珍しく(←?)チャコメインな回。彼のファンとしては嬉しかったです。おいしいシーンが多くて、テレビ見ながらギャーギャーゆうてました。
最初、「肝臓は80の老人で、腎臓は12の少年で、・・」と、個々の肉体の時間がバラバラになってしまったチャコ。見終わった後で、次姉がそのシーンのチャコのふりで、「大事なトコは・・・・『20才の若者』よっしゃあっ!!」と、お下品なギャグをかましてくれました・・。何考えてんですか、アナタは・・。私でも思いつかんような下ネタを・・。
おいしいシーン・・過去の艦長を「人質」にして、後ろから羽交い絞めにしたとことか、彼女に向かって、後々の二人の関係の深さを示す言葉を告げるシーンとか、トムのプログラム(←音楽までがそれらしいものになってて、笑いました)内での名前で艦長を呼ぶとことか。過去の艦長・・つまりは何も知らない彼女に対して、先生、もしくは保護者のようにかいがいしく(?)、物知り顔で世話をやきまくるチャコの姿はよかったです。あと、二人っきりの時は、結構「タメ口」君なところとかもドッキドキ(←?)です。「いくつかの境界線は超えていない」そうですが、それでもなまめかしい感じというか、何というか・・。
いわば今までの集大成的なエピソードな訳ですから、いかにも最終シーズンに相応しい話ですよね。わりと後の方から見始めた私達にとっては初見なシーンがほとんどでしたけど。チャコが過去の艦長に、未来を変えるのをやめさせるよう、説得するシーンもよかったですね。たしかに艦長の気持ちもよく分かるんですが。でも、違う未来を選んだからといって、それが今よりいいとは限りませんし。何より、数名(か?)のクルーの生命等、かけがえのないものを犠牲にしてしまいますけれども、それでも、多くの人を救い、変え、生み・・。「今」こそ「かけがえのないモノ」なんだよなぁ・・と。特にチャコ個人としちゃあ、艦長と親しくなれた「今」こそ、紛れもなくそうでしょうし。
大きくなったイチェブとナオミにはびっくりしましたが。二人がいたのは、ヤな未来でしたけど・・。しかし事件解決後、あの二人は消えてしまうんでしょうかね?あの二人にとっての「過去」が変わった以上。それにしても、ナオミはきれいになっててよかったですけど、イチェブは・・(泣) 今の、かっこよくてかわいい彼の「未来予想図」があれかい?と、悲しくなったのは私だけではありますまい・・。
データの懸念はたしかに・・。自分達が生み出したモノなんだから信頼できる・・という艦長。自らを誇れるのは素晴らしいことですが・・。しかし人類が繰り返してきた「負の遺産」をも、あの生命体は引き継いでいくのかと思うと。何もかも全て、「親」の資質を引き継いでいくとは限りませんが。
どうも、「続猿の惑星」をみた直後にみたせいか、モノの見方が暗い・・。
「誇り」と「おごり」は紙一重。スタトレをみててたまに感じる、あちらさんの、「ちょっと鼻につかないでもない考え方」の一環を、垣間見たような気が。
別に、ピカード個人を「おごってる」と責めてる訳ではなく・・・・彼およびスタトレという物語のバックボーンたる、アメリカの気質というか、考え方に、他国人として、ちょっと疑問を感じる・・・・スタトレも、映画も、WWFも、本当、あちらさんの生み出したモノ大好きで、個々の人々にも、好きな人はたくさんいる訳ですが、それでも時々、ヤに感じることもある・・というか。
愛憎半ば・・っちゃあ、大袈裟ですけど。なまじっか好きで、影響受けまくりな国なだけに、思いはフクザツなのです。
ウェスはあっちの世界に行ってしまって(笑)・・いや、「進化」した訳ですから、めでたいことですけども。しかし、旅人の、彼らは彼らで解決できる・・とかいう台詞・・。今回の紛争に関しては当たってましたけど、長期的展望にたっちゃ、人類に対する「過大評価」にならないか、心配です。
ウェスのような、「次の段階」にたどり着けるまで、はたして人類は生き残っていけるのか・・。今、現実にこの世界を鑑みて、「私達は私達で解決できている」かと聞かれて、首を縦にふれるかと言うと・・。
暗くなってきたので話題変換。今回の話でもそうでしたけど、ピカードって結構女性の「上司or同じ階級」の人と「過去にもめた」ってエピソード、多くないですか?データの人権裁判の時の裁判官役の人とか。まぁ自己の信念を貫こうとする、意志の強い人ですから、女性に限らず、他の男性上官とも、それなりにもめてそうですけど。手柄は立てるけど、出世はできないタイプ・・?
