原題はMiri。
レンタルショップに、私がスーパー!ドラマTVで見逃した回収録のTOSのビデオがあったので借りてきました。
「完全版」とのことで、昔はカットされたらしき部分が復活・・そこも吹き替えなので、カークの矢島さんはまだ同じ人なのでいいんですが(でも、声が老けてる・・)、マッコイとスポックの声優さんは亡くなったかして別の人・・特にマッコイの新しい声には違和感~(スポックの方は比較的いい感じ)
400年前に大人が死に絶えて、それでよく、食べ物がいままで持ちましたね・・とか、よくよく考えると結構ツッコミどころ満載の話のような・・。
あの、子供達のリーダー格の少年の面相のこ憎たらしいこと!傍で見ていた次姉も「わっるい顔やな~」と感心(?)しきり。
少女にも、女なら全方位有効のスケコマシビームを(無駄に)大量放射するカークが・・(笑) 最後、子供達の説得で服の袖を破いた為、なんか袖ひらひらの婦人服を着ているようでミョーな感じ。
マッコイ(とカーク)に、自分だけ発症しなかったことをからかわれたスポックが、その後マッコイにつっかかる辺りが人間くさくてかわいいです。
原題はChain of Command。
カーデシアに捕まって、全裸で吊るされるピカード・・おいおい、これは何のサービスだよ(赤面) そういうシーンがあるとは知ってましたが、エロいですねぇ~。前からのショット・・机上のコンピューターで絶妙(?)に大事なとこ隠してあるのがまた・・。
あとで、拷問してた人の娘が入室してるシーンではさすがに、粗末な服を着せられてましたが。拷問は見せてもOKどころか、積極的に見せるお父さんも、さすがに捕虜の股間はNGだった訳ね・・。
拷問されても、「(地球人って呼ぶって言ってたくせに)ピカードと呼んだな」と、相手のあげあしとりまでする、不屈の精神の持ち主・ピカード。しかし助かった後で、本当はあともう少しで屈服するところだった・・4つしかないライトが、(そう言えと強制されていた)5つに見えていたと告白するのにゾッとさせられる・・怖い終わり方。
ジェリコ新艦長のやり方にクルー同様イライラ・・胃を痛くしながら見ましたが、彼自身も、長いことピカードのやり方で固まってる艦にいきなり着任で、やり難かったでしょうね。しかもゆっくり、分かり合うための時間をかける訳にもいかず。
今後、ジェリコと仲良くやっていくつもりが全く無いゆえの、ライカーの「お礼はいいですよ」が・・(笑) なんとなく、一番腕のいいパイロットはデータかと思ってましたけど、彼なんですね。
それにしてもカーデシアの罠にまんまとはまり、艦隊随一の優秀な指揮官をあやうく失いかけた連邦・・もうちょっとしっかりしてよ・・という感じ。
エンタープライズクルーにとって「かけがえのない、われらがピカード艦長」も、連邦にとっては「航宙艦の一指揮官の大佐」・・いくらでもすげ替えがきく・・とまで言わないにしろ、とにかく「代わりはいる」という認識なんですよね。仕方が無い・・それが「組織」ってもんでしょうけど。
原題はThe Quality of Life。
ジョーディーひげ姿再び。たしか、「両性具有ジェナイ星人」の時もこうだったような。個人的にはひげも似合う・・渋くてかっこいいとは思いますが、「ジョーディー」というキャラには(特に吹き替え声では)ちょっと合わないような気も若干。ひげのないウォーフor黒髪のビバリーは、ちょっと見てみたいような気が。
ピカードとジョーディーが死の危険にさらされている状況を打破すべく送り込まれる「生命体」かもしれない機械・エクソコンプを、データが守ろうとする・・視聴者的にはどうしても、ピカード達の方に感情移入してますから、「おいおいデータ」と思う訳ですが、結局、データの判断が正しかったことが分かる・・。
最後のデータの告白・・人権裁判の時、艦長が私を守ってくれた、だから今回、私がエクソコンプを守ったんです・・というのにハッとさせられる。ピカード達クルーをお手本に、彼はどんどん、人間らしくなっていく・・そしてその「人間らしさ」は、ある意味本当の人間(の狭量さ)をしのぐ、なんというか、グローバル?なものになってきてるというか。
仲間・・同じ、「生命をもった機械」に出会いたいと願うデータ・・。どれだけ大勢の人間の友達がいて、信頼し信頼されていても、それでもやはり、「孤独」なのか・・そりゃそうだよなぁ・・と(ラルが元気でいてくれたらねぇ・・) とりあえず、お兄ちゃんはハナから無視なのね(笑)
原題はSchisms。
髪ボッサボサのライカーが、いつものダンディな彼らしからぬ・・たまにはこういう隙だらけ(?)なのもかわいくていいような(本人、寝不足で機嫌最悪な訳ですけど・・)
