本作の感想はネタバレにつき、「続きを読む」の方で。
原題はUNIFICATION・・統一、結合(状態)。ヴァルカンとロムラン(←小説内表記に従い)の統一と、サレック⇔ピカード及びラストのスポック⇔ピカードの精神融合をかけてるタイトルなんですね。
テレビで見た話ですが結構忘れてましたし、小説ならではな脇役描写も面白く(クリンゴン艇長と4本腕のピアニスト・・特に艇長)、楽しく読めました。勿論、終盤の凄惨な展開には心を痛める訳ですが・・(あと、グレチェンの過去にも)
オフィシャルの時間軸でスポックが登場するのはこれが最後(のはず)・・そう思うと一抹の寂しさを覚える・・はっきり、「最期」を示されるよりはいい幕の引き方だとは思う・・いや、むしろ考えられ得る最上なんでしょうけども。ヴァルカン星で静かに余生を送るよりは、ロムランの地下組織に潜伏し、ヴァルカンとロムランの平和的統一を目指して運動を続ける・・彼を、より切実に必要とする人達と共に「在る」方が、余程彼らしい生き方。勿論、自然死ではない、他殺という形で人生を終える可能性も倍率ドン!で高くなる訳ですが。しかし「なすべきこと」をなす過程でなら、たとえ倒れたとしても、その死を、論理の帰結する当然のところとして、いつもの「何事でもない」という顔をしたまま、瞳を閉じるんでしょうね・・。
ラストの、スポックとピカードの精神融合・・まさに「融け合う」シーン(の美しさ)は、小説(文字表現)の独壇場・・でしょうね(テレビではこのシーン、無かったような・・?) 映像では限界があるでしょうけど、こうして言葉で紡がれると、読み手の想像力次第でいかようにも・・無限に拡がりを感じられる・・。
ハーフヴァルカンのスポックが一生妻帯しなかった(トゥプリングとは婚約?とにかく実質的な結婚生活はほぼ無かったとみなします)のに比べて、純ヴァルカンのサレックは複数回結婚(映画を含むと3回?)・・しかもうち2人が地球人・・サレックって結構惚れっぽい&地球人女性好み?TOSの時代で既に初老感のあったサレックが、その後さらに後妻を貰う・・息子は独身のままなのに・・(やはり、こういうことは個人差が大きいというか) それにしても、先立ったアマンダも辛かったでしょうけど、早くに出会えなかった・・サレックの老境しか一緒にいられず、彼が病気で苦しむ様を見守り、そして後に独り残された後妻ぺリンはもっと辛かったはず・・。それでも、出会えなかったよりは良かった・・?
ウォーフが四本腕のピアニストにひと目惚れされている・・そういえば彼は結構女性にもてましたね(でも、女運は無い)
そしてデータ・・やはり、小説でもかわいい&「おいしい」奴・・久しぶりにTNGを見たくなりました。
テレビで見た話ですが結構忘れてましたし、小説ならではな脇役描写も面白く(クリンゴン艇長と4本腕のピアニスト・・特に艇長)、楽しく読めました。勿論、終盤の凄惨な展開には心を痛める訳ですが・・(あと、グレチェンの過去にも)
オフィシャルの時間軸でスポックが登場するのはこれが最後(のはず)・・そう思うと一抹の寂しさを覚える・・はっきり、「最期」を示されるよりはいい幕の引き方だとは思う・・いや、むしろ考えられ得る最上なんでしょうけども。ヴァルカン星で静かに余生を送るよりは、ロムランの地下組織に潜伏し、ヴァルカンとロムランの平和的統一を目指して運動を続ける・・彼を、より切実に必要とする人達と共に「在る」方が、余程彼らしい生き方。勿論、自然死ではない、他殺という形で人生を終える可能性も倍率ドン!で高くなる訳ですが。しかし「なすべきこと」をなす過程でなら、たとえ倒れたとしても、その死を、論理の帰結する当然のところとして、いつもの「何事でもない」という顔をしたまま、瞳を閉じるんでしょうね・・。
ラストの、スポックとピカードの精神融合・・まさに「融け合う」シーン(の美しさ)は、小説(文字表現)の独壇場・・でしょうね(テレビではこのシーン、無かったような・・?) 映像では限界があるでしょうけど、こうして言葉で紡がれると、読み手の想像力次第でいかようにも・・無限に拡がりを感じられる・・。
ハーフヴァルカンのスポックが一生妻帯しなかった(トゥプリングとは婚約?とにかく実質的な結婚生活はほぼ無かったとみなします)のに比べて、純ヴァルカンのサレックは複数回結婚(映画を含むと3回?)・・しかもうち2人が地球人・・サレックって結構惚れっぽい&地球人女性好み?TOSの時代で既に初老感のあったサレックが、その後さらに後妻を貰う・・息子は独身のままなのに・・(やはり、こういうことは個人差が大きいというか) それにしても、先立ったアマンダも辛かったでしょうけど、早くに出会えなかった・・サレックの老境しか一緒にいられず、彼が病気で苦しむ様を見守り、そして後に独り残された後妻ぺリンはもっと辛かったはず・・。それでも、出会えなかったよりは良かった・・?
ウォーフが四本腕のピアニストにひと目惚れされている・・そういえば彼は結構女性にもてましたね(でも、女運は無い)
そしてデータ・・やはり、小説でもかわいい&「おいしい」奴・・久しぶりにTNGを見たくなりました。
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●2001年7月から某所で書いていた感想日記の移植版です。
●基本的にテレビ本編&映画の感想はネタバレ有、小説の感想はネタバレがある場合「続きを読む」で・・というスタンスです。
●ブログ内の画像の無断転載・二次使用はお控え願います。
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