。
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