クルーが、寝てる間に(←データは、寝ないので起きたままでしたが)異星人?に拉致られてた訳ですが、ウォーフが、たまたま夜中にトイレに起きたアレキサンダーに、ベッドにいないのを発見され「父さん、カウンセラーのところに夜這いに・・?」と変な誤解をされてたらかわいそうだなぁ・・と余計なお世話ながら心配(←いや、アレキサンダーそんなこと考えへんし)
あの、異星人のルックスも、拘束具付きベッドもベリー不気味で、なんかいまいちスタトレらしからぬ感じのする話でしたね。単に「怖い」「不気味」なだけで、エモーショナルな部分にうったえかけてくる要素にかける話というか。
まぁ、データのケッサクな詩が聞けるからいいか・・。聞くとどうしても「動物のお医者さん」の、ハムテルの犬に関する作文(?)を思い出します・・「犬の口は、ゴムパッキンでできている」・・。
原題はThe Next Phase。
むこうには見えて(聞こえて)ないのに、艦長室に入ったら律儀にピカードに挨拶するジョーディーが・・(笑)
ローとロミュランのどたばたおいかけっこ・・バスタオル巻いた女性→腕立て中のムキムキマン(9割の確率で彼は保安部員のような・・)→カップル(夫婦?)の食卓・・(笑) 直後、現れたジョーディーがローのピンチを救う・・ロミュランをぶっとばすのがかっこよかったです。
しかし、これってばジョーディーがはじめて直接その手で人殺した・・ってことですよね。正当防衛とはいえ。あの、宇宙の果てまですっとんでいく(何物ともぶつかれない状態になっている以上)ロミュランの姿は、一作目の「エイリアン」のようでしたね・・。
見えて(聞こえて)ないライカーにたびたびつっかかるローがかわいい・・葬式のシーンで、(無害とはいえ)ライカーの頭に向けてビームぶっ放すのとか(笑)
原題はI, Borg。
最後、エンタープライズに残りたいと思いつつも、友人であるジョーディーを守るために集合体に戻ることを選んだブルーに、「考え直してもいいんだぜ?」と言うジョーディーが、男らしくてかっこよく感じました。
勿論、彼一人の問題ではない・・ブルーが残れば、艦全体を危険にさらすことになってしまう訳ですが。それでも、友達ならゆわざるを得ない「ひとこと」ってあるじゃないですか。ジョーディー・・いい奴だよな・・今更ながらしみじみ。
原題はThe Perfect Mate。
この話は見返したくて楽しみにしてました。今見返すと、一瞬ピカードがカマラと一線を越えていないふうにも受け取れて、「えぇ?結局ヤッたん?ヤッてへんの?」(←下衆)と、慌ててビデオを巻き戻した次第。
やはり、カマラが「あなたと結ばれて」ってゆってますし、人様の感想読んでも、2人が一線を越えたことは間違いない模様。←せめてキスシーンぐらい挿入して下さいよ。
カークだったら、この状況で「ヤッてない訳がないでしょう!!」と断言出来る(笑)のですが、ピカードの場合、はたして一線を越えたのか越えなかったのか、分かり難い・・もうちょっとはっきり、分かり易いシーンをいれて欲しかったような。
今見返してもやはり、貨物室に見張りを立たせてないのはおかしい・・それをいったら話が始まらない訳ですけど(笑)
カマラの誘惑をなんとかはねのけたものの、すっかり身体に火が点いてしまったライカーが、その後ホロデッキ行って一体どんなホログラムで遊んだのかが、気になるんですが・・(笑)
カマラと結ばれた直後(らしい)、彼女の結婚式当日の朝、ビバリーただ一人だけに自分の本当の気持ちを打ち明ける時の、伏せ目ピカードがキュート・・かわいいです。
で、見終わってから調べて知ってビックリしたのですが、カマラ演じてたのって、映画X-MENシリーズのジーン・グレイ役の人だったんですね~。全然気付きませんでした・・ってか、今もって実感がわかない・・本当におんなじ人ですか?という感じ。
あと、画像検索して気付いたのですが、Kamala・・プロレスラーのカマラ(初代ジャイアント・キマラ)とまったく同じ綴りな訳で、知ってしまうとあの美貌を思い浮かべても、同時にウガンダの大魔神も浮かんできてなんだか萎える(?)というか・・(どうでもいい話ですが・・)
原題はCost of Living。
前に見て、既に感想書いてる話は再度書いてなかったんですが、今見直して新しく感じたことがあれば2回目と明記して書いていこうかと。TNGもだいぶ、前に見てる話が多くなって、1回しか書かないことにすると此処の更新ペース落ちて、まめに足を運んで下さってる方に悪いですし。