わ・・我々は、「アレキサンダー製造の瞬間」を目撃してしまった訳ですなっ!!(←お下劣)しかしまぁ、カーレスと妃の伝説でもそうでしたけど、戦った後のクリンゴン人って・・・・。
ホロデッキで最初に「本番」行為に至ったのはウォーフだったのか・・としみじみ(?)呟くと、次姉「いや、今までにもおるやろう(ドキッパリ)」 ライカーあたりがやはり、容疑者・・?
造られた場所(エンタープライズ)にいずれ還ってくるアレキサンダーは、生まれた川を遡る鮭のよう・・(←?)
クリンゴン人と地球人の、異なる性質の挟間で苦悩するケーラーの姿が切なかったですね。連邦と交戦していた時代のクリンゴン人は説得など通用しないと、クリンゴン艦を撃墜することを主張する彼女。己が半身である、猛き血に苦しんできた・・・だから、かえって地球人よりもクリンゴン人を信用できない・・・そんな彼女が痛ましいというか・・。
ウォーフのプロポーズを拒絶する彼女。関係を持ったら即結婚・・というクリンゴンの慣習に従う訳にはいかない・・仕事や人生、そういうのをよく考えてから決めるべきだ・・という彼女は、かなり地球人ライクな思想の持ち主な訳ですな。でも拒絶したからといってウォーフを愛していない訳ではない・・ってのが、余計に切ないですなぁ。ウォーフがあの時、「契りの儀式」を持ち出すのではなく、自分の感情を素直に口にしていたのなら、もうちょっと結果は違っていたのでは・・。「お前がいて、初めて俺は満たされる」・・・言うのが遅いんだよっ!!このだらっ(=「あほんだら」の意)!!しかしまぁ、さすがジャッジアが「詩人の心を持ってる」とほめる人だけあって、なかなかにすごい台詞。
それにしても・・・・もし、彼女がウォーフと結婚=契りの儀式を結んでいたなら、後々の人生も変わって、アレキサンダーが母の無い子になることもなかっただろうと思うと、悲しいです。詮無いことではありますが。
[2006年9月17日に2回目鑑賞→一部加筆訂正]
赤ん坊を、自分がそうして欲しかったように、優しく育てようとするオドーの姿が・・。そうすることで、不幸だった(と思っている)自身の過去を・・・・何といえばいいのか・・・「補う」「慰める」・・・「補完」?・・・しようとするオドーが、切なかったです。
自分が子供を持って、初めて親のありがたみや苦労を知る・・といいますが、今作は本当、そういう話ですよね。あの赤ん坊は、オドーを元の可変種に戻しただけでなく、親(=博士)のありがたみを自覚させ、関係を見つめ直してよりよく修復させてくれた、本当に素晴らしい「贈り物」だった訳ですね・・。
オドー・・・・かわいい人ですよね。ちょっと惚れてきたかも(←笑)
で、キラもいよいよ出産。キラの恋人?・シャカールを初めて見ましたが・・・・何かベタな男前ですね。キラが惚れるくらいだから、もっと何と言うか・・・神秘的・野性的・ワイルドっていうか、とにかくもうちょっと個性的な人かと思ってたのに、ちとガッカリ。
シャカールとオブも面白かったです。「モリーの時は立ち会えなかったんだ!」・・・・たしかにそうでしたね(笑)
親の喜び・悲しみという共通体験を持ったことで、親密度アップ?のオドーとキラ。はたして二人はどうなるのか・・?
