ベラナに殴られ、機関部長にはなれず、そして今回、ケイゾンと通じてるのでは・・?と疑われるケアリーは結構、災難体質。
トゥヴォックといいセスカといい、俺の周りはスパイばっかりやったんか~!俺はそんなに騙され易いんか~!と、落ち込むチャコティがかわいい。お人よしなんだからぁ。
トゥヴォックもセスカに騙された・・彼女を裏切り者だと見抜けなかったと聞いて、気が楽になったチャコティに、「何故、私の失敗であなたの気が楽になるんですか?」とか訊いてたトゥヴォックもかわいい。こうして初期VOYを見返してると、「あぁ、ヴァルカン人ってこんなんだったよなぁ~」と思えて面白い・・レギュラーにヴァルカン人がいるってのはTOS以来なんですもんね。
とりあえず、自分(達)が死んでしまっては元も子もない・・ミイラ取りがミイラになる訳にはいかない・・自分の愛する人々の為に生命をなげだすならともかく、たまたま船に乗り移ってきた、しかも命懸けで戦ったことのある種族を守る為には、ちょっと・・というか。艦長の判断は個人としては正しい・・彼女が自分独りだけ生命をかけ、その結果独りで死んでいくというのなら、それは彼女の勝手でしょうけど、全クルーの生命までもを、勝手に危険な賭けに使うのは如何なものかと。
しかし、自分が8472の立場だとしたら・・宇宙を独りでさまよい、じわりじわりとなぶるように苦しめられたあげく、生命を奪われかけ、そして人道的な救いの手が差し伸べられたかと思ったのもつかの間、結局狩人の手の中に戻され、殺される・・。艦長のいうところの、「他者に対する憐れみ」というのが、とても大事なものだとは分かるんですが、ただ、カーデシア人の捕虜の話は、その捕虜はたまたま怪我で苦しんでて助けられた訳ですが、その前後に大勢のカーデシア人が「怪我」を通りこして死に至ってる事実に目を向けず、捕虜を救った自分達を「あぁ憐れみの心を持った私達はなんて優しい・・素晴らしいんでしょう!」と自己陶酔してるみたいで、何だかなぁ・・という気分になりました。一人救ったところで、結局大勢殺してるやん、君達!なんつーか、(スタトレを作ったアメリカという国の)「欺瞞」を見たような気分にもなる、そんなエピソードでしたね。捕虜の話は。
あと、タイトルは原題"Prey" の方がシンプルでいいですね。「餌食、犠牲(者)」・・。
で・・やっぱり一番ドッキドキだったのはベラナの幻覚ですね。チャコの事・・好きだったんですねぇ。まぁ、そりゃ、好きになるわなぁ・・。チャコもチャコなりに、ベラナのこと大事に思ってくれてますし、有能だって認めてくれてますけど、あくまで「マキん時からの大切な部下(仲間)」ですもんね。でもまぁ、そのうちトムが大事な人になる訳やしぃ~。←この過程が気になります。この前の、ベラナが分裂して二人になっちゃった回、トムが結構地球人ベラナを励ましてていいムードだった(?)と思うので、あれが第一歩だったんでしょうかね。
艦長、少しずつマークから心が離れ始めている・・ってことなんでしょうね。←あの状況じゃあ、仕方ないですし・・・・あの状況でなくても、あの男では艦長の相手としては役不足(笑)のように思えて、艦長を責める気には全くなれましぇ~ん・・といった感じです。今現在は、それ程チャコとどうこう・・っちゅうムードでもないようですが。チャコともねぇ、結構いいムードやったのに、ああいう結果になる・・って知ってるので。
それにしてもやな宇宙人でしたね。ボーサ人。人の心の生爪はがすようなマネしくさりやがって・・(怒)
チャコの幻覚が一体どんなんだったのかが、気になります。
パリスとチャコの、いかにもなやりとりがええ感じ。ああいうクサいシーンでも「ええ感じ」に見れるのが海外ドラマのよさ・・なのかもしれませんね。
それにしても75年は長いですよねぇ。長命なトゥヴォック以外はほぼ絶望・・って感じですが。よくもまぁ、皆絶望せず、がんばっていけたモンです。勿論、これからいろいろ揉めていくんでしょうけども。
