原題はThe Paradise Syndrome。
2話続けて(←日本放送順の場合)、カークの切ない恋物語。「トロイアスの王女エラン」を子供の頃見て覚えていて、見返すのを楽しみにしていた訳ですが、今連続で見ると、こっちの方が好き・・結末がより、悲劇的で切ないからでしょうね。
記憶を無くしていたとはいえ、まさかカークがまがりなりにもちゃんと結婚・・約50日間でしたか?結婚生活を送っていたとは。しかも相手が妊娠!←あの星の文化レベルからすると、ちょっと嫁さん(酋長の娘・ミラマネ)、そのことに気づくの早過ぎるような気もしますが・・。デービッド(・マーカス)に兄弟いたんかい!と思いきや、生まれる前に母親と一緒に亡くなってしまうという・・(泣) こういうのって男にとって一番、辛いんではないかと(←名香智子先生のシャルトル公爵シリーズのアンリのよう)
ミラマネ、石投げつけられただけで外傷が見当たらない・・エンタープライズに転送して治療すれば回復しそうな気がしてたので、マッコイに助からないと宣告された時にはびっくり。その後、最期を「夫婦」水入らずで迎えさせてあげる為、こっそり席を外すマッコイ。そして、カークの腕の中で死んでいくミラマネ・・(泣)(こういう切ない終わり方をするお話なんですから、もうちょっと邦題、なんとかならんかったんかい・・という感じ)
出来れば、カークが防衛機の中に入るところを住民達に見せて、カーク(とミラマネ)の名誉が回復されるシーンを挿入してほしかった・・時間無かったんでしょうけど。ミラマネが死ぬことには変わりがなくても、そのシーンがあるかないかで、「やはり本当に神だった男の妻」か「偽者の妻」か、遺体に対する敬意の払い方も違ってくるでしょうし(遺体はあそこに埋葬するんでしょうから) でもまぁ、ミラマネが死んでしまった以上、意味の無いことか・・。大事なのは、たとえ住民達になじられ、暴力をふるわれても、彼女が死ぬまでカークを愛し抜いたこと、そしてそれを、カークが命ある限り決して忘れないであろうということ・・。
今後の為、防衛機の使い方を祈祷師なりに伝えたのか?と次姉がしきりに気にしていましたが、私は、結果的にミラマネを死に至らしめた張本人である祈祷師や、彼に同調した他の住民なんて、いっそ星ごと滅びてしまえばいい・・と一瞬思ったり(←イヤな方に針が振り切れる性格) 勿論、彼らにとってはあのリンチも必然の行為・・仕方が無かったことなんでしょうし、星ごと住民が滅ぶことなんてそれこそ、ミラマネが望まないでしょうけども。そもそも、元をただせば防衛機の使い方を息子に伝え損なった先代祈祷師のミスが痛恨・・。
住民に溶け込んで、彼らの服を着るカークがいつもと違っていて新鮮。結婚式の時も衣装も派手で印象的でしたし。そしてしばらく暮らすともみあげが延びてきて雰囲気もちょっと変わりますし。
エンタープライズ船内で、防衛機の文字解読で何週間も眠らない(←!!)スポックの身体を心配して、眠るように警告したマッコイを、寝たふりでやり過ごすスポック・・のくだりは、「お前らは、『早く寝なさい』と小言をいう親と、それをやり過ごして夜更かしする子供かっ!」と笑えました。
切なさ大爆発な終わり方で、結構好きな話になりそうな。カークのロマンスはいくつもありますけど、いつもの状態では無かったとはいえ、自らの意思で結婚をし、何十日間か一緒に暮らして相手が子供まで身ごもり、そしてその事実をカークが知っていながら、子供が生まれる前に母子もろとも死んでしまう・・ってのは「重い」よなぁ・・と。海外サイトさんに行くと、カークのプロフィールのところでちゃんとWifeの欄に「Miramanee」、Childrenの欄にデービッドと並んで「One unborn(胎児)」とあって、泣かせる・・。カークの「妻」は、ミラマネただ一人だけ・・というのが、彼女へのせめてもの慰め・・?
