結局、Mr.セブンおよび彼の所属母体が一体何なのか、よく分からなくてそれはいまいちでしたが、スマートな秘密工作員かと思いきや、結構つめが甘い&ずっこけなところ、あと、黒猫を連れてるとことかが面白かったので、まぁいいか・・。あの、コンピューターと言い争うくだり、マッコイだったら蹴っ飛ばしてるでしょうね・・。
カークのトレンチ(?)コート姿が妙に似合っていてツボりました・・。スタイリストさん、いいチョイス。
原題はReturn to Tomorrow。
「宇宙指令!首輪じめ」もどうかと思いましたが、この邦題もキッツイですな~。あまりにも直接的・・この邦題つけた人のセンスって一体・・?
でも、お話自体は結構ロマンチック?でよかったかも。細部をよくよく考えれば突っ込みどころはいろいろあるような気もしますが、50万年ぶりに肉体を取り戻し、愛を確かめ合う夫妻の姿(特に最後)は美しかった・・。
クリスチン的には、自分こそアン博士の役割で選んで貰い、かつ、船長に乗り移ったリーダー(名前忘れた・・)がスポックに乗り移って貰えば、万々歳でしたでしょうに・・ってか、リーダーがスポックの頑丈な身体の方を選ばなかったのが不思議ですね。アン博士をチョイスしたのは多分、あの時点での船内で一番美しい女性だったからでしょうけど。ま、クリスチンも、スポックの「精神」だけですが、一体化出来た・・自分とひとつになって貰えたので、いい経験だったでしょうけど。
ひょんなことで、本作のアン博士と、TNGのドクターポラスキー、同じ役者さんが演じてたとしってびっくり!時間というものの残酷さをしみじみと感じる事実・・いや、ドクターポラスキーもその年頃の女性としては美人な方ですけども。
博士(役の人)、背が高くて、こういう人をもってくると、シャトナーがそんなに背が高くない(低くもないですけど)ってのがバレてしまいますね・・。
こんな危険なコンピューター、もう少し小規模かつ、安全な範囲内でテストしてから投入出来なかったんですかね・・。事件が収束してからの3人組の態度が、数百人死んだ後にしては軽過ぎるような・・。もちろん、責任は博士と、こんな実験許した艦隊本部にあって、彼らには無い訳ですけども・・。
原題はPatterns of Force。
コスプレ祭り?着替えの途中で転送されたマッコイ(のポーズ)がかわいい・・。←かわいいといえば、エコナチに捕まってた青年もなかなか(後半意外と活躍しますし) マッコイの着替えが手間取ってると聞いてカークが「裸でもいいからさっさと送れ!」というのが笑えます。
人間土台になってスポックをのせてしんどそうなカークと、悠長なスポックも・・(笑) 話そのものはいまいちですが、見た目的な面白さは結構あって、それが救いになってる回かも。
原題はBy Any Other Name。
「船長・・」と言葉を残して、粉々に砕かれて死んでいったトンプソンが哀れ・・。そしてその亡骸である粉末を手にし、何とも言えない表情のカーク・・。
と、冒頭はハードな展開だったのに、その後の敵宇宙人ケルバを翻弄する様は、毎度おなじみカークの色仕掛けだったり、チャーリーが秘蔵のお酒で酔い潰させたりで、結構おちゃらけ(面白いことは面白いんですけどね)・・しかも最後はあっさりケルバを説得→和解に至る・・あの、冒頭のハード具合は何だったんだ?部下の命を奪った落とし前は?と釈然としないエピソード。とにかくトンプソンが哀れ・・。敵もとって貰えないなんて・・(今までも保安部員等々大勢死んでますけど、ほとんどの場合、犯人or原因に対してそれなりの落とし前はつけてきたはず)
原題はThe Omega Glory。
カークの、ヤン族との戦い→トレーシーとの戦い×2で、ハラハラポイントが多くてそれは面白かったんですが、釈然としないオチはいまいち・・。なんであの惑星に星条旗+合衆国憲法があるんでしょう?細菌戦争の起こった遠い昔、地球と似た様な歴史を辿っていた・・と言いたいんでしょうけど、それにしても「星条旗+合衆国憲法」をそのまんま使うってのはどうよ?という感じ。
物語作りの為仕方が無いことなのかもしれませんが、上陸して非常事態に遭遇して、悪い方に変わってしまう船長が多い(「もう一つの地球」とか)・・ もうちょっとこう、船長としての誇りを抱き続けて欲しいというか・・。まぁ、それはほとんどの場合、「いっそ死ね」という言葉と同義・・酷ではありますが、それでも、宇宙艦艇+多数の乗員+他の惑星住民等々に対して船長が負う責任は、それ位の「重さ」はあるかと。
原題はThe Immunity Syndrome。
今回の邦題もネタバレ・・。
生還のほぼ望めない危険な任務に競って「私の方が適任」と志願し合うスポックとマッコイが「ん~もうっ!」という感じでたまりません。で、結局スポックが赴くことになり、小型艇で発進していく彼に「死ぬなよ・・」(「帰ってこいよ」だったかも)とつぶやくマッコイ・・。無事生還した後の、強がるスポック+それに怒るマッコイもいい・・。頑固者同士の、素直でない友情・・(うっとり)
原題はObsession。
当たり前ですがカークにも少尉だった時代があり、当時乗船していたファラガットの船長ガロヴィック以下200人余りが死ぬという忘れ得ない酷い経験をしていた・・。それは自分のせいだと今だ責め続ける彼が、遺児であるガロヴィック少尉に自分を重ねて、彼の「ミス」を厳罰に処すも、スポックやドクターの助言で、仕方が無いことだった・・と思い至り、過去の自分もガロヴィック少尉も「赦す」ことが出来るようになる・・ってのがよかったです。
自分の過去の経験及び直感に囚われ過ぎているように見えるカークは危うく感じるのですが、それでも、見逃していれば人類にとってとてつもない脅威となったであろうガス怪獣(?)を倒してしまうんだから結果オーライ。勿論、届けるべき医薬品がタイムアップになってしまっていたら、それで亡くなった人の遺族にとっては、将来の人類を脅威から救うより、今、私の家族一人を救って欲しかった・・ってことになるんでしょうけども。それにしても11年間も経ってるんですから、それまでに爆発的に繁殖している・・ってことは無かったんでしょうか?ガス怪獣。
最後に、少尉に、「お父さんの面白い話をしよう」というカーク。それを聞いて我々「実は君には、角の生えた弟と、耳の尖った妹がいてね・・」「母には聞かせられません!」・・アテレコ大会が始まった次第。
原題はBread and Circuses。
内政干渉はタブーとはいえ、結局何を変えた訳でもなく、誰を救えた訳でもなく、むしろ、たまたまカーク達の街への案内役を引き受けた剣闘士を結果死なせた「だけ」のようで、後味の悪いエピソードのような・・(あのなんとか号の船長は自業自得でしょうけど) 少なくともカーク達がこなければ、彼が死ぬことは無かった訳で・・。
牢内でのマッコイとスポックのやりとりはなかなか、味わいがありましたが・・。しかしその頃、カークは奴隷美女とよろしくやっていた・・(泣笑)「籠絡されない」とか言ってたくせに、ちゃっかりやることはやっているじゃないですかアナタ~!据え膳は一粒残らず美味しく頂く主義かい!でも、部下の命を2対約400・・で天秤にかけさせられて、苦悩&ハラハラする様はなかなかよかったような。
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