[PR] 浮気調査情報 スタートレックシリーズ感想ブログ(ネタバレ有) 忍者ブログ
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原題はCARETAKER。

テレビの第1話「遥かなる地球へ」のノベライズ。登場人物・・特にパリスの気持ちの変化を細かく描いていて、(後になって第1話見ましたが、先に後半のシリーズから見始めたので)「ヴォイジャー一家の長男」という感じの、気のいい陽気なあんちゃんと認識してた彼の過去・・成長に至る部分を味わえてよかったな・・と。ちなみに私の認識では、「お父さん=ジェインウェイ、お母さん=チャコティ、叔父さん(お父さんの弟)=トゥヴォック、長男=パリス、長男の嫁=ベラナ、次男=ハリー、養女=セブン」

ただ、訳者の方が小説を翻訳するのはこれが始めて・・とのことで、そのせいなのかところどころ、若干日本語として分かり難い文章があったのが残念。そんな「ひっかり」を感じなかった・・という意味では、「選ばれし者」の方がいい文章(日本語訳)だったような・・。
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原題はEMISSARY。

テレビ第一話の「聖なる神殿の謎」のノベライズ・・私これ見てないんで、テレビ版と比較してどうこう言えないんですが、とにかくそれなりに楽しんで読めました。

やはり、ジェニファーがらみのシーンでは思わず涙をこぼしてしまう・・私が見始めた頃にはもう、ベンは新しい恋人も出来てましたけど、ほんま、辛い思いしたんやね~と。ジェイクも。

各々、戦場やら職場やらで経験つんでる他の連中と違い、ジュリアンだけがまだまだ人間としての未熟さもあらわで、あちゃ~という感じなんですが、それでもひとたび怪我人が出たとなると、有能な医者としての冷静な顔がもたげてきて、私の知ってる後期ジュリアンと、ちゃんとおんなじ人なんだな・・と安心。

それにしてもオブライエンにあんな暗い過去があったとは・・。
st10.png原題はThe Paradise Syndrome。

2話続けて(←日本放送順の場合)、カークの切ない恋物語。「トロイアスの王女エラン」を子供の頃見て覚えていて、見返すのを楽しみにしていた訳ですが、今連続で見ると、こっちの方が好き・・結末がより、悲劇的で切ないからでしょうね。

記憶を無くしていたとはいえ、まさかカークがまがりなりにもちゃんと結婚・・約50日間でしたか?結婚生活を送っていたとは。しかも相手が妊娠!←あの星の文化レベルからすると、ちょっと嫁さん(酋長の娘・ミラマネ)、そのことに気づくの早過ぎるような気もしますが・・。デービッド(・マーカス)に兄弟いたんかい!と思いきや、生まれる前に母親と一緒に亡くなってしまうという・・(泣) こういうのって男にとって一番、辛いんではないかと(←名香智子先生のシャルトル公爵シリーズのアンリのよう)

ミラマネ、石投げつけられただけで外傷が見当たらない・・エンタープライズに転送して治療すれば回復しそうな気がしてたので、マッコイに助からないと宣告された時にはびっくり。その後、最期を「夫婦」水入らずで迎えさせてあげる為、こっそり席を外すマッコイ。そして、カークの腕の中で死んでいくミラマネ・・(泣)(こういう切ない終わり方をするお話なんですから、もうちょっと邦題、なんとかならんかったんかい・・という感じ)

出来れば、カークが防衛機の中に入るところを住民達に見せて、カーク(とミラマネ)の名誉が回復されるシーンを挿入してほしかった・・時間無かったんでしょうけど。ミラマネが死ぬことには変わりがなくても、そのシーンがあるかないかで、「やはり本当に神だった男の妻」か「偽者の妻」か、遺体に対する敬意の払い方も違ってくるでしょうし(遺体はあそこに埋葬するんでしょうから) でもまぁ、ミラマネが死んでしまった以上、意味の無いことか・・。大事なのは、たとえ住民達になじられ、暴力をふるわれても、彼女が死ぬまでカークを愛し抜いたこと、そしてそれを、カークが命ある限り決して忘れないであろうということ・・。