初回・・5年前の感想へは、トラックバックでとべるようにしてありますので、そちらもよろしければどうぞ。今後2回目感想は皆、そのようにして初回感想と繋げておきます。
で、今見直して・・の感想な訳ですが。とにかく「ラクサナの結婚」という邦題からしてお分かりのように、彼女の再婚話の印象が強く、そっちはよく覚えていたんですが、もう一方の話の筋・・寄生生命体に艦を「喰われる」という方は、次姉ともどもすっかり忘れていました・・。さすがラクサナというべきか(笑)
そういう意味では、あまり2つの筋が噛み合っていない話ですね、これは。まぁラクサナの筋が面白いからいいですけど。「妥協」なんて、彼女に一番似合わない言葉を口にするラクサナ。老いとはここまで人を弱くさせるのね・・。
艦を喰われる事態の、発覚したきっかけ・・フードディスペンサーの故障を受けてのデータとジョーディーの調査のシーン、ジョーディーが、「苦情が○○件きてるんだぜ」というくだりで、匿名で「あほジョーディー」とか「ポツコツデータ」とか、感情的な苦情があったら(笑)・・と、ふと冗談で思ったり。
仮にも連邦最新鋭艦に乗るクルーが、そんなことする訳ないですけど。だいいち、艦で1、2を争う技術面のエキスパートコンビにそんな苦情だしたら、あらゆる手段を使って発言者を特定されそうですし(笑)
原題はThe Game。
ライカーが原因でエライ目に遭うエンタープライズ。始末書どころか下手したら懲戒免職モノのような気もするんですが・・(クビにするには惜しい人材とはいえ)
それにしても、同じ、ライサがらみで悪意を持った敵性異星人に狙われるにしても、「美女の色仕掛け・・しかもどう見てもやるべきことは済ませている」ライカーと、「ウォーバードで問答無用に拉致られ、しかも拷問を受けさせられる」ジョーディー(「裏切りの序曲」)・・この差は一体何なんですか(哀)という感じ。
ジョーディーにも、色仕掛けで接触してあげて下さい(泣)敵性異星人さん←でも、そうしたら「副長じゃあるまいし、俺がそんなにモテる訳がない・・この女の目的は何だ?」とか、彼も疑うかも。
やはり、相手の特性にあった手をそれぞれ、考えてる訳ですな~。敵性異星人さんは。
無理やり目を開けさせられるウェスリーは絵ヅラ的にちょっと怖いですけど(←役者さんも大変)、やはり一番怖いのはピカードがゲームに興じる姿ですよね・・。
スン博士も、データのスイッチをもうちょっと切られ難いところ(例:お股の間、肛門付近・・等々)に作る訳にはいかなかったんでしょうかね(テレビのコード的に無理ですけども(笑))
ハッ!そういえばデータに肛門ってあるんでしょうか・・?「(人間と)違うところの方が少ない」と聞いたような気がしますから、ありそうな気はしますが(毛穴あるんですし、ありますよね、多分)
新しく着任したローにベイジョーの耳飾着用を許さないライカーですが、しかしそれをゆうならウォーフの「たすき」はどないやねん・・とツッコんだ方も大勢いらっしゃるのでは?
先走っちゃう提督はヤな感じ~・・他の方の感想でも見かけましたが、たしかにちょっと、過ちを犯す提督、多いですよね。高い地位の者がそうそう失敗しててスターフリート大丈夫?まぁ、現場の、現役の人間感覚からすると「分かっていない困ったちゃん」ということで、往々にしていろいろしでかす・・としたもんなのかもしれませんが。
「故郷をなくしたもの同士」という共感からなのか、誰ともうちとけようとはしないローと見事、友達になってみせるガイナンはさすがというか。
単に目の前で父親を殺されただけでなく、その命乞いする姿に軽蔑をおぼえた・・肉体的にも精神的にも、二重の意味で「父」を少女時代に喪失したローが哀れ。
彼女が軍法会議にかけられた事件・・いったい彼女にどれほどの責任があったのか(←私が聞き逃しただけで、説明あったかもしれませんが)・・一切弁明はしなかったとのことで、もしかすると本当は、彼女には責任はなかったのかも・・ちゃんと弁明していれば、無罪になった可能性もあったのかもしれません。しかし、仲間が死んだことに自責の念を感じ、自分自身に弁明することを許さなかったのかも。
真相は分からない・・彼女にはやはり責任があって、独房での生活も、エンタープライズで当初、よそよそしくされるのも仕方がないことという可能性も勿論ある・・ピカードが最後、「優秀なクルーになれる可能性がある」と認めた彼女なんですから、前者のような・・というか、前者であって欲しいと思いますが。
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