トム若い!これなら「二枚目」路線でも納得・・って感じで。私らが見始めた頃はすっかり三枚目?でしたからねぇ・・。若いっちゃあハリーも。姉は「全然変わってない」といってましたが、私には結構若くてかっこよく見えて、「これなら・・」って感じ(?)でした。メイクのせいでぶっさくなってしまってるベラナを除けば、概ね皆ルックスはいいんですけど、やはり声優さんが慣れていない・・役柄を掴みきってないんで、吹き替えがぎこちなく感じたり。ま、仕方ないんですけど。
クワーク(と、あとモ-ンもちらっと)でてきて、嬉しかったです~。やっぱ彼はいいですねぇ・・。しみじみ。
だって、だって・・ニーリックスがぁ~っ!!メ~シ~!これからのVOYの食糧事情は、悪化の一途をたどるのかっ!
というのは冗談で。でもまぁ、彼の人生にとっては、いい選択な訳ですから、祝福すべきなんでしょうけども。もともと、この宙域の人な訳ですしね・・。一度に妻と息子(と同族の仲間達)を手に入れる果報者。
それでもやはり、通信は可能とはいえ、おそらく、VOYのメンツと生で会うことは二度とない・・と思うと寂しい・・。
いかにも最終シーズンッスねぇ。あと三回!スタトレで、(日本放映で)リアルタイムに最終回を迎える・・ってのは初めての経験。やいやい言う人もいるけど、私はVOY大好きなんで、終わるのは寂しい。本当に寂しい・・。一体どんな結末になるんでしょうかねぇ。
珍しく(←?)チャコメインな回。彼のファンとしては嬉しかったです。おいしいシーンが多くて、テレビ見ながらギャーギャーゆうてました。
最初、「肝臓は80の老人で、腎臓は12の少年で、・・」と、個々の肉体の時間がバラバラになってしまったチャコ。見終わった後で、次姉がそのシーンのチャコのふりで、「大事なトコは・・・・『20才の若者』よっしゃあっ!!」と、お下品なギャグをかましてくれました・・。何考えてんですか、アナタは・・。私でも思いつかんような下ネタを・・。
おいしいシーン・・過去の艦長を「人質」にして、後ろから羽交い絞めにしたとことか、彼女に向かって、後々の二人の関係の深さを示す言葉を告げるシーンとか、トムのプログラム(←音楽までがそれらしいものになってて、笑いました)内での名前で艦長を呼ぶとことか。過去の艦長・・つまりは何も知らない彼女に対して、先生、もしくは保護者のようにかいがいしく(?)、物知り顔で世話をやきまくるチャコの姿はよかったです。あと、二人っきりの時は、結構「タメ口」君なところとかもドッキドキ(←?)です。「いくつかの境界線は超えていない」そうですが、それでもなまめかしい感じというか、何というか・・。
いわば今までの集大成的なエピソードな訳ですから、いかにも最終シーズンに相応しい話ですよね。わりと後の方から見始めた私達にとっては初見なシーンがほとんどでしたけど。チャコが過去の艦長に、未来を変えるのをやめさせるよう、説得するシーンもよかったですね。たしかに艦長の気持ちもよく分かるんですが。でも、違う未来を選んだからといって、それが今よりいいとは限りませんし。何より、数名(か?)のクルーの生命等、かけがえのないものを犠牲にしてしまいますけれども、それでも、多くの人を救い、変え、生み・・。「今」こそ「かけがえのないモノ」なんだよなぁ・・と。特にチャコ個人としちゃあ、艦長と親しくなれた「今」こそ、紛れもなくそうでしょうし。
大きくなったイチェブとナオミにはびっくりしましたが。二人がいたのは、ヤな未来でしたけど・・。しかし事件解決後、あの二人は消えてしまうんでしょうかね?あの二人にとっての「過去」が変わった以上。それにしても、ナオミはきれいになっててよかったですけど、イチェブは・・(泣) 今の、かっこよくてかわいい彼の「未来予想図」があれかい?と、悲しくなったのは私だけではありますまい・・。
ニーリックスの実況ぶりが・・(笑) 艦長は予想通り、「出る以上は勝て!」だし、トゥヴォックも感化されるし・・(笑)。みんな勝負事好きですよね、本当。
そして、またもや恋の連敗記録を更新させてしまったハリー・・(泣笑) もう、君は最後までこのキャラで突っ走ってくれ!!