今後の為、防衛機の使い方を祈祷師なりに伝えたのか?と次姉がしきりに気にしていましたが、私は、結果的にミラマネを死に至らしめた張本人である祈祷師や、彼に同調した他の住民なんて、いっそ星ごと滅びてしまえばいい・・と一瞬思ったり(←イヤな方に針が振り切れる性格) 勿論、彼らにとってはあのリンチも必然の行為・・仕方が無かったことなんでしょうし、星ごと住民が滅ぶことなんてそれこそ、ミラマネが望まないでしょうけども。そもそも、元をただせば防衛機の使い方を息子に伝え損なった先代祈祷師のミスが痛恨・・。

住民に溶け込んで、彼らの服を着るカークがいつもと違っていて新鮮。結婚式の時も衣装も派手で印象的でしたし。そしてしばらく暮らすともみあげが延びてきて雰囲気もちょっと変わりますし。

エンタープライズ船内で、防衛機の文字解読で何週間も眠らない(←!!)スポックの身体を心配して、眠るように警告したマッコイを、寝たふりでやり過ごすスポック・・のくだりは、「お前らは、『早く寝なさい』と小言をいう親と、それをやり過ごして夜更かしする子供かっ!」と笑えました。

切なさ大爆発な終わり方で、結構好きな話になりそうな。カークのロマンスはいくつもありますけど、いつもの状態では無かったとはいえ、自らの意思で結婚をし、何十日間か一緒に暮らして相手が子供まで身ごもり、そしてその事実をカークが知っていながら、子供が生まれる前に母子もろとも死んでしまう・・ってのは「重い」よなぁ・・と。海外サイトさんに行くと、カークのプロフィールのところでちゃんとWifeの欄に「Miramanee」、Childrenの欄にデービッドと並んで「One unborn(胎児)」とあって、泣かせる・・。カークの「妻」は、ミラマネただ一人だけ・・というのが、彼女へのせめてもの慰め・・?

銀河を駆け巡り、特定の女性というひとところの港には留まらないカークが、つかの間に見た、そして無残に散っていった、家庭というはかない夢・・。
原題はElaan of Troyius。今回は原題に忠実な邦題ですね。

よそに嫁ぐお姫さんをカークがかいちゃう(←おいおい)という、子供の頃に見たかしてうっすら覚えていた話。しかし、覚えていたのはお姫様・・エランの髪の長さが肩位までってのと、ラスト、転送室で切なく見つめあうってとこだけで、それら以外は全く忘れていたので、エランのルックスがエキゾチック系で意外でした。

最初からカークにコロッて女性が多いなか、こういうじゃじゃ馬タイプは新鮮、どうやって乗りこなすんかと思いきや、カークの方が乗りこなされるという・・(笑) でも、途中のカーク説教・・特権を享受する者はその分、義務を果たさなければいけない・・ってのはよかったです。星界シリーズのアーヴの皇族&貴族みたいですね。

で、カークがエランに恋をしたのは、男は逃れることが出来ない、彼女の涙の魔力のせい・・いわば不可抗力だった訳で、仕方が無いことでありましたが、エランが変質・・カーク説教に従って、王女の務めを果たそうとするに至ったのは何故か?という描写が、いまいち甘かったような・・。カークに恋をするのは分かりますが、それならなおさら、トロイアスに嫁ぐことを断固拒みそうな気が・・。自分への想いを断ち切って、使命を果たそうと、その為にクリンゴン戦艦から必死で船を守ろうとするカークの姿に感化された・・ってことなんでしょうかね。

それにしても、カークが王女と熱烈なキスを交わしているところをスポック&マッコイに目撃されるシーンには爆笑(最高にバツが悪い・・)
原題はSpectre of the Gun。

信じるものにとっては「現実」で、信じないものにとっては「幻影」という・・こういうのコブラであったような(←数回に一回はゆってる台詞)・・やはり寺沢武一は(以下省略) 久しぶりにコブラをじっくり読んでみたい気分。

かなり厳しい「テスト」ではありましたが、それに合格して外交の端緒をひらいた訳ですな。それにしても麻酔が効くかどうか試してなかったら・・と思うと・・。

冒頭の、霧の中で宇宙人(?)が現れて、カーク達に「警告をきかなかったな」と怒るくだりで、「ドクロベエ様!」「おしおきだべ~!」とアテレコしたのは我々だけではないと思うんですが、どうでしょう・・?(かなりガイコツっぽかったので)
原題はAssignment: Earth。

