原題はI, Mudd。
「なんちゃって乗組員」(しかも人間やないし・・)が乗船してきても分からない、エンタープライズのセキュリティゆるゆるさ加減。これなら確かにDS9でベンジャミン達が紛れ込めるわな~・・と妙な部分で納得。とりあえず、乗船時の精密検査は義務付けましょうな。
そして、ハリー・マッド再登場(笑) 確かに一回こっきりで終わらせるには惜しい、濃いキャラです。憎みきれない小悪党。しかし最後、あれだけ科学技術のある星+優秀なアンドロイド達・・を彼の手元に残したとなると、今回を上回る悪事を今後働きそうな予感も少々。前回登場時は気付きませんでしたが、彼(を演じた役者さん)は、結構背が高いんですね。横幅だけでなく上背もあるわで、結構体重ありそうな。
アンドロイド達を混乱させる為に不条理な演技をするクルー達・・特にマッコイとチャーリーがおかしい・・(笑)(←なんなんですか?あの、指をアゴにあてる仕草は・・) 連中がああいう「演技」しているところを見ると、良くも悪くも、皆(舞台での演劇経験なんかもあるであろう)「役者」さんなんだよな~・・と。普段、大げさにいえば「ギャラクシー・クエスト」における宇宙人のような気持ちで番組見てるんで(勿論、理性では作り話ってちゃんと分かってますけど)、興ざめ・・とまでは言わないまでも、結構複雑な気分になるというか。
アリスシリーズは結構かわいかったですね。
平行世界ネタは、既にTOSの頃からあったんですね~。平行世界のカトウは、ウラ(女性)をクドき中・・演じるジョージ・タケイ氏の当時の心中を思うに複雑・・。
平行世界のカーク愛人と、こっち世界のカークの複雑(?)な恋模様がちょっと切なくてよかったような。でも、平行世界カークは髭スポックに追い落とされる運命にある訳で、あの愛人の立場は・・(他の船に移るしか無い?)
元の世界に戻れるかどうかの瀬戸際でも、医者としての本分を忘れないマッコイはオットコマエ・・そしてそんな彼に、「何故私を助けた」と詰め寄って精神融合する髭スポックはなんだかとってもいやらしんですけど・・(笑)
原題はJourney to Babel。
スポック親子の和解の話で、勿論スポックも印象深いんですが(任務と感情の板ばさみで苦しんで、ドアに手を添える後ろ姿+マッコイに、昔飼ってたクマちゃんのことを知られた時の態度等々)、弱ったスポック&カークを絶対服従させてとってもうれしそうなマッコイが・・(笑)(医務室の中においては、ドクターが絶対権力者・・船長よりも偉い!) 礼服が嫌いだったりバルカン式挨拶が上手く出来なかったり・・もかわいらしい。
スポックの為に無理をおして指揮をとるカークもよかった・・偽アンドリア人に「勝手に考えろ」と言い返すのも。
原題はWolf in the Fold(羊の群れの中の狼)
冒頭の踊り子のシーンでかかる音楽は、「タロス星の幻怪人」でヴィーナがオリオンの女奴隷として踊るシーンのそれと同じだったような・・(ちょっとエロい踊りのシーンの音楽は皆これなのか・・?)
それにしてもこのシーンの三馬鹿・・チャーリー、マッコイ、カークの鼻の下のばしっぷりは・・(笑) しかもその後、チャーリーが踊り子を「お持ち帰り」という、あり得ない展開に!と思いきや、(なんかよぅ分かりませんが)とにかく女日照りでおかしくなったらしいチャーリーの「治療」の為に、カークが仕組んだことだと判明。「な~んだ、やっぱりそうなんかぁ」と安心したのも束の間、あっという間・・お楽しみの前に、踊り子殺しの容疑者になってしまうチャーリー・・(哀泣)
事件解決後、大勢死んだ直後だというのに地上の金髪のかわいこちゃんに会いに行こうとしたカークはある意味不謹慎ではありますが(「元から休暇で来てる」とはいえ)、それでこそカーク・・。弛緩(?)剤うってないのにナチュラルでゆるゆる(笑)
現地の行政長官が、妻を亡くしてもっと取り乱してもおかしくないのに、あくまで冷静に事件解決を図ろうとする姿が理知的で好感。やっぱ、大勢の人の上に立つ人はこれくらいでないと。
原題はThe Doomsday Machine。
産み出した、母体の文明をも滅ぼしたであろう、別の銀河生まれの「最終兵器」。なんかコブラでこんな話あったよな~という感じ・・寺沢武一はスタトレを見ていたのでしょうかね。形自体はガンダムシリーズのソーラー・レイのよう(←次姉は「蟹カマ」と言ってましたが・・)
その最終兵器に、惑星ごと部下を皆殺しにされた准将。階級をかさにきてカーク不在のエンタープライズの指揮権を奪い、クルー全員を危機にさらしたヤな奴ではありましたが、それもこれも、部下の敵をとりたいが為。最後は自ら操縦する小型艇で特攻、兵器を地獄に道連れ・・と思いきや、兵器には全然効いていなかったという・・(あぁ無情) 一応、その行動をヒントにカークが改良した作戦を思いついて兵器を倒したので、「無駄死にではない」んでしょうけど。
演じてる役者さんはなかなかの熱演で、憔悴し切った感じ→イヤゲ上官→死の恐怖におののく・・を、上手いこと演じてはったような。階級には、重い責任が伴う・・部下を死なせた責任を、彼なりにとって死んでいった訳ですが、自分の部下ではないエンタープライズのクルーは危険にさらしてええんかい!