いつも気丈なベラナが、今回はしっとりした感じでよかったです。二人のラブラブっぷりも微笑ましかったですし。
しかしまぁ、最後のオチは・・(笑) 24世紀になっても、人類はこういうアホなことをするでしょうし、そうであってほしい・・と願います。24世紀が訪れてくれるのなら・・ですが。
冒頭、エザン達(とうとう、片割れ名前覚えられないまま・・)とメゾッティの下船が寂しかったですね。しかしこのシーンにナオミを登場させなかったのが不思議です。そりゃ今作の主題から横道にそれちゃう懼れはあったかもしれませんが・・子供同士・・特にメゾッティとは、女の子同士ということで、仲も良かったと思うんですが。何故に・・?
「(セブンの死を受け入れようとしないのは)大切な友人を失うことを認めたくないからよ」という艦長が・・。シュミレーションを繰り返し、セブンを救えない・・という結論に達した時のドクターとの会話で、泣きそうになる艦長をみて驚きました。あの気丈な艦長が泣くなんて、と・・。今回は「セブンの涙」ではありますが、個人的には艦長の涙の方が驚きが大きかったです。
ベラナもいい感じでしたね。かくまってあげるとは(笑)
イチェブが、自らの危険を伴う治療方法をみつけた時のセブンの「お前に死の危険が少しでもある限り、データなど無意味だ」が・・。まずここでウルウル・・。
そして、強行手段に訴えたイチェブの、「セブンも、他のクルー達に頼ることを覚えるべきだ」「救難信号を受け取ったら、乗員全てを危険にさらしても、艦長は救けに向かうはずだ」等々のセリフで、もうウルウル最高潮。ほんま、泣かせてくれる~。
そして最後流される、セブンの涙・・。
この話、ビデオに録っとこうかと思います。私のVOYランキング上位入り確実ですわ。
チャコの「支えてくれ」がもぅ、殺し文句!!あんなこと言われちゃって、パリスがうらやましい・・(笑) 彼のセリフも面白かったですね。
クイーン、「初代」ではなかったんですね。「お前の年の頃に同化された」ってことは。彼女も悲しい人(←?)ではありますね。彼女は彼女なりに、よかれと思ってやっている・・だからこそ、余計に質が悪いんでしょうけど・・。
罠にかかったセブン・・いや、アニカが、可愛かったですね。アクサムとの愛を再確認したのに、その直後に別れ・・(泣)本当、あの別れのシーンは切なかったですねぇ。「必ず探し出す!!」でしたっけ。しかし、現実の世界において、この二人が出会えることは、きっとないんでしょうね・・。悲しいですが。しかし、例え他の人を愛したとしても、お互いがお互いのことを、大切な思い出として、心の中の聖域に住まわせ続けていくであろうことは、確かではないかと・・。
それにひきかえ、コロックとか、どうでもいい(←おいおい)人は、意外と近くにいた・・というのは皮肉というか(笑)でもコロックが近くにいて援けにきてくれたからこそ、上手く脱出できたんで、それはそれでよかったな、と。
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