結局、Mr.セブンおよび彼の所属母体が一体何なのか、よく分からなくてそれはいまいちでしたが、スマートな秘密工作員かと思いきや、結構つめが甘い&ずっこけなところ、あと、黒猫を連れてるとことかが面白かったので、まぁいいか・・。あの、コンピューターと言い争うくだり、マッコイだったら蹴っ飛ばしてるでしょうね・・。

カークのトレンチ(?)コート姿が妙に似合っていてツボりました・・。スタイリストさん、いいチョイス。

原題はReturn to Tomorrow。

「宇宙指令!首輪じめ」もどうかと思いましたが、この邦題もキッツイですな~。あまりにも直接的・・この邦題つけた人のセンスって一体・・?

でも、お話自体は結構ロマンチック?でよかったかも。細部をよくよく考えれば突っ込みどころはいろいろあるような気もしますが、50万年ぶりに肉体を取り戻し、愛を確かめ合う夫妻の姿(特に最後)は美しかった・・。

クリスチン的には、自分こそアン博士の役割で選んで貰い、かつ、船長に乗り移ったリーダー(名前忘れた・・)がスポックに乗り移って貰えば、万々歳でしたでしょうに・・ってか、リーダーがスポックの頑丈な身体の方を選ばなかったのが不思議ですね。アン博士をチョイスしたのは多分、あの時点での船内で一番美しい女性だったからでしょうけど。ま、クリスチンも、スポックの「精神」だけですが、一体化出来た・・自分とひとつになって貰えたので、いい経験だったでしょうけど。

ひょんなことで、本作のアン博士と、TNGのドクターポラスキー、同じ役者さんが演じてたとしってびっくり!時間というものの残酷さをしみじみと感じる事実・・いや、ドクターポラスキーもその年頃の女性としては美人な方ですけども。

原題はThe Ultimate Computer。

博士(役の人)、背が高くて、こういう人をもってくると、シャトナーがそんなに背が高くない(低くもないですけど)ってのがバレてしまいますね・・。

こんな危険なコンピューター、もう少し小規模かつ、安全な範囲内でテストしてから投入出来なかったんですかね・・。事件が収束してからの3人組の態度が、数百人死んだ後にしては軽過ぎるような・・。もちろん、責任は博士と、こんな実験許した艦隊本部にあって、彼らには無い訳ですけども・・。

原題はPatterns of Force。

コスプレ祭り?着替えの途中で転送されたマッコイ(のポーズ)がかわいい・・。←かわいいといえば、エコナチに捕まってた青年もなかなか(後半意外と活躍しますし) マッコイの着替えが手間取ってると聞いてカークが「裸でもいいからさっさと送れ!」というのが笑えます。

人間土台になってスポックをのせてしんどそうなカークと、悠長なスポックも・・(笑) 話そのものはいまいちですが、見た目的な面白さは結構あって、それが救いになってる回かも。

原題はSpock's World (そのまんまですね)

読み終えると、「スポックの」というよりは「ヴァルカンの」という方が適当な気もしますが(勿論、売り上げ的には「スポック」でないと駄目って分かりますけど) この前読んだTOS小説「救世主(メシア)の反乱」が娯楽に徹した作品だったのに比べて、本作は180度趣きの異なる、結構お堅い真面目な話。でも、面白くないことは無い・・深い味わいに満ちていて、なおかつ、ところどころ笑えて最後はほんわか・・というか。数回読み返してこそ、真に理解が出来そうな・・。

時間軸でいうと映画一作目の後位とのこと。ヴァルカンで宇宙連邦脱退の機運が高まり、ついに国民投票が行われることになります。その投票に先立って行われる討論の場にカーク、スポック、マッコイは証人として招かれ・・。

カーク達の物語・・いわば「現在」のお話と、星が出来た時から(←!!)綿々と続く「ヴァルカンの歴史」の話が、交互に展開していきます。その、ヴァルカンの歴史の話が結構凄惨というか、後味悪いんですが、「ヴァルカン人」(のメンタル)がいかに形成されていったかを辿る・・検証していくものなので、避けては通れない・・。