エンタープライズと切り離された状態で、必死で船を守ろうと奮闘するカークがいい感じでした。
ツンデレな皇妃に振り回されるマッコイと、それに対するカーク&スポックの態度が面白い回。マッコイが、未亡人となった皇妃に手ぇ握られてるところを目撃したスポックの表情が・・(笑) こんな遠くの宇宙に来て弓矢で戦う羽目に陥ったカークが、クリンゴンに奪われて使用されるフェイザーを見て「あれがこっちにあればなぁ・・」としみじみ言うのも・・(笑)
チャーリー指揮のエンタープライズをかく乱するクリンゴン。どの船が近くを航行中とか、そんなに情報漏れてて艦隊側、大丈夫なんでしょうか・・?と心配に。
今回登場のクリンゴンが結構へっぴり腰(?)でビビリマンなのが、後々の描かれ方と違いますよね。まだ、前に出てきたコールの方が骨がある感じ・・だからこそ、後の時代のクリンゴンは、コール路線を発展させていったんでしょうか(ルックスも)
コクレーンゆうからまさかと思いきや、やはりあの、「ファースト・コンタクト」のゼフラム・コクレーン博士だった訳で。TOS時代にもこういう形で登場してたんですね。
最後一応ハッピーエンドという形になってましたけど、元のコミッショナーは・・。コンパニオンと一体化しなければ死んでいた・・仕方が無いことなのかもしれませんが、そもそもコミッショナーが死にかけたのはコンパニオンにエンタープライズへの帰還を邪魔されたからですし・・。まぁ、誰かを愛したい、愛されたい・・というコミッショナーの願いが、ああいう形で叶えられたから、いいっちゃぁーいいんでしょうけども。たしか、これからは普通に年をとる・・とかゆうてたような気がしますから、あの星で二人仲良く老いていくんでしょうけど、先立たれて、後に残された方は気の毒・・。時々、艦隊の船に寄って貰った方がいいのでは?
コクレーンが「いちじくも(栽培)出来る」とかゆうてたような気がしますが、それはやはり、自分達をアダムとイブ(あの星をエデンの園)になぞらえての発言なんでしょうね。
原題はCatspaw。
敵女性・シルビアを欺く為、彼女といちゃつきまくるカークがエロい!(笑) 女優さんだから勿論それなりにきれいですけど、すがりつきたくなる・・何もかも捨てて溺れてしまいそうな程の美人でもない(失敬)ってのが配役的によかったような。勿論、たとえどんな絶世の美女だったとしても、艦隊の船長としては溺れてしまってはいけない訳ですが。
猫がらみの映像が、今となってはお粗末ではありますが、それはまぁ、ご愛嬌ということで。シルビアの同僚のヒゲハゲ(名前忘れた・・)のルックスは、WWEのタズに似て蝶。ちなみにこのヒゲハゲを演じた役者さんは、ハイウェイの事故で放送前に亡くなったそうです。
原題はWho Mourns for Adonais?
アポロンも(自業自得とはいえ)拒絶され涙を流して消えていってちょっと哀れでしたが、それ以上に、本当はアポロンを愛しているのに、仲間の為任務の為、彼の愛を拒絶し、冷たくふるまわなければならなかったキャロリンがかわいそうな回。珍しくチャーリーの色恋がらみの話で、冒頭、彼とキャロリンの分析をするマッコイが、船の「お父さん(もしくはお爺ちゃん)」って感じだったような。
巨大化したアポロンはどう見てもグリーンジャイアント(笑)
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