銀河を駆け巡り、特定の女性というひとところの港には留まらないカークが、つかの間に見た、そして無残に散っていった、家庭というはかない夢・・。
2話続けて(←日本放送順の場合)、カークの切ない恋物語。「トロイアスの王女エラン」を子供の頃見て覚えていて、見返すのを楽しみにしていた訳ですが、今連続で見ると、こっちの方が好き・・結末がより、悲劇的で切ないからでしょうね。
記憶を無くしていたとはいえ、まさかカークがまがりなりにもちゃんと結婚・・約50日間でしたか?結婚生活を送っていたとは。しかも相手が妊娠!←あの星の文化レベルからすると、ちょっと嫁さん(酋長の娘・ミラマネ)、そのことに気づくの早過ぎるような気もしますが・・。デービッド(・マーカス)に兄弟いたんかい!と思いきや、生まれる前に母親と一緒に亡くなってしまうという・・(泣) こういうのって男にとって一番、辛いんではないかと(←名香智子先生のシャルトル公爵シリーズのアンリのよう)
ミラマネ、石投げつけられただけで外傷が見当たらない・・エンタープライズに転送して治療すれば回復しそうな気がしてたので、マッコイに助からないと宣告された時にはびっくり。その後、最期を「夫婦」水入らずで迎えさせてあげる為、こっそり席を外すマッコイ。そして、カークの腕の中で死んでいくミラマネ・・(泣)(こういう切ない終わり方をするお話なんですから、もうちょっと邦題、なんとかならんかったんかい・・という感じ)
出来れば、カークが防衛機の中に入るところを住民達に見せて、カーク(とミラマネ)の名誉が回復されるシーンを挿入してほしかった・・時間無かったんでしょうけど。ミラマネが死ぬことには変わりがなくても、そのシーンがあるかないかで、「やはり本当に神だった男の妻」か「偽者の妻」か、遺体に対する敬意の払い方も違ってくるでしょうし(遺体はあそこに埋葬するんでしょうから) でもまぁ、ミラマネが死んでしまった以上、意味の無いことか・・。大事なのは、たとえ住民達になじられ、暴力をふるわれても、彼女が死ぬまでカークを愛し抜いたこと、そしてそれを、カークが命ある限り決して忘れないであろうということ・・。
今後の為、防衛機の使い方を祈祷師なりに伝えたのか?と次姉がしきりに気にしていましたが、私は、結果的にミラマネを死に至らしめた張本人である祈祷師や、彼に同調した他の住民なんて、いっそ星ごと滅びてしまえばいい・・と一瞬思ったり(←イヤな方に針が振り切れる性格) 勿論、彼らにとってはあのリンチも必然の行為・・仕方が無かったことなんでしょうし、星ごと住民が滅ぶことなんてそれこそ、ミラマネが望まないでしょうけども。そもそも、元をただせば防衛機の使い方を息子に伝え損なった先代祈祷師のミスが痛恨・・。
住民に溶け込んで、彼らの服を着るカークがいつもと違っていて新鮮。結婚式の時も衣装も派手で印象的でしたし。そしてしばらく暮らすともみあげが延びてきて雰囲気もちょっと変わりますし。
エンタープライズ船内で、防衛機の文字解読で何週間も眠らない(←!!)スポックの身体を心配して、眠るように警告したマッコイを、寝たふりでやり過ごすスポック・・のくだりは、「お前らは、『早く寝なさい』と小言をいう親と、それをやり過ごして夜更かしする子供かっ!」と笑えました。
切なさ大爆発な終わり方で、結構好きな話になりそうな。カークのロマンスはいくつもありますけど、いつもの状態では無かったとはいえ、自らの意思で結婚をし、何十日間か一緒に暮らして相手が子供まで身ごもり、そしてその事実をカークが知っていながら、子供が生まれる前に母子もろとも死んでしまう・・ってのは「重い」よなぁ・・と。海外サイトさんに行くと、カークのプロフィールのところでちゃんとWifeの欄に「Miramanee」、Childrenの欄にデービッドと並んで「One unborn(胎児)」とあって、泣かせる・・。カークの「妻」は、ミラマネただ一人だけ・・というのが、彼女へのせめてもの慰め・・?
銀河を駆け巡り、特定の女性というひとところの港には留まらないカークが、つかの間に見た、そして無残に散っていった、家庭というはかない夢・・。
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●2001年7月から某所で書いていた感想日記の移植版です。
●基本的にテレビ本編&映画の感想はネタバレ有、小説の感想はネタバレがある場合「続きを読む」で・・というスタンスです。
●ブログ内の画像の無断転載・二次使用はお控え願います。
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