「ヴァルカンの」とは言ってますが、本作の訴えかけてくるテーマは今の現実の地球の世界の、誰にでもあてはまるであろう普遍的なもの・・上手いこと言えませんし、時間が経ったら言うことも変わるかもしれませんが、とりあえず現時点では、「他者(未知)を受け入れることを恐れるな」・・というか。こうして単体で書いても陳腐というか、「伝わらない」とは思いますが・・。

我ら日本人には馴染み薄く苦手であろう(そもそも、普通に生活してたらやんないですし)、ディベートが本作の重要な「舞台」。馴染みが薄いからこそ余計、「一体全体、どんなことゆぅてヴァルカン説得するつもりなんやろ?」と興味がもてるというか。諸外国の多くでは普通に義務教育中でやること・・日本でもこのスキルを身につけさせた方がいいんでしょうけど、教える方にその、テクが無いでしょうから難しいでしょうね。でも、「諸外国と互角に渡り合う為」とかいう目的以前に、普通の日常でももう少し、「言葉で」相手を説得させるために、自分の意見・考えを有効に表明できる術を、我々は身につけた方がよさそうな・・。

「和をもって尊しとなす」もいいですけど、言いたいことを言えない・・相手に伝えることが出来なくて、結果、暴力等の極端な手段に走ってしまう・・ってなケースが多過ぎる・・勿論、ディベートの技術を教えれば、すぐにでもそれら全てが単純に解決されるだなんて思ってませんけど、それにしても、「手段あったやろ?」「まず出るとこ出て、言うべきこと言えよ」と突っ込まざるを得ない案件が多々・・。自分ひとりで面倒を見なければ・・と思い込み、相談員や周囲の人に悩みを話さず、痴呆の親を絞め殺す息子、父親に暴力をふるわれて、そのことを学校にも警察にも話さず、結果家に放火して母親と弟妹を焼き殺す息子・・。他者に話していても結果は変わらなかったかもしれませんが、話してさえいえば変わっていたかもしれない「可能性」はある訳で・・。そんな「可能性」・・言葉の力も、伝えることの大切さも、頭の隅にすら浮かばなかったのか・・(日本の)教育の無力さを痛感・・。学校ではなく、家庭で教えることだ・・とも言われるかもしれませんが、その家庭(親)が正しく機能しているとは限らない、そんな中で子供を(いろんな意味で)救う為には、やはり公共機関である学校で、言葉のスキル・・そしてその根幹を成す、「自分の頭で考えて、自分で判断を下し、自分の言葉で話す」という能力の育成を、はかって頂きたいというか。

話がだいぶズレましたが・・。小説の感想に戻りますと、メイン3人ではマッコイが一番「おいしい」ような・・。彼のカークに対しての言葉遣いが、私が一番親しんでいるテレビ版吹き替え「ほとんどタメ口で、たまに敬語」とは真逆の、「ほとんど敬語でたまにタメ口」だったのにはちょっと違和感ありましたけど、とにかく彼の人柄が随所に表れていて微笑ましいです(逆にカークとスポックは影が薄いような・・) 3人の中で最初に証言するってのもいい・・読者側が、「3人はどんなことゆうのか?」と興味深い状態でのファーストインプレッションなので。

サレックとアマンダもいい感じ。「スポック」とはついてますけど、どっちかといえばこれはサレックの物語。

脇役ではやはり、ハマルキ人:ク・ス・トゥ・ルクが「おいしい」・・茶目っ気たっぷりで、ちょっと(いや、かなり)エキセントリックな「彼女」がどんなルックスかは、是非挿絵で確認して頂きたいというか。彼女が最初に登場した時に、身長1メートルくらいという説明があるんですが、これが後の登場時、重要なネタフリ(?)であったことに気付く・・この話で一番笑えるシーン。

それにしてもこの事件にも「首謀者」がいた訳ですが、動機が、「それって単なる逆恨みやん」という感じで、なんだかな~と。

●2001年7月から某所で書いていた感想日記の移植版です。 ●基本的にテレビ本編&映画の感想はネタバレ有、小説の感想はネタバレがある場合「続きを読む」で・・というスタンスです。 ●ブログ内の画像の無断転載・二次使用はお控え願います。
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