[PR] 浮気調査情報 スタートレックシリーズ感想ブログ(ネタバレ有) 忍者ブログ
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本作の感想はネタバレにつき、「続きを読む」の方で。

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原題はBy Any Other Name。

「船長・・」と言葉を残して、粉々に砕かれて死んでいったトンプソンが哀れ・・。そしてその亡骸である粉末を手にし、何とも言えない表情のカーク・・。

と、冒頭はハードな展開だったのに、その後の敵宇宙人ケルバを翻弄する様は、毎度おなじみカークの色仕掛けだったり、チャーリーが秘蔵のお酒で酔い潰させたりで、結構おちゃらけ(面白いことは面白いんですけどね)・・しかも最後はあっさりケルバを説得→和解に至る・・あの、冒頭のハード具合は何だったんだ?部下の命を奪った落とし前は?と釈然としないエピソード。とにかくトンプソンが哀れ・・。敵もとって貰えないなんて・・(今までも保安部員等々大勢死んでますけど、ほとんどの場合、犯人or原因に対してそれなりの落とし前はつけてきたはず)

原題はThe Omega Glory。

カークの、ヤン族との戦い→トレーシーとの戦い×2で、ハラハラポイントが多くてそれは面白かったんですが、釈然としないオチはいまいち・・。なんであの惑星に星条旗+合衆国憲法があるんでしょう?細菌戦争の起こった遠い昔、地球と似た様な歴史を辿っていた・・と言いたいんでしょうけど、それにしても「星条旗+合衆国憲法」をそのまんま使うってのはどうよ?という感じ。

物語作りの為仕方が無いことなのかもしれませんが、上陸して非常事態に遭遇して、悪い方に変わってしまう船長が多い(「もう一つの地球」とか)・・ もうちょっとこう、船長としての誇りを抱き続けて欲しいというか・・。まぁ、それはほとんどの場合、「いっそ死ね」という言葉と同義・・酷ではありますが、それでも、宇宙艦艇+多数の乗員+他の惑星住民等々に対して船長が負う責任は、それ位の「重さ」はあるかと。

原題はThe Immunity Syndrome。

今回の邦題もネタバレ・・。

生還のほぼ望めない危険な任務に競って「私の方が適任」と志願し合うスポックとマッコイが「ん~もうっ!」という感じでたまりません。で、結局スポックが赴くことになり、小型艇で発進していく彼に「死ぬなよ・・」(「帰ってこいよ」だったかも)とつぶやくマッコイ・・。無事生還した後の、強がるスポック+それに怒るマッコイもいい・・。頑固者同士の、素直でない友情・・(うっとり)

原題はObsession。

当たり前ですがカークにも少尉だった時代があり、当時乗船していたファラガットの船長ガロヴィック以下200人余りが死ぬという忘れ得ない酷い経験をしていた・・。それは自分のせいだと今だ責め続ける彼が、遺児であるガロヴィック少尉に自分を重ねて、彼の「ミス」を厳罰に処すも、スポックやドクターの助言で、仕方が無いことだった・・と思い至り、過去の自分もガロヴィック少尉も「赦す」ことが出来るようになる・・ってのがよかったです。

自分の過去の経験及び直感に囚われ過ぎているように見えるカークは危うく感じるのですが、それでも、見逃していれば人類にとってとてつもない脅威となったであろうガス怪獣(?)を倒してしまうんだから結果オーライ。勿論、届けるべき医薬品がタイムアップになってしまっていたら、それで亡くなった人の遺族にとっては、将来の人類を脅威から救うより、今、私の家族一人を救って欲しかった・・ってことになるんでしょうけども。それにしても11年間も経ってるんですから、それまでに爆発的に繁殖している・・ってことは無かったんでしょうか?ガス怪獣。

最後に、少尉に、「お父さんの面白い話をしよう」というカーク。それを聞いて我々「実は君には、角の生えた弟と、耳の尖った妹がいてね・・」「母には聞かせられません!」・・アテレコ大会が始まった次第。

st11.jpg原題はThe Gamesters of Triskelion。

ミョーな邦題ですよね・・。ネタバレという意味では「おかしなおかしな遊園惑星」や「惑星オリオンの侵略」もアイタタではありますが、単にセンスの問題でなら、今回がワースト邦題?