で、今日みた話。・・・・重いですねぇ・・(←ほぼ毎回ゆうとるがな)。これでこそDS9ってことなんでしょうし、面白いことは確かなんですけど。日本の、下手な連ドラなんて、足元にも及ばない、重く、深く、味わいのあるストーリー・・。しかし、どちらかっつうと、私個人が「スタトレ」という物語に多く望むのは、「やや楽観的(つまりはロッデンベリー的っつうことですかね)な未来」を描いた話であって、現実の世界を色濃く反映した、暗く重い物語を、「スタトレ」で見せられるのは、ちと悲しいというか・・。こんなことゆうてますけど、好きなことは好きなんですよ、DS9。
話を元に戻して・・。オドーの、キラに対する想いが感じられて、ええ感じでした。いいですよねぇ、この片恋模様。最終的にどうなるのか知りませんが。両想いになってほしいですが、果たして・・。
しかしキラ・・。じっとしてられない気持ちは分かりますが、オブんちの子供まで危険にさらすのは如何なものかと。文字通り、自分一人の体じゃないんですから。
ケイコ・・・・実家から帰ってきたら驚くだろうなぁ・・・・。ま、オブもキラのお腹の子も無事だったからよかったですけど。キラが飛び出していった(=お腹の子を危険にさらした)ってのは、ケイコとキラの関係を良好に保つためにも、ケイコには秘密にしとくべきでしょうね。
しかしよくもまぁ、8年も独りで、正気を失わなかったものですね。
ディアナは副長に捨てられ、大尉は、愛する人を副長に捨てられ、心が離れてしまっていて・・と、どっちも副長の被害者かい!!って感じがしましたが、熱い、現役の恋心をもつ「ライカー」がもう一度現れたとなれば、やはりディアナの心が傾いてしまうのは必然・・。しかし、愛が再燃しても、転任にディアナがついてきてくれないってのは、副長のせいじゃないしなぁ・・と考えると、二人(大尉とディアナ)が別れてしまうのは必然なんでしょうか。しかし、副長がいるからこそ、大尉は転任しなければならない・・やはり、二人が別れなきゃいけないのは、副長のせいだ!!(笑) 二人の恋路のために、副長の方こそ転任させろや・・と一瞬考えた私。実際前に転任話あったやん~と。・・でもやはり、必要不可欠な人ですもんね。副長は・・。
道場?に大尉がやってきて、気をきかせて外すビバリー。きっと彼女は、後から余計な人間が入ってこないよう、外からロックしたんでしょうねぇ・・。
それにしても今回の件で、世の麗しい女性に対する脅威(?)が二倍になった訳ですな・・。
ライカーが、弔辞でどんなことを言うつもりだったのかが、ロー同様、非常に気になるところです。一度はそういう仲になった関係ですしねぇ・・。
ロミュラン、せっかく仲良くなれそうだったのに、あんな罠をはるとは・・。悲しい限りです。
ジョーディーに対する想いを述べるデータがよかったです。「また会えて嬉しいよ、ジョーディー」
ライサ、話の上ではさんざんでてきてましたけど、実際に惑星の様子が描かれた話をみたのは、私は今回が初めてです。
ロムに負けた・・ってことで、ジュリアンの自尊心はかなり傷付いたのではないかと思うんですが・・。たしかにロムちょっとかわいいですが。でもコブつきだぞ!!リータ!!
ラスト、ウォーフに感化されて、クリンゴンとしての生き方に目覚めた若者達は外の世界で生きることを択びますが、同様に感化されながら、外の世界では受け入れて貰えない・・と、留まることを択んだ彼女が・・そんな彼女に心惹かれながら、連れ出すことは出来ないウォーフが、切なく哀れでした・・。
彼女の両親が愛し合ったように、いつかロミュランとクリンゴン両国間が和解してくれたらいいんですけど・・。その日は、くるかもしれないけれど、少なくとも彼女の人生には間に合わない、遠い先のことであろうと考えると・・か、悲しい・・。
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