どう考えてもウラが○○されたようにしか思えないんですけど、結局・・?(←後日、ノベライズを読んで無事だったと知り、安心)

カークが、女奴隷戦士に愛や星の世界を教える・・ってくだりはそれなりによかったですけど、全体としてはいまいちなエピソードのような・・。あの支配者はどう見てもマモー・・いや、こっちの方が元祖?

原題はSpock,Messiah!

Mクラス惑星キーロスで、遠隔走査用頭蓋移植器のテストを行っていたエンタープライズ号。それは、原住民に移植器で遠隔連結(リンク)することで、彼らの経験・言語をクルーが自分のものと出来る画期的な発明であった。しかしテストに参加したスポックの行方が分からなくなり・・。

ドキドキハラハラ・・面白くて一気に読めましたが、読み終わって冷静に考えてみると、結構取り返しのつかないひどいことが起こるわりには、その責任を負うべき、事件の端緒を開いた人物に何もお咎めが無いってのがひっかかります。艦隊クビ→禁固刑くらいになってもおかしくないような・・(もう少し深刻に、良心の呵責で苦しんで頂きたいというか)

タイトル(原題)こそ「スポック」ですけど、レギュラーキャラではチェコフが一番「おいしい」ような・・。

原題はBread and Circuses。

内政干渉はタブーとはいえ、結局何を変えた訳でもなく、誰を救えた訳でもなく、むしろ、たまたまカーク達の街への案内役を引き受けた剣闘士を結果死なせた「だけ」のようで、後味の悪いエピソードのような・・(あのなんとか号の船長は自業自得でしょうけど) 少なくともカーク達がこなければ、彼が死ぬことは無かった訳で・・。

牢内でのマッコイとスポックのやりとりはなかなか、味わいがありましたが・・。しかしその頃、カークは奴隷美女とよろしくやっていた・・(泣笑)「籠絡されない」とか言ってたくせに、ちゃっかりやることはやっているじゃないですかアナタ~!据え膳は一粒残らず美味しく頂く主義かい!でも、部下の命を2対約400・・で天秤にかけさせられて、苦悩&ハラハラする様はなかなかよかったような。

原題はThe Trouble with Tribbles。

クリンゴンに船長の悪口言われても我慢するチャーリーが、エンタープライズの悪口だと我慢できないってのが・・(笑) 船長<船。あのクリンゴンズのコロスを演じた方、トリレーンに似てる・・と思ったら当たり(同じ役者)でした。

カークが、貯蔵庫から落ちてきたトリブルに埋もれる&頭にどんどん落ちてくるシーンもかわいくて笑えます。笑えるといえば、トリブル販売元の商人のおっちゃんの酒場でのちゃっかりっぷりも。最後、大量のトリブルに対してとった処理法・・後で問題にならないんでしょうかね。

ちなみに商人のおっちゃん役の俳優さんは後年、銃で自殺して亡くなったそうで、陽気な役柄に似つかわしくない死因に、「一体何があったんだよアンタ・・」って気持ちになるというか。

原題はThe Deadly Years。

血清でカークが若返るシーンで股間ばかり映るので、次姉「アソコから若返るのかぁっ!」(笑)←いや、単に顔映さず、視聴者にハラハラさせる為って分かってますけど。

審査会(?)で、「こんなんしてる時間あったらはよ、解決策考えろよ・・」と思ったり。

しかし、血清をうっても普通、それ以上の老化を止められるだけで、若返るとこまではいかないような気もするんですけど・・。

●2001年7月から某所で書いていた感想日記の移植版です。 ●基本的にテレビ本編&映画の感想はネタバレ有、小説の感想はネタバレがある場合「続きを読む」で・・というスタンスです。 ●ブログ内の画像の無断転載・二次使用はお控